私は、頭痛持ち。梅雨時など頭痛がひどい。頭が痛いと思ったら、すぐ鎮痛剤を1錠を飲む。我慢すると2錠飲んでも効かなくなるから、早めに飲むようにしている。だから、高山病が心配だった。かかりつけのお医者さんに高山病の予防薬ダイアモックスの処方をお願いするが、できないと言われる。
添乗員さんからは、高山病予防には深呼吸をすること、その時ハッカの飴がスースーして呼吸しやすいこと、水をたくさん飲むこととアドバイスを受ける。そして、高山病は体が高地に順応するための自然の反応であり、気持ちを強く持つことを言われる。
2日目。ぺルーのクスコに着き、少し頭が痛い。みんな頭が痛いと言っているので、そんなものかと思う。クスコからバスに2時間乗り、オリャンタイタンポへ。かなりバスが揺れるので、酔い止めを飲む。しかし、吐いてしまう。その時は、車酔いが理由かと思っていた。
オリャンタイタンポから列車でマチュピチュへ。列車は、大丈夫だった。
3日目は、マチュピチュ遺跡へ。クスコより標高が低いので、しんどくない。そして、列車とバスを乗り継ぎ、再びクスコへ。このときは、なんとか大丈夫であった。
4日目は、クスコから飛行機でボリビアのラパスへ。血中酸素濃度を指先で測ると62。深呼吸をすると数値が90まですぐに上がるので、深呼吸をするように言われる。その晩、寝ていて急に気持ち悪くて目が覚め、嘔吐。食事が合わなかったのかと思っていた。
5日目。ラパスから飛行機でウユニへ。4WDで吐く。現地ガイドさんから、酸素ボンベ吸入をすすめられる。ここで、私は今まで吐いていたのは、高山病が原因だったと初めて知る。酸素を吸うと爪の付け根が紫からピンクへと変わる。車中で酸素を吸い、調子がいいと外に出てウユニ塩湖の絶景を見る。美しい景色を見ると息をのむというか、私は呼吸をするのを忘れてしまうようだ。回りの人から、「深呼吸している?」と言われ、慌てて深呼吸をするということを繰り返す。
食べると吐いてしまうので、食べるのが怖い。食事を泣く泣くキャンセルする。ツアーの時の食事は、いろんな人からいろんな話を聞くことができて、楽しい。しかし、残念だが、しょうがない。子どもだけ行ってもらって、部屋でウィダーインゼリーを吸う。ツアーの中に、内科のお医者様がいて、脳と肺の腫れをとるステロイドを処方してもらい飲む。
酸素マスクをしているのを忘れ、トイレに行こうとして、酸素ボンベを倒してしまう。すると、酸素ボンベが壊れてしまった。現地ガイドさんに応急処置をしてもらう。後日、酸素ボンベを弁償することになる。
6日目。ウユニ塩湖のピクニックランチへ。ずい分長いこと車に乗る。あとで、高山病の私がいるのでここらへんでランチにしようかという話になったが、「酸素ボンベをして、大丈夫だろうから、もっと先へ行こう」となったと聞く。酸素ボンベのおかげで、皆さんに迷惑をかけなくてよかったとホッとする。
酸素ボンベのおかげで、ずい分楽である。私は、深呼吸が下手なようで、子どもに呼吸がうまくできていないと指摘される。途中で美木良介のロングブレスダイエットを思い出し、やってみたら、うまく深呼吸ができたよう。最後の最後になって、やっと深呼吸ができるようになったみたい。
7日目。ラパスの夜景観賞時に急におなかをこわす。夜景観賞の場所のトイレは夜間は鍵がかかっていて、入れない。野良でするのかと思ったが、第一波をなんとかやり過ごし、ホテルまで我慢できた。
ここで、わたしは信じられないミスをおかす。パイナップルジュースやレモネードを飲むのだ。普通、おなかをこわしたり吐いたりするときは、白湯を飲むだろう。しかし、その時の私は、気持ちが悪いのでさっぱりしたものが飲みたかったのだろう。また、少しでも栄養を摂れるようにジュースを選択したのだろう。酸素が足りなかったのか、変な行動をとってしまった。
それから、急におなかをこわす。急にくる。突然にくる。子どものアドバイスでトイレを見たら、とにかく行く。無理やり出しておく。ストッパ下痢止めは、効かない。(下痢の原因が違うからだろうな)とにかくトイレを渡り歩いて帰路についた。
