ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

詩集『ライラックの枝のクロウタドリ』を楽しむ会

2015-10-19 16:39:01 | 
16日(金)に間崎ルリ子先生の講演会「詩集『ライラックの枝のクロウタドリ』を楽しむ会」に行ってきた。
『児童文学論』(リリアン・スミス 石井桃子ほか訳 岩波書店)『つばさの贈り物』(アニタ・ダフ著 大江栄子ほか訳 京都修学社)などから豊富に引用され、『詩集 孔雀のパイ』(ウォルター・デ・ラ・メア 間崎ルリ子訳 瑞雲舎)『ある子どもの紙の庭で』(ロバート・ルイス・スティヴンソン 間崎ルリ子訳 瑞雲舎)の詩と『詩集 ライラックの枝のクロウタドリ』(ジェイムズ・リーヴズ 間崎ルリ子訳 こぐま社)の詩と比較したりと濃い内容だった。
そして、間崎先生は、『ライラックの枝のクロウタドリ』などから詩を30編近く口ずさんでくださった。
詩というと、意味がさっぱりわからない、難解というイメージがある。先生は、意味はさておいてリズムなど耳から楽しめばいいとおっしゃる。少しハードルが下がる気がする。
自分が詩を読むときは、理解してもらおうとゆっくりと読む、しかし、先生はテンポよく、緩急自在に言葉にのせられる。先生のお人柄もあると思うのだが、くすりとしたり、くすくす笑ってしまうこともある。詩で ですよ!
先生に詩を読んでいただくと、詩はいいなと思う。楽しいと思う。
最後に先生の「ライラックの枝のクロウタドリ」を聞いていて、思わず涙ぐんでしまった。クロウタドリの「幸いあれ!幸いあれ!」という祈りがいつまでも私の心の中で響いている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

醍醐寺

2015-10-18 20:24:07 | 美術鑑賞
醍醐寺に行ってきた。
春にNHK「桜満開!星満天!記憶に残る宇宙絶景」の番組で、横山くんが中継をしたところ。でも、実際にどこから中継したのかはよくわからなかった。残念。

「三宝院庭園呈茶・茶室 松月亭特別見学」を予約していたので三宝院へ。
茶室 松月亭見学が枕流亭に変更になっていた。残念。
https://www.daigoji.or.jp/garan/sanboin_detail.html
勅使の間からは唐門が見える。朝廷の使いが唐門から直接、勅使の間へ来たらしい。
いつもは非公開の純浄観にてお庭を見ながらお茶をいただく。純浄観は、豊臣秀吉が槍山で花見をした時の建物を移築したとされるもので、重要文化財。浜田泰介さんの襖絵は、秋の紅葉と春の桜。美しい。
苔の美しい庭を通って枕流亭へ。ハイヒールを履いていたので、なるべく石の上を通るが、石がないところは苔を傷めないように爪先立ちで通る。苔のふかふかした柔らかさが靴を通して伝わってくる。普通、お茶室はにじり口といって、背をかがめて入る。しかし、枕流亭は、貴人が入るので、入り口が背をかがまず入れる作りになっている。棕櫚が柱に使われているのが珍しい。
枕流亭から、純浄観の外観が見える。屋根はすすきと茅の両方で葺いているとか。庭にある苔のいっぱいのった橋が池に移りこんで美しい。藤戸石も枕流亭から見ると苔むしている。非公開の場所から見る風景はお宝だ。
本堂には快慶作の弥勒菩薩がある。うす暗いのでよくわからないが、とにかく参拝。
お庭の枯山水では、賀茂川の流れを表しているそうだ。ここの庭は石マニアにとっては、垂涎のお庭らしい。
10時半からたっぷりと案内していただき、出たのは12時過ぎ。

雨月茶屋で予約していた一日限定30膳の一味膳(3,564円 三宝院拝観券付き)をいただく。たけのこのお寿司などちょっとずつ、いろいろなおかずがあってうれしい。

霊宝館へ。重文の俵屋宗達の「扇面貼交屏風」「芦鴨図衝立」を見る。人が少なくてゆっくり見られる。「芦鴨図衝立」は、鴨の体が薄くて見えにくかった。国宝の薬師如来もある。仏像棟は、仏像が間近に見られるので、よかった。千手観音の裏側・腕の付け根の部分とかも見られる。

