「ブラザービート通常盤」の感想

「ブラザービート通常盤」の感想


　ジャケットの仁王立ちがカッコイイ。外箱を外すと中は、メガネバージョンの仁王立ち。私は、メガネバージョンの仁王立ちが好きかな。

「ブラザービート」
「イーアルサンスー」が癖になる

「REFRESH」
　CMの歌。クール。

「From Today」
散歩するときに聞いたら元気に歩けそうな曲。

「イチバンボシ」
　応援歌。がんばろうと思える歌詞がいい。舘様の「僕はもう輝いているんだ」の声がいいなあ。


京都国立近代美術館に行ったときに、イチハラヒロコ恋みくじがあったので、引いてみた。根暗で華やかさがない私だが「わたしには華がある」と言われるとウソでも嬉しかった。「僕はもう輝いているんだ」の歌詞とリンクするようで、写真を載せてみた。

「高純度ｒｏｍａｎｃｅ」の感想

キンキさんのシングル「高純度ｒｏｍａｎｃｅ」の感想です。通常盤は、甘い甘いラブソングがこれでもかと入っていました。キンキさんにしては、意外に全部が明るい感じの曲です。

「高純度ｒｏｍａｎｃｅ」
　まず、題名がいいですよね。ｒｏｍａｎｃｅが高純度なんですよ！この言葉のチョイス、脱帽です。作詞の松本隆さん、さすがです。いろいろあった二人だけれども、君のおかげで前を向いて歩き出すというような歌詞。最後が「純度高めのロマンスだから真実の蝶結びだね」と綺麗に終わるのがいい！でも、あれ？え？蝶結びって、ほどけちゃわない？？？と違和感。しかし、ほどけたらもう一ぺん結びなおせばいいのだと納得。最後に引っ掛かりを残して、しっかりと私の心に刻まれた歌。松本隆さん、恐るべし。
「ほんとに愛してるよ」の辺り一帯は、美しく、ロマンチック。何べん聞いてもいいです。終わりのコーラスもいい。

「手をつなぐのは久しぶりだね」
　始め、「あれ？ＣＤ壊れた？」と一瞬思ってしまいました。不思議なリズムです。歌うのが難しそう。私は、好きな曲。

「Ｍｙ　ｏｎｌｙ　