『おめでたこぶた その3 サムのおしごと』 アリソン・アトリー作 菅原啓州訳 山脇百合子画 福音館書店
小麦畑のかかしになったり、畑じゅう石ひろいをしたり、ときには身よりのないおばあさんや旅のオルガン弾きのおてつだいもして、こぶたのサムが大活躍。心やさしい人びととサムの交流を温かく描く。
こぶたのサムがとにかくカワイイ。何事にも一生懸命で、健気なのだ。ミリモリマンデーのおはなしのように、出てくる人が皆いい人で温かい。ハッピーエンドなのもいい。サムが周りの人を幸せにしていくのがいい。
「農場ではたらいたサム」では、サムがお手伝いの子の代理で農場で働く。農場のご主人に畑の石ひろいを頼まれたサムは、脚がだるくても、おなかがすいてもがんばって働き続ける。農場のご主人がサムが小さいので忘れていても、怠けず働く。途中で気付いて畑にかけつけたご主人にサムは「ぜんぶ畑の石をひろったよ」と誇らしげに言うのだ。愚痴もこぼさず、幸せな気持ちでいるサムの姿に泣ける。サムはご主人から、お駄賃においしいごちそうとお金と古い懐中時計をもらう。サムが、懐中時計をアナグマのブロックさんにあげるラストも素敵。
これは、私の好きな本になった。おめでたこぶたその1、その2も読もうっと。
小麦畑のかかしになったり、畑じゅう石ひろいをしたり、ときには身よりのないおばあさんや旅のオルガン弾きのおてつだいもして、こぶたのサムが大活躍。心やさしい人びととサムの交流を温かく描く。
こぶたのサムがとにかくカワイイ。何事にも一生懸命で、健気なのだ。ミリモリマンデーのおはなしのように、出てくる人が皆いい人で温かい。ハッピーエンドなのもいい。サムが周りの人を幸せにしていくのがいい。
「農場ではたらいたサム」では、サムがお手伝いの子の代理で農場で働く。農場のご主人に畑の石ひろいを頼まれたサムは、脚がだるくても、おなかがすいてもがんばって働き続ける。農場のご主人がサムが小さいので忘れていても、怠けず働く。途中で気付いて畑にかけつけたご主人にサムは「ぜんぶ畑の石をひろったよ」と誇らしげに言うのだ。愚痴もこぼさず、幸せな気持ちでいるサムの姿に泣ける。サムはご主人から、お駄賃においしいごちそうとお金と古い懐中時計をもらう。サムが、懐中時計をアナグマのブロックさんにあげるラストも素敵。
これは、私の好きな本になった。おめでたこぶたその1、その2も読もうっと。