今日は、15日。正月飾りをしまい、鏡餅でぜんざいを作る。
最近、カブや大根の煮物をよく作る。カブや大根って体があったまる気がする。
『無差別殺人と精神分析』 片田珠美 新潮社
彼らが殺戮者と化したのはなぜか?秋葉原、池袋、下関、大阪教育大附属池田小、コロンバイン高校、ヴァージニア工科大…犯人たちの生い立ちと肉声を克明に辿っていくと、六つの共通する要因が浮かび上がる。いったい何が無差別殺人という「最後の一線」を越えさせてしまうのか?凶行へと飛躍する“心のメカニズム”を、精神科医が徹底分析。
読みやすく、わかりやすかった。大量殺人の六つの要因だとか、子どもを殺戮者にしないためにはなど。
私は、幼児が持つ「自分はスゴイ」という自己愛的万能感の喪失や断念が大人になることだというのが印象深かった。自分の理想の姿と現実のギャップを埋めるには、理想に近づこうとする努力かあきらめ(身の程を知る)だと。しかし、学校での「人は無限の可能性がある」「誰でもやればできる」という幻想が浸透しているので、自己愛的万能感を抱えたまま成長する人が増えてきているとか。「あなたは、やればできる」と言われ、「今は、やらないからできないだけ」と言って、やらないまま底辺をさまよう人を見たことがあるだけに、なるほどと思った。「無限の可能性はある」し、「やればできる」のだろうが、やらなければ、何も始まらないのだ。
最近、カブや大根の煮物をよく作る。カブや大根って体があったまる気がする。
『無差別殺人と精神分析』 片田珠美 新潮社
彼らが殺戮者と化したのはなぜか?秋葉原、池袋、下関、大阪教育大附属池田小、コロンバイン高校、ヴァージニア工科大…犯人たちの生い立ちと肉声を克明に辿っていくと、六つの共通する要因が浮かび上がる。いったい何が無差別殺人という「最後の一線」を越えさせてしまうのか?凶行へと飛躍する“心のメカニズム”を、精神科医が徹底分析。
読みやすく、わかりやすかった。大量殺人の六つの要因だとか、子どもを殺戮者にしないためにはなど。
私は、幼児が持つ「自分はスゴイ」という自己愛的万能感の喪失や断念が大人になることだというのが印象深かった。自分の理想の姿と現実のギャップを埋めるには、理想に近づこうとする努力かあきらめ(身の程を知る)だと。しかし、学校での「人は無限の可能性がある」「誰でもやればできる」という幻想が浸透しているので、自己愛的万能感を抱えたまま成長する人が増えてきているとか。「あなたは、やればできる」と言われ、「今は、やらないからできないだけ」と言って、やらないまま底辺をさまよう人を見たことがあるだけに、なるほどと思った。「無限の可能性はある」し、「やればできる」のだろうが、やらなければ、何も始まらないのだ。