3月2日。
夜明け前。5:30に起床して向かった先は。
まだ、夜空にうっすら月が見えるこちら。
朝日が美しく見えるという『金鶏峰』そばのスポットへ。
階段が整備されているとはいえ、それなりの高さがあるこの場所。
地上のチケット売り場には、「展望台までの道は結構たいへん! 体力と相談して決めてね。だいたい10分くらいかかります」とのこと。
実際、階段が整備されているとはいえなかなかの上り坂。
到着した時はかなり疲れていました。
展望台にはすでにカメラを抱えたたくさんの人々!
なんとか隙間を見つけて、東の空を眺めると。
あっ!!!
ぐっも~に~ん!!!!!
おはよう! 雲南! おはよう! 羅平!!!
日が射して、少しずつ周りの景色が見えてきました。
・・・ん?
なんか、地上がぼこぼこしてません?
ここ羅平。 カルスト地形(って詳しくは「よぅわからんけど)が特徴の、とにかくぽこぽこ、ぼこぼこ、不思議な光景が目の前に広がっております!
そして、目の前は一面の菜の花畑!
菜の花の絶景を見られるのは一年でたった3週間。
その光景をカメラにおさめるべく。
朝もはよから、立派な一眼抱えた皆さんがずら~っと!
「やれやれ・・・」
無理やり付き合わされた感のあるワンコも、ちらほら。
余談ですが、この写真のベンチに立ってるおっちゃん。
私たちが到着した時にはかなりの人混みだったので、私たちもこのベンチの上で景色を楽しもうか・・・とベンチに昇ろうとしたその瞬間!
「おいおいっ! あんたらまで乗ったらこのベンチ、壊れてまうで! あかんあかん!!!」
おやおや、そうでしたか。
・・・って、このベンチ。
お前のベンチか!!!
ベンチ独り占め野郎のせいでもはや美しい日の出をとらえることができないのか?と思いましたが、結局夫がベストな場所を探してくれたおかげで、ばっちり日の出を見ることができました。
さて、日の出を満喫して地上に降りて来た私たち。
身体も冷えたしお腹もすいた。
・・・と、その時目に飛び込んできたのは!?
なんか、あったかそうなの作ったはる~!!!
銅のお鍋が素敵だ!
雲南名物 米線。 米粉で作った麺です。
お腹を満たした後、次に向かった先は、先ほど見下ろしたカルスト台地の菜の花畑。
どうやらすっかり観光地化されているようで、こんなお店がずら~っと!
おっ!?
雲南のカラフルなお米!
(詳細はまた別途)
菜の花畑で採れる蜂蜜!
こちらも特産。 水タバコ。
このエリアでは、じゃがいもとか小麦をこんがり焼いたものとか、とにかくほっこり良いかおり。
・・・の奥は、お手洗いです。
さて、こんな商業的・出店ロードを超えたその先には。
わぁぁ~!!!!!
カルストの不思議な地形に広がる一面の菜の花畑!
とにかくもう、規模が違う!
そして、その香りの圧倒的なすごさ!
菜の花が集団で私の鼻孔に飛び込んでくる!
見渡す限り、延々と黄色が広がって。
もしかしたらこの世界が延々全て黄色で埋め尽くされているのではないか? そんな気にさえなるほどの一面の菜の花畑。
世界最大規模ともいわれる羅平の菜の花畑ですが、本当に圧巻でした。
お気に入りの一枚。
菜の花畑で一仕事を終えたおばあちゃんと、わんこたち。
世界中どこへ行っても、そこに暮らす人々の素の姿が見られる瞬間がたまらなく大好きです。
・・・素の光景つながりで。
このエリアにあるお手洗い。
一見このように仕切りがある普通のお手洗いに見えますが。
1本の水路があるだけの、なかなかのニーハオトイレでありました。
・・・・気を取り直して、もういちど美しい菜の花畑を!
青空をバックに!
やはり中国は規模が違う!!!
本当に来て良かった~!!!!!