朝晩ぐっと冷え込んできた北京。
昨日の朝は。
ぶるるっ!
秋すっとばして、冬かいっ!?
でも、空気が冷えてきれいだと。
もれなく美しい朝がやってくるのです。
そんな冷え込んできた北京なので、暖かくして出かけましょう。
コート着て、念のため手袋して、バスに乗り込んだら。
隣りの女の子が。
ほっかほかのトウモロコシ、がっついてた。
白い湯気がほわほわ~・・・。
あま~い香りがふわふわ~・・・。
一方、通路を挟んで反対側の座席に座ってたおばちゃん。
ふとおばちゃんの足元に目をやると、ん? それは、ニューバランスのスニーカー??
我が家にもあるのですが。
“N”が目を引く、スニーカー。
・・・かと思いきや、よ~く見たら。
“N” が 逆やった。
・・・って、假的(“じゃーだ” = ニセモノの意)かいっ!!
でもまあ、ここまではっきりニセモノとわかる物ならお咎めなしか。
さて、そのおばちゃんの隣りには小さい男の子が座っていて、さらにその前には男の子のお母さん。
ちょうどバスの窓から見えたもの、それは。
北京・望京エリアにあるドデカパンダ像。
男の子のお母さんが一生懸命その子に
「ほら、ほら! パンダさんだよ!」
と窓の外を指さし、それを目にした男の子も
「うわ~! パンダさん~!!!」
と大喜び。
・・・てな、微笑ましい光景が繰り広げられたその、次の瞬間。
例の“えせ・ニューバランスおばちゃん”が一言。
「あれ、 假的 (ニセもん)」
固まる親子。
気まずい空気。
・・・・・いやいや、わかってるし。
あんな巨大パンダ、作りもんってわかってるし。
・・・ていうか、おばちゃん。
ニセもんは、あんた (の靴)やろ!!!