ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「学年ビリのギャルが・・・」「ねじまき片思い」

2015-02-10 22:07:24 | 
「学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」坪田信貴 KADOKAWA
驚いたことが二つあります。一つは、表紙のギャルがモデルで本人ではないこと。こんなかわいいギャルが慶応にと思いましたが、モデルなんですね。きちんと本に明記してありますが・・・。勝手に思い違いをしたのですが、ちょっと、だまされた感があります。
もう一つは、お母様が、娘の塾代百数十万円を払ったこと。慶応大学に合格するとは限らないのに、娘が勉強する喜びを知ったのが嬉しいと大金を払う・・・。ケチな私には、真似できません。
この本を読んだからといって、子どもが慶応大学に行けるわけでもなく、偏差値が上がるわけではないしなあ。本人のやる気と努力ですから・・・。しかし、勉強のやり方などが具体的に書かれてあるので、参考になると思います。
私には、子育てのポイントが心に響いたというか、痛かったというか。
子どもは気持ちを言うのが下手なのでよくよく理由を聞いて、諭す。あぁ、よく聞かないで「なんでハッキリ理由が言えないの!」と怒っていました。
「何回言ったらわかるの?」の答えは500回だそうです。
子どもをほめて育てたかったのですが、ほめることがなくて・・・と思っていましたが、成果ではなくて、その子の存在自体をほめて育てなくてはいけなかったのですね。「あなたがいるだけでうれしい」と。今さら遅いのですが、子どもに申し訳ないことをしたという気持ちで一杯です。ごめんなさい。あかん母でしたが、いい子に育ってくれてありがとう。

「ねじまき片想い」柚木麻子 東京創元社
おもちゃプランナーの宝子は、片思いの彼がおちいるトラブルを次々と解決していく話。楽しく軽く読めます。ラストシーンもステキです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする