今朝起きて窓の外を見たら、一瞬雲の中にいるのかと思ってしまいました。
空気真っ白。
雲の上~とかメルヘンなこと言ってる場合ではなく、絶賛大気汚染中の北京の朝です。
ちなみにこんな光景にもかかわらず天気予報は『晴れ』。
太陽はどこやねん! 太陽を出せ! 太陽を!(残念ながら汚染に埋もれてます・・・)
・・・とまあ、しょっぱなから残念ネタだったので今日はこの路線で。
北京の歩道はたいてい、
こんな風に木が植えられているスペースがあるのだけど、私、絶対この写真の人達みたいに腰かけたりしません。
だって・・・。
ここは、お子ちゃまたちのトイレスポットなんやもんっ!!!
以前もご紹介しましたある地下鉄駅の銅像でわかるように、
今でも小っちゃい子のパンツはぱかっと割れていて、どこでもトイレOK状態になってます。
ちなみに、ぱかっと割れてないぱんちゅでも、さくっと下ろしていつでもどこでもトイレタ~イム!
いやぁ、便利便利。
・・・なのは、その親子だけ。それを目にするこちらの身にもなってほしい。
(とは言え北京の人々は、その光景を当たり前のものと受け止めています。その平常心、私にもわけてくれ)
こういう残念トイレシーンはたいてい、こういう土のある所とか、マンホールの上とか、排水溝とかで目撃されます。 なので。
地面に不自然な液体の跡があれば、絶対に近寄らない。
これ、私の中の鉄則です。
まあ、6年前に滞在していた時は、建物、たとえば空港などでも平気でトイレタイムが始まり、当たり前のようにそれをモップで拭く清掃員がいたし(もちろんそのモップで掃除は続けられるのだった)、さらに驚愕だったのは、日本→北京のJAL機内でなぜか、
子供が赤い洗面器に用を足していた。
すぐそこにあるやろ、トイレ!
そもそもなんで赤い洗面器を持ち歩いているのかが疑問。
それを手渡されたJAL添乗員さんの表情、忘れられません・・・。
こういう思い出(?)に比べたら今の北京はずっとマシと考えるべきか???
ところで昨年秋。
北京では『北京精神』というのが制定されました。
街中のあっちこっちで目にするこのスローガンなのだけど、この4項目うんぬんよりも「トイレはトイレで!」っていうのを是非とも入れてほしい。
ちなみに、天安門広場の大きな掲示板にも北京精神がど~ん!
なかでも。
『愛国』は北京精神の中核をなすようです。
そんな『北京精神』ですが市民の間からは、「北京精神といえば、“渋滞”“多すぎる役人”“砂埃”“だらだらおしゃべり”やろ」みたいな冷めた意見が出てるとか。
誰でもいいから、「どこでもトイレは絶対ダメ!」という熱い意見を出してください。 いやいやほんま、よろしくお願いします。
にゃおはんは、ちゃ~んとトイレを使える良い子。