昨日の日記で紹介しましたカフェ&本屋さん『kubrick』。
不思議なビルが立ち並ぶエリア『当代MOMA』内の1階にあります。
MOMAと言ってもニューヨーク近代美術館(MoMA)とは関係ありません。
が、この中には映画館もあるらしく、調べてみたらこれまたこだわりありそうな映画を上映しているので、アート関係の空間なのかもしれません。
(見たところマンションもありそうな感じ・・・)
こ~んな開放的な空間に、テーブルとイスがちょこんと。
なんのスペースなんやろ?
さて、エリアの中心には蓮の花が咲く池があるのですが、そこでは。
おばちゃんと鳥たちがたわむれていた。
マイ椅子まで持参とは、おばちゃん、やる気満々やん。
おばちゃんにごはんをもらって、白いのも茶っこいのも大満足。
「さっきの、美味しかったな~」
・・・とか言ってるのかもしれないけれど、そんな風にのんきにしていられるのも今のうちだぞ。
というのも、その直後。
白い鳥が、欧米人のちびっこに追いかけられて、路上を走ってた。
最後は池の中にどぼん!
ちびっこの手から無事逃れたのでした。 よかったな、白い鳥。
さて、そんな微笑ましい空間にある本屋さん、それが。
『kubrick』。
本拠地は香港だとか。
静かに音楽が流れる空間。
アートや映画関連の本はもちろん、各国の小説などの中国語版も並んでいます。
日本の作品では、当然ながら村上春樹がずら~っと。
それ以外では、夏目漱石、三島由紀夫、江戸川乱歩などから吉本ばななとか・・・。
映画関連では小津監督の本と一緒に北野武の本が並んでいました。
一目で気に入ってしまったこの本屋さん。
隣接するカフェではwi-fiはもちろんOK。
いつまでもまったりできそう。
家からわりと近いので、北京の喧騒から距離を置きたいときにはふらりと来てしまいそう。
・・・というか、今日、さっそく行ってしまった。
そんなに喧騒から離れたいのか!?
いやいや、そういうわけではないんだけど。
例の雑誌『知日 猫』を、猫好きの中国人友達にプレゼントすべく、またまた買いに行ったのでした。
すると日曜日だったからか、このエリアの最寄りの交差点では、なんといきなりの青空ガラクタ市みたいなのが開催中。どうみても近所の人が家の中のいらんものを持ち寄って、勝手に開催している風。
しかも普通の道路を占拠して・・・。
・・・いいのか?
そんなびっくり北京において、このカフェはやっぱりほっと安らげる場所かも。