ちょうど一週間前。
北京は。
雪でした。
・・・って、秋通り越して冬やん。
で、この一週間ず~っと。
空気は悪ぅおます。
そんな残念な空気になる前のおはなし。
2週間ほど前のこと。
北京郊外200キロのところにある、『承徳』という所へ行ってきました。
その、承徳市にありますのが、こちら。
『避暑山荘』
清朝時代の離宮。
めっちゃ広い・・・。
さて、この避暑山荘。
“避暑”と名のつくだけありまして。
寒いっ!!! めっちゃ寒いやんけっ!!!!!
教訓: 避暑地へは夏、行こう!
北京市内よりも数度気温が低く、この日はおそらく0度近い・・・。
ガタガタ震えながらも。
観光、観光!
何と言ってもここは。
世界遺産ですものっ!!!
この避暑山荘、そして周辺のお寺一帯が世界遺産に登録されています。
日が射しているところを歩いているうちに、徐々に体があったまってきました。 ほっ・・・。
なんと美しい・・・。
夏にはこの池一帯に蓮の花が咲くことでしょう。
(すっかり枯れたこの色もまた趣があるけど)
・・・ふと、頭上に気配を感じて見上げたら。
パラグライダー!?
これは・・・個人の趣味で飛んでるんやろか? それともそういうアクティビティなんやろか?
いずれにしても、空から眺める避暑山荘はまた格別やろな~。
・・・と、てくてく歩く私たちの前に現れたのは。
「こんにちは」
猫さんっ!!!
一気にテンションア~~~ップ!
パシャパシャ写真撮りまくってたら、なんと。
いっぱいいる~~~~~。
「おはようさん」
「はい、おはようさん」
朝の挨拶はきびきびと!
基本はみなさん、茶トラ柄。
なかよく日向ぼっこ。
兄弟なのかな? みんなで4匹でした。
さて、避暑山荘内を更にてくてく進みます。
目指すは。
あの、山のてっぺん!
周りのお寺を一望できる、それはそれは素晴らしい絶景ポイントらしい。
・・・んだけど。
道、封鎖されてるんですけど。
なんと、山方面へ向かう道はことごとく通行禁止。 なんでやっ!!!!!
というわけで、傷心の私たちはとぼとぼと・・・。
なんかやたら積み重なってる建物を参拝し、
宿泊もできるというモンゴル式のパオを横目に素通りし、
なんだか鹿がらみのあれやこれやを売ってる怪しげな店を通過し、次なる見どころへと向かったのでした。
ところで。あの4匹の兄弟にゃんこ。
まだ子猫だったのですが、全員どことなく“老け顔”でした。