「風の奏の君へ」
岡山県・美作の緑豊かな山々のふもと。古き良き趣を残す町並みに温泉を携え、お茶処でもあるこの地で、浪人の渓哉(杉野遥亮)は無気力な日々を過ごしていた。一方、家業の茶葉屋「まなか屋」を継いだ兄の淳也は、日本茶の魅力で町を盛り上げようと尽力していた。
かつて野球に捧げた情熱は燃え尽き、勉強にも身が入らずにいたある日、ピアニストの里香(松下奈緒)がコンサートツアーでやって来ることを知った渓哉。里香はかつて兄の淳也(山村隆太)が東京での大学時代に交際していた元恋人だった。
コンサート会場の客席で渓哉が見守る中、舞台上で倒れてしまった里香。療養を兼ねてしばらく美作に滞在することになった里香を、渓哉は自宅の空き部屋に招待する。突然現れた昔の恋人を冷たく突き放す淳也に、「あなたには迷惑はかけない」と告げる里香。こうして少し風変わりな共同生活が始まった。
自然の優しさに囲まれて曲作りに励む里香に、ほのかな恋心を募らせる渓哉だったが。
お友達の母校やふるさとが舞台ということで一緒に見に行く。風景はきれい。だが、不治の病の美人を巡る三角関係。それ以上でもそれ以下でもないかなあ。
印象的なシーン。二人で一生懸命練習したにもかかわらず、茶香服で里香の視線が自分ではなく兄に向いていることを知り、渓哉がわざと負けるところ。ピアノを弾く里香の美しさ。おばあちゃん役の池上季実子。最後、渓哉が都会に行くために一人電車に乗るところ。エンドロールで流れる曲で松下奈緒の透明感あふれる歌声。
岡山県・美作の緑豊かな山々のふもと。古き良き趣を残す町並みに温泉を携え、お茶処でもあるこの地で、浪人の渓哉(杉野遥亮)は無気力な日々を過ごしていた。一方、家業の茶葉屋「まなか屋」を継いだ兄の淳也は、日本茶の魅力で町を盛り上げようと尽力していた。
かつて野球に捧げた情熱は燃え尽き、勉強にも身が入らずにいたある日、ピアニストの里香(松下奈緒)がコンサートツアーでやって来ることを知った渓哉。里香はかつて兄の淳也(山村隆太)が東京での大学時代に交際していた元恋人だった。
コンサート会場の客席で渓哉が見守る中、舞台上で倒れてしまった里香。療養を兼ねてしばらく美作に滞在することになった里香を、渓哉は自宅の空き部屋に招待する。突然現れた昔の恋人を冷たく突き放す淳也に、「あなたには迷惑はかけない」と告げる里香。こうして少し風変わりな共同生活が始まった。
自然の優しさに囲まれて曲作りに励む里香に、ほのかな恋心を募らせる渓哉だったが。
お友達の母校やふるさとが舞台ということで一緒に見に行く。風景はきれい。だが、不治の病の美人を巡る三角関係。それ以上でもそれ以下でもないかなあ。
印象的なシーン。二人で一生懸命練習したにもかかわらず、茶香服で里香の視線が自分ではなく兄に向いていることを知り、渓哉がわざと負けるところ。ピアノを弾く里香の美しさ。おばあちゃん役の池上季実子。最後、渓哉が都会に行くために一人電車に乗るところ。エンドロールで流れる曲で松下奈緒の透明感あふれる歌声。
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