ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『自転しながら公転する』

2022-12-04 14:14:40 | 
 夫の帰りが遅い。12時前になると携帯を鳴らして鳴らして起こし、電車を乗り過ごさないようにさせる。でも、今日は、11時半に帰宅。しかし、遅い晩御飯を食べながら寝てしまう。起こすと風呂に入ろうとする。が、風呂に入ったら湯舟に浸かって寝てしまうので、冬で汗もかかないだろうしとそのまま寝させることにする。また、食卓で寝て起きない。体重の重い夫を抱えると腰を悪くするので、嫌がられようと ひたすら声掛けして寝かせる。夫は高いびき。そして、私は、目が冴えて寝ることができない。結局、5時まで本を読んでしまった。午前5時に眠り、午前9時に起きて洗濯、朝食作り。夫は寝ている・・・。眠いが、最近、歳のせいか昼寝ができない。どうしてくれるんだ、私の睡眠。夫のせいで私の睡眠はめちゃくちゃだ。

『自転しながら公転する』 山本文緒 新潮社
 母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、中卒で回転寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。
 プロローグとエピローグにやられた。よかったよ。
 読みやすい。心情もリアル。なんといっても、逃げないで自分の人生を見つめなおすのがいい。自分の弱さを抱きしめながら。
コメント
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