国宝 唐門
国宝 五重塔

お土産に醍醐水を買う。上醍醐の湧水をつめたもの。家に帰ってから、醍醐水でお茶を淹れ家族で飲む。醍醐水を飲むと体が清められた気がする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ありえへん∞」「月曜から夜更かし」から私が知らなかったこと、「へえ~」と思ったこと

2015-10-17 17:49:54 | 関ジャニ∞
「ありえへん∞」10/13放送
最近、「ありえへん」がおもしろいと思って結構見ている。ワイプの安くんがかっこいい。
<大の大人が答えられない!意表をつく疑問>
このシリーズが大好き。いやあ、この疑問には、なかなか答えられない。私がわかったのは、Q8,10,12,13のみだった。
Q1.無料コインロッカーなのに、わざわざ100円玉を入れるのはなぜ?
A.一人でたくさんのロッカーを使わせないため byコインロッカーの最大手メーカー アルファーロッカーシステム 赤司浩也係長
無料コインロッカーの使用は一人ひとつが暗黙のルール。しかし、マナーの悪い客が一人で何個もロッカーを使うことがあった。そこで、昭和48年に考案されたのが100円玉返却システム。小銭を用意するのがめんどくさいのでマナー違反が減った。

Q2.図工の時間で使ったノリは、何の原料で作っている?
A.タピオカ(キャッサバをでんぷん状にしたもの) byヤマト糊を製造するメーカー ヤマト㈱ 取締役 秋吉珠元さん
手先で直接使うノリであり、知育のため幼児が多く使うため、誤って幼児が口に入れても安心なように。創業当時の1899年は、米を原料にしていたが、戦時中、政府の規制で米など食料となるのででんぷんが使えなくなる。小麦を使うが、小麦はアレルギーを起こす可能性があり、オイルショックで原料を見直し、昭和58年にタピオカ糊が誕生した。

Q3.ドライヤーの冷風って何のためにあるの?
A.温風で髪を乾かした後、仕上げに冷風でツヤを出すため by美容室のドライヤーシェア№1 テスコム電機㈱ 商品戦略マーケティング課 森下友花子係長
髪はキューティクルという、うろこ状の細胞に包まれており、蛋白質などの髪の栄養分を守っている。髪の毛が濡れたり、温まった状態になると、キューティクルが開いて髪の栄養分が逃げ、パサつきの原因となる。ある程度乾いたら、冷風で開いたキューティクルを引き締め、ツヤを出す。
これは、実践しよう。冷風は、暑い時にドライヤーを使ったり、カーラーで巻いた後、冷風でカールを取れにくくセットするためにあると思っていた。

Q4.インスタントコーヒーの粉はどうやって作っている?
A.豆からいれたコーヒーを30mの高さから落下させてパウダー状にする byコーヒーの大手メーカー 味の素ゼネラルフーズ 広報部参事 豊崎靖次さん
原材料がコーヒー豆100%でないとインスタントコーヒーと呼ぶことができない。コーヒー豆からいれたコーヒーを高さ30mの建物の中を落下させ(実際に落下する距離は12m)熱風をあて水分を一瞬で蒸発乾燥させる

Q5.納豆はネバネバしているのに、どうやってパックに詰めている?
A.発酵する前の納豆をパックつめし、パックしてから発酵させる by水戸納豆メーカー だるま食品㈱ 代表取締役 高野正巳さん
ネバネバする前に納豆をパックつめにし、パックの中でネバネバになる

Q6.週休2日は毎週2日休みがあるわけではない?
A.一ヶ月のうちに、2日間休みのある週が一回以上あるという意味 by労働問題に詳しい 日本労働組合総連合会 副事務局長 尾野秀明さん
昭和40年頃は、週休1日が基本だったが、労働条件の改善により月に1回週2日休みになる月1週休2日、月に2回週2日休みになる隔週休2日が出てきた。「隔週」の「隔」や「月1」を省略し、すべて週休2日と表現されるようになった。毎週2日休みになるのは完全週休2日という。