食事が取れず、吐くは下すはなので 体重がさぞかし減っているだろうと期待して体重計に乗る。しかし、体重は2kgしか減っていなかった。どんだけ、体にため込んでいることよ。
帰国して次の日から出勤である。しかし、ペルー・ボリビアに行った場合、出勤前に職場の健康管理室に電話をして健康相談をうけ、OKが出ないと出勤できない。下痢をしていると言うと、今すぐ病院へ行って、再び電話をするように言われる。病院へ行くとA型肝炎が疑われると言われ、血液検査を受ける。そして、下痢止めをもらい、下痢が収まったら出社していいと言われるが、念のため2日間休むように言われる。同僚は「今は比較的暇だからゆっくり休んで」と言ってくれる。思わぬお休み!そして、下痢止めは速攻効いて、楽になる。
翌日、電話で血液検査の結果を聞く。A型肝炎ではないそうだ。「無理して下痢を止めなかったのがよかったのかなあ」と言われる。
衛生状態のよくないところでトイレに行き、その手で乾燥しているのが気になって唇や鼻を触ったのが悪かったのかもしれない。
すぐに元気になり、映画や美術館へ行く。すると、風邪をひいたようで、週末は寝込んでしまった。せきがひどいし、胃がムカムカする。先生に「もう若くないんだから、無理をしないで」と言われる。私の悪い癖で、調子がいいとすぐ調子こいてしまう。
さて、私の高山病の教訓。
●予防薬ダイアモックスは、先生によって処方されたり、されなかったりする。処方されなかった場合は、違う病院を当たってみるのもいいかも。
●深呼吸を上手にする。
●しんどい場合は、酸素ボンベの利用も有効。
●食べられない場合に備えて、ウイダーインゼリーやアクエリアスの粉末を用意しておく。嘔吐する場合、水よりもアクエリアスのほうが飲みやすく、体に優しい気がする。
下痢の教訓
●ウエットティッシュは必携
●唇や鼻を触らない
●トイレがあれば、出なくても、とにかく入って出してみる
そして、何よりも無理をしない。旅行中は楽しいが、あまりはしゃがない。旅行後は疲れているので、ゆっくり休む。
添乗員さんからは、高山病予防には深呼吸をすること、その時ハッカの飴がスースーして呼吸しやすいこと、水をたくさん飲むこととアドバイスを受ける。そして、高山病は体が高地に順応するための自然の反応であり、気持ちを強く持つことを言われる。
2日目。ぺルーのクスコに着き、少し頭が痛い。みんな頭が痛いと言っているので、そんなものかと思う。クスコからバスに2時間乗り、オリャンタイタンポへ。かなりバスが揺れるので、酔い止めを飲む。しかし、吐いてしまう。その時は、車酔いが理由かと思っていた。
オリャンタイタンポから列車でマチュピチュへ。列車は、大丈夫だった。
3日目は、マチュピチュ遺跡へ。クスコより標高が低いので、しんどくない。そして、列車とバスを乗り継ぎ、再びクスコへ。このときは、なんとか大丈夫であった。
4日目は、クスコから飛行機でボリビアのラパスへ。血中酸素濃度を指先で測ると62。深呼吸をすると数値が90まですぐに上がるので、深呼吸をするように言われる。その晩、寝ていて急に気持ち悪くて目が覚め、嘔吐。食事が合わなかったのかと思っていた。
5日目。ラパスから飛行機でウユニへ。4WDで吐く。現地ガイドさんから、酸素ボンベ吸入をすすめられる。ここで、私は今まで吐いていたのは、高山病が原因だったと初めて知る。酸素を吸うと爪の付け根が紫からピンクへと変わる。車中で酸素を吸い、調子がいいと外に出てウユニ塩湖の絶景を見る。美しい景色を見ると息をのむというか、私は呼吸をするのを忘れてしまうようだ。回りの人から、「深呼吸している?」と言われ、慌てて深呼吸をするということを繰り返す。
食べると吐いてしまうので、食べるのが怖い。食事を泣く泣くキャンセルする。ツアーの時の食事は、いろんな人からいろんな話を聞くことができて、楽しい。しかし、残念だが、しょうがない。子どもだけ行ってもらって、部屋でウィダーインゼリーを吸う。ツアーの中に、内科のお医者様がいて、脳と肺の腫れをとるステロイドを処方してもらい飲む。
酸素マスクをしているのを忘れ、トイレに行こうとして、酸素ボンベを倒してしまう。すると、酸素ボンベが壊れてしまった。現地ガイドさんに応急処置をしてもらう。後日、酸素ボンベを弁償することになる。
6日目。ウユニ塩湖のピクニックランチへ。ずい分長いこと車に乗る。あとで、高山病の私がいるのでここらへんでランチにしようかという話になったが、「酸素ボンベをして、大丈夫だろうから、もっと先へ行こう」となったと聞く。酸素ボンベのおかげで、皆さんに迷惑をかけなくてよかったとホッとする。
酸素ボンベのおかげで、ずい分楽である。私は、深呼吸が下手なようで、子どもに呼吸がうまくできていないと指摘される。途中で美木良介のロングブレスダイエットを思い出し、やってみたら、うまく深呼吸ができたよう。最後の最後になって、やっと深呼吸ができるようになったみたい。
7日目。ラパスの夜景観賞時に急におなかをこわす。夜景観賞の場所のトイレは夜間は鍵がかかっていて、入れない。野良でするのかと思ったが、第一波をなんとかやり過ごし、ホテルまで我慢できた。
ここで、わたしは信じられないミスをおかす。パイナップルジュースやレモネードを飲むのだ。普通、おなかをこわしたり吐いたりするときは、白湯を飲むだろう。しかし、その時の私は、気持ちが悪いのでさっぱりしたものが飲みたかったのだろう。また、少しでも栄養を摂れるようにジュースを選択したのだろう。酸素が足りなかったのか、変な行動をとってしまった。
それから、急におなかをこわす。急にくる。突然にくる。子どものアドバイスでトイレを見たら、とにかく行く。無理やり出しておく。ストッパ下痢止めは、効かない。(下痢の原因が違うからだろうな)とにかくトイレを渡り歩いて帰路についた。
食事が取れず、吐くは下すはなので 体重がさぞかし減っているだろうと期待して体重計に乗る。しかし、体重は2kgしか減っていなかった。どんだけ、体にため込んでいることよ。
帰国して次の日から出勤である。しかし、ペルー・ボリビアに行った場合、出勤前に職場の健康管理室に電話をして健康相談をうけ、OKが出ないと出勤できない。下痢をしていると言うと、今すぐ病院へ行って、再び電話をするように言われる。病院へ行くとA型肝炎が疑われると言われ、血液検査を受ける。そして、下痢止めをもらい、下痢が収まったら出社していいと言われるが、念のため2日間休むように言われる。同僚は「今は比較的暇だからゆっくり休んで」と言ってくれる。思わぬお休み!そして、下痢止めは速攻効いて、楽になる。
翌日、電話で血液検査の結果を聞く。A型肝炎ではないそうだ。「無理して下痢を止めなかったのがよかったのかなあ」と言われる。
衛生状態のよくないところでトイレに行き、その手で乾燥しているのが気になって唇や鼻を触ったのが悪かったのかもしれない。
すぐに元気になり、映画や美術館へ行く。すると、風邪をひいたようで、週末は寝込んでしまった。せきがひどいし、胃がムカムカする。先生に「もう若くないんだから、無理をしないで」と言われる。私の悪い癖で、調子がいいとすぐ調子こいてしまう。
さて、私の高山病の教訓。
●予防薬ダイアモックスは、先生によって処方されたり、されなかったりする。処方されなかった場合は、違う病院を当たってみるのもいいかも。
●深呼吸を上手にする。
●しんどい場合は、酸素ボンベの利用も有効。
●食べられない場合に備えて、ウイダーインゼリーやアクエリアスの粉末を用意しておく。嘔吐する場合、水よりもアクエリアスのほうが飲みやすく、体に優しい気がする。
下痢の教訓
●ウエットティッシュは必携
●唇や鼻を触らない
●トイレがあれば、出なくても、とにかく入って出してみる
そして、何よりも無理をしない。旅行中は楽しいが、あまりはしゃがない。旅行後は疲れているので、ゆっくり休む。