前回のつづき。
前門界隈の胡同さんぽ。 これには目的がありまして。
北京市西城区煤市街楊梅竹斜街39号
胡同(古い街並み)にひっそりとたたずむお店。
お店の外ですでにコーヒーの香ばしいかほりが・・・。
お店に入ると挨拶からしてなぜかすべて英語。
お店の人はどっからどう見ても中国人なんですけど・・・。
さて、1階で注文・お会計を済ませて2階へ上がりますと。
なんだかレトロな空間が。
古い建物を改装したらしい、このお店。
店内のひとつひとつに味があって。
なんだかまったり、落ち着く空間。
こんなお水のサービスまで!
テラス席もあるのですが、この日は空気が悪かったので、勇気あるお断り!
窓に面したテーブルで、コーヒーが出来上がるのを待ちましょう。
と、その時。
・・・ん?
んんんっ!?
なんかっ!!!
白いのがこっちに向かって来る~!!!!!
なぜか屋根の上に放置されたベビーベッド(?)が妙に不気味だが、そこは気にしない。
猫さんが屋根の上をおさんぽ中~!!!
どうやらこの屋根。
この界隈の猫さんのお散歩コースになっているようで、他のにゃんこもここをてくてく・・・。
いやぁ、いい席ゲットしましたわ。
いっぽう、テラス席をぼんやり見ていると。
向かい側にもにゃんこが!!!
見えにくいのですが、向こうの家のベランダのはしっこ。 『楽』の布のすぐ右上にキジトラさん。
降りたいけど高すぎて降りられないのか、じ~~~~~っと長い間見つめたのちに、もと来た道を戻っていきました。
いやぁ。
店内は落ち着くし、猫はいるし、ここ、素敵カフェやんっ!!!!!
・・・なんて、実は、お店に来るまでかなりビビっていた私たち。
というのも口コミを見ると、やたらサービス面に対する厳しい意見が並んでるし、さらにレシートには。
ずらずら~っとお店からの注意書き。
断りなく写真撮るなとか、店に入るなら注文せよ・・・などそりゃもっともだと思われるものから、
ワレワレを店員と呼ぶな。 バリスタと呼べ。
ホットコーヒーは熱いうちに飲むべし。
など、なかなかのこだわりがずらずらっとね。
で、その肝心の珈琲であります。
特筆すべきはお友達が注文したアイスコーヒー。
・・・初めて飲んだ味でした。
なんというか濃厚、コーヒーというよりリキュールのような味わい。
12時間低温で抽出、めっちゃこだわってまっせ~というアイスコーヒー用のカード。
どんなおっそろしい店主(おそらく女性)がいるのかとビクビクして行ったけど、少なくともこの日のサービスは丁寧でなんの不満もなし。
何をしたら店主の逆鱗に触れるのかわからないけど、コーヒーを愛する人、そしてマナーを守れる人にとっては心地よく過ごせるカフェなのでは??