Q7.シンクロ選手の髪の毛が乱れないのはナゼ?
A.ゼリーを作るゼラチンを使っているから by北京五輪シンクロ日本代表 青木愛さん
ゼラチンは冷やすと固まり、温めると溶ける性質がある。水温の低いプールでは、髪の毛が固まり乱れず、競技後温かいシャワーをかければ、ゼラチンが溶ける。

Q8.東京特許許可局は何をしている所?
A.東京特許許可局は存在しない by霞ヶ関にある経済産業省の外局 特許庁 総務部総務課広報室長 草野顕子さん
1934年 NHKのアナウンサー採用試験で早口言葉の試験問題として考案され、テレビなどで紹介されて浸透した。

Q9.ウインナーが2袋セットで売られているのはナゼ?
A.お客様に常にフレッシュな状態で召し上がっていただきたいので、あえて2袋セットで販売 byハム・ウインナーの大手メーカー プリマハム茨城工場 品質管理課 下村亜弥さん
ウインナーの袋づめは、ウインナーと一緒に窒素ガスを入れて袋をパンパンに膨らませる。これには、ウインナーが酸化するのを防ぎ、鮮度とおいしさを保つ効果がある。しかし、袋を開けると効果がなくなる。そこで、一袋に入れるのは1回で食べきれる量に、また、「少しずつ使いたい」「でも、量がほしい」というお客様の要望から工場で2袋セットにして出荷している

Q10.トローチに穴があいているのはナゼ?
A.喉に詰まった時に、呼吸ができるようにするため byトローチの「ルル」でおなじみ 第一三共ヘルスケア㈱ マーケティング部 工藤祐輔さん
トローチは、普通の錠剤より大きいので喉につまらせて窒息しないように、気道確保が出来るように穴をあけることが決まりになった

Q11.カニクリームコロッケが小判型ではなく、俵型なのはナゼ?
A.ホワイトソースは非常にゆるく、俵型にまとめて形を安定させるため 油の泡立ちを受けてもきれいに揚がる by田中怜子クッキングスクール 全国料理学校協会理事 田中玲子先生
小判型だと衣の表面にヒビが入ったり、衣が破れる

Q12.落花生ってどんなふうに実っているの?
A.土の中になっている by落花生を生産して30年 千葉県八街市 古谷さん

Q13.パイナップルってどんなふうに実っているの?
A.長い葉が放射状に生え、真ん中の茎から松ぼっくりのような花が咲く。花がふくらみ、大きな実パイナップルを作る by日本で唯一パイナップルがメインのテーマパーク 沖縄県名護市 ナゴパイナップルパーク

「月曜から夜更かし」10/12放送
<マニアックなランキングを調査した件>から私がおもしろかったものを抜き出す。
●今では考えられない昭和時代の常識 マイナビウーマン調べ
3位 土曜日は半日、仕事や学校へ行く
でも、半日というだけで、すごくうれしかったよ。帰って、お昼を食べながら吉本新喜劇だな。
2位 電車のトイレは線路上に垂れ流し
1位 運動中に水を飲んではいけない
昔は、こんなことして、よく死ななかったなあ。「飲むとばてる」とよく言っていたな。でも、私は、顔を洗うふりをして、こっそり水を飲んでいた。田舎にグランドがある野球部の子は、外野の球拾いのとき、用水路に落ちたボールを拾うふりをして、用水路の水をすすったと言っていたな。皆、こっそり飲んでいたから死ななかったのかも。

●「えっ、そこで区切るの?」と思った名称 マイナビウーマン調べ
3位 クアラ/ルンプール
2位 プエルト/リコ
1位 キリマ/ンジャロ
これは、全部知らなかった・・・。ビックリ。

●八重歯がかわいい芸能人 gooランキング
5位 板野友美  110票
4位 百田夏菜子 124票
3位 窪田正孝  129票
2位 沢尻エリカ 139票
1位 村上信五  979票
村上くん、おめでとう!ダントツです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいい一年生

2015-10-16 20:00:39 | 日記
図書室にいると、小学一年生の子がニコニこしながら、お手紙をくれた。喜んで開いてみると、私の名前の下に「うんこ、うんこ、うんこ」「おならをした。うんこをもらした」「おばあちゃん」の文字が並んでいる。そんな手紙を何度も何度も持ってきてくれる。
「よし、おばちゃんも お返事書くわ」と言って、手紙を書いて渡す。『悪童日記』(アゴタ・クリストフ 早川書房)で、ひどい言葉で罵られている子どもがお母さんに言われた「私の愛しい子!最愛の子!」という言葉を思い出して涙ぐむという場面を思い出しながら。
男の子は早速お手紙を開いて、大きな声で読む。「○○くんは、いい子ですね。おばちゃんは、○○くんがおおすきです」 ・・・いや、「おおすき」違うし、「大好き」やし。「大」を「だい」と読むことをまだ習ってなかったのか?失敗したなあ。
女の子には「○○ちゃんは、字がきれいですね。しゅくだい、いっしょうけんめい がんばってるね。えらいなあ」と書く。
すると、女の子が、私のところへやってきて「2年生がうるさくて宿題ができないから、注意して」と言ってきた。えっ、さっきまで宿題をしながら、大声で2年生の子と一緒に騒いでいたよね・・・。
「おおすき」の男の子がまた お手紙をくれる。中身は相変わらず「うんこ、うんこ、うんこ」である。「本を読んで」と言うわりには、本を読んでも全然聞かずに、うろうろと動き回っている。「○○くんは、本がすきなのですね。すごい、すごい。こくごの本よみをがんばってね」とお返事を書いたら、私の横に来て、絵本の文をかわりばんこに読もうと言う。絵本の文を交互に読む。本読みが得意ではないようだが、途中で投げ出すこともせず、がんばって読む。「よくがんばったね」と言うと、「当たり前やん」という顔をした。
一年生はかわいいなあ。ほめると 一生懸命 期待にそうようにとがんばる。いい子になろうと努力する一年生を見ると、ええ子やなあと頭を撫ぜ撫ぜしたくなる。

観葉植物を買う。結構、本物に見えない?
お手入れいらずインテリアグリーン ボーングラス 西洋ヒイラギ アロエ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パウル・クレー だれにもないしょ。」

2015-10-14 21:11:51 | 美術鑑賞
道を歩いていると金木犀の香りがする。職場のトイレの便座に暖房が入る。秋だなあ。ということで芸術の秋。

「パウル・クレー だれにもないしょ」 2015年9月19日~11月23日 兵庫県立美術館
「赤のフーガ」
クレー自身が「特別クラス」と位置づけ、例外的に高値をつけたり、非売とした作品が40点ある。
色が美しいと思った。赤や緑など、なかなか出せない色合いだ。
近くで見るのと離れて見るのとでは印象が違う作品も多い。
私の知っているクレーとは違うクレーを見ることができた。
●光にさらされた葉 渋いて優しい色合い。私の好きな作品
●島 下地に土が混じっている。点々で描かれており、離れて見ると山や湾、草原が浮かび上がってくるように見えた
●悲しみ 近くで見ると悲しげな顔だが、遠く離れて見ると悲しみが消える気がする
●花ひらく木をめぐる抽象 色合いが好き。紫などが美しい。
●裸体 絵の中にうっすらと見える人物がはっきりとわかる赤外線写真が絵の横にある
●快晴 パキッとはっきりした色。私の好きな作品。
「柵の中のワラジムシ」

「手塚愛子展 Stardust Letters-星々の文」
兵庫県立美術館の常設展示室4にある。荷物を預け、手をウェットティッシュで拭くと作品を触ることができる。目の不自由な方にも触って芸術を楽しめるようにということらしい。
「Stardust Letters1」
たれさがる糸がそうめんのよう。中に入ることもできる。白い四角が点字を表しているらしい。
ロダンの「痙攣する大きな手」も実際に触ることができる。大きな肉厚な手だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする