ささやかな幸せ

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「森村泰昌 ワタシの迷宮劇場」

2022-05-11 13:52:34 | 美術鑑賞
「森村泰昌 ワタシの迷宮劇場」 2022.3.12-6.5 京都市京セラ美術館・新館東山キューブ
<開館時間> 10:00-18:00   <休館日> 月曜日

 名画の登場人物、歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレイトを制作する森村泰昌氏の展覧会。

「M式写真回廊」
 会場には五つの入り口があり、どこから入ってもいい。カーテンに写真が展示してあり、グルグルと巡る。また、あの写真を見たいと思ってもその場所になかなか行きつけず、グルグルと探し回る。探し物が見つからず、同じところを何回も巡って、自分がどこにいるのかわからなくなる。まさに迷宮劇場。
 おじいちゃんが、写真を見て「マレーネ・ディートリッヒそのものや」とつぶやいていたのがおかしかった。


お美しい


気になる


田中敦子さんの電気服を私も着てみたい


仏壇の前のエマニエル夫人?


きゃー。


オスカル~

 

「衣裳の隠れ家」

カーテンの隙間から覗く。妖しい。のぞき見しているような背徳感があるなあ。


ナルニアの本や「ドラえもん」「アラベスク」の漫画が置いてある。なんで?

「夢と記憶の広場」夢と記憶が出会う場所
「30人のワタシ」
映像。「衣裳の隠れ家」の衣裳や本は、ここで使われているものだった。手が常に何かを撫ぜているような動きをしていて、気になる。

ナルニアの『魔術師のおい』


『復活の日』

「化粧するワタシ」もあるが、1時間以上の映像なので、ちらっと見ただけでは、ほとんど変化がない。

「声の劇場」影の顔の声
 時間指定の整理券が必要。中に入ると4畳半の真ん中に香炉があり、いい香りがただよっている。映像があると思っていたら、スポットライトで物を照らしたりするだけで、声のみで物語が進む。鑑賞し終わった後の私の顔は、呆けていたと思う・・・。

 森村ワールドに私は翻弄されっぱなし。幻惑されっぱなし。不思議な世界を堪能して、大満足。

コメント
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