一時、北京でやたらベジタリアンフードが流行した時期がありました。
その当時から相変わらずの人気をキープしているのがこちら。
『百合素食』
北京市東城区東直門北小街草園胡甲23号
今日は小雨が降る、かな~~~~~り冷え込んだ昼間でしたが、行ってきました。
伝統的な北京の建物 四合院を利用した店内。
雨の降る日だったので、昼間とは言え夜のような雰囲気。
丸テーブルもあり。
MAX16人の会食OKとのことですが、その場合は先ほどの写真の部屋を使うのかな?
このお店に来るのは約1年ぶり。
その間に・・・。
メニューが紙からタブレットに変わっていた・・・。
寒い日だったので、とりあえずあったかい、体を温める系のお茶を。
メニューは変更していましたが、お部屋の雰囲気はほぼ変わらず。
本がずらりと並び、おそらく仏教をベースとした落ち着いた空間。
さて、注文したのは。
ついつい注文してしまう、じゃがいも千切り炒め、お酢風味。
ソーセージに見えますが、ここはベジタリアンフードのお店。
お味も物足りなさがなく、私は結構好きです。
『水煮魚』風のベジタリアンフード。
ちなみに『水煮魚』とは見ての通り唐辛子たっぷりの四川料理。 油で煮たお魚料理なのですが、食べてみると意外にもそれほど脂っこさがないんです。
で、ベジタリアンフードの水煮魚はといいますと・・・。
お魚をお豆腐で工夫してあったのですが、一口でお豆腐と判別!
残念ながらまるでお魚みたい~という感動はなかったものの、辛さなど基本の料理法は水煮魚をなぞっていると思われ、このお料理はこれで美味しくいただきました!
ちなみに、一緒にご飯を注文したのですが。
仏さまへのお供えのような・・・。
さて。
さきほどメニューが紙からタブレットに変更したと書きましたが、実はもう一点変化がありまして、それは。
メニュー名。
こちら。 このたび私たちが注文した内容なのですが、注文した自分たちでも「土豆(じゃがいも)」と「米飯(ごはん)」しかわからへん。
そうなんです。
メニュー名がどれもこれも、仏教に基づいた言葉とか、暮らしに潤いを与える素敵系の熟語とかに変化してまして、例えて言うなら日本のファミレスとかで目にする、
『森のきのこたちのハーモニー』
…的な、そんなネーミングがずらり。
ちなみに、このレシートの最下段 『笑口常開』とは、「いつもニコニコ! 笑顔でね!」みたいなニュアンスです。
そしてそのメニューはといいますと。
こちらのハンバーガー風。
(中身は濃いめの味付けのきのこ。 バンズ部分が香ばしくてうまうま!)
たしかに、ハンバーガー自体のフォルムもそんな感じですし、それをほおばるとつい、笑顔になっちゃいますね。
それではネーミングついでに、最後にこちらをご紹介。
『解憂』
憂いよ、さらば!・・・みたいな感じのこのスペースは、まさかのお手洗いだったのでした。