春節休暇も終わり、日曜だけど今日からやっちゃんは出勤。
さて、私は1日どうしよう。
そろそろ休みモードから生活モードに切り替えないといけないので、今日は周辺の買い物事情でもチェックしに出かけようかな。
・・・と思ったけど。
マイナス6度、寒いがな。
でもでも、出かけるなら早いに越したことがないのです。
なぜか? それは今の北京は、時間が経つほど空気がばっちくなるからです。
出かける前にチェックするのがこちら。
北京の空気汚染度合いを教えてくれるスマホ向けのアプリ。
今日の10:00前はまだまだ良好、問題なしだけど、たとえば昨日の午後3時台では。
えらいこっちゃ。
『不健康』『屋外の活動はやめときなはれ』『マスクは忘れずにね』と警告してくれてました。
ちなみにその時の光景は。
なんとなく白い・・・。
でもこんなのまだまだ甘っちょろいらしく、ここ30日のグラフを見てみると。
『有毒害』って、あんた・・・。
・・・と、前置きが長くなりましたが、そんなわけでとっとと出かけました。
まず向かったのがこちら。
『雅秀服飾市場』。
帽子が欲しかったんだけど、なぜか品ぞろえが少なく、値切り交渉も面倒くさかったのでそそくさと退散。
中の様子はまた別の機会に紹介します。
次に向かったのが、この近くに最近オープンしたイトーヨーカドー。
そこで、ハッと気づいたら。
ワインの試飲してた。
そして。
気づいたらワイン買ってた。 おまけにエノテカの会員にもなってた。
このエノテカショップには日本人のソムリエさんがいらっしゃるので、通ってしまいそうな自分が怖い。
さて、ヨーカドーを出て三里屯路をずんずん北へ。
ワインが重い。 歩くたびにぴっちゃんぴっちゃん音がして、保存状態もくそもない状態になってしまった。
途中の川はやっぱりガチガチに凍っていて、遠くに見えるあの赤いのはなんじゃ?
氷の下からでっかい赤いほうきが突出してるようにも見えるが、真相は不明。
これは次回の宿題にしよう。
スケート禁止はともかく、このきっちゃない川で泳ごうと思う感覚がようわからん。
さて、てくてく歩くこと約30分。 目的地に着きました。
看板には『三源里』とあるけど、通称は『新源里市場』。
前回の北京滞在時もお世話になった市場です。
中は小さなお店がずらり。 以前よりずっと小綺麗になってるじゃないかっ!
ここに来ると食材は何でも手に入るのだけど。
たぶんお肉は買わないと思う。
ちなみに、これだけでろ~んとお肉が垂れ下がっていても、何の臭さもないんですね~。
聞くところによると、かなり新鮮だとか。
(だからと言って買う勇気があるかと言われれば、それはまた別の問題)
こちらは冷凍されたお魚。 綺麗にずらりと整列していて実にお行儀がいい。
ここでお魚をゲットしている日本人もいるそうなので、胃腸が北京モードに慣れたら買ってみよう。
お野菜も新鮮そのもの。
もちろん農薬の問題はあるから、下ごしらえはちゃ~んとね!
今日の目的は果物です。
どこのお店のものも美味しそうだけど、今日は。
こちらのおばちゃんと猛烈に目が合ってしまったので、このお店に決定。
味見させてもらった果物はどれも甘くてもりもり食べたくなるものばかりだけど、とりあえず。
ビギナーなのでバナナとミカン。
このミカンがまた甘い! 小さいくせに甘い!!
さて、この日のもう一つの目的は。
煎餅だ!
真剣と書いてマジ、煎餅と書いて“ジェンビン”と読み、北京の甘くないクレープのようなもの。
どこかで「新源里市場の向かいにあるスーパー“京客隆”の中の煎餅はうまい!」と読んだので、ちょうどお昼時だったから行ってきました。
いかんせん初めてなので、注文の仕方、お金の払い方など、な~んにもわからん。
前に並んでた人の動きをガン見、ふむふむ、生地は5種類から選べるんやな、トッピングは・・・と、緊張しながら待つこと数分。
店のおばちゃんが私に向かってあごをしゃくったのが合図だ。
さあ、大きな声で!
「純緑豆!」
緊張した割にはひとことで無事、注文終了。(緑豆の生地で!という意味)
焼きあがったらパリッパリの春巻きの皮みたいなんをまず乗せて、それから更にネギやら味噌やらつけたりのせたり、ああ、忙しい。
・・・って見てるだけだけど。
これで1個5元。(60円くらい)
中身は何層にもなっていて、ぱりっぱり、アツアツ、めっちゃ美味しいっ!!!
・・・と感動したその時、すぐ傍をすれ違った兄ちゃん。
えらい強烈なニオイ発してる人やなぁと思ったら。
臭かったのは、私が食べてた煎餅の中の香菜(シャンツァイ)やった。
トッピングの際に「シャンツァイのけて」とか「辛い味噌はいらんわ」と言えば外してくれるので、苦手なあなたも大丈夫。
ボリュームたっぷりの煎餅をもぐもぐ食べ歩きしながら、トータル約3時間の北京散歩は無事終了~。
空気が汚くなる前に帰りましょ。
<今日の素朴な疑問>
この広告は、ウケ狙いか、それとも真剣か?
牛乳のひげの彼女。それでいいんか?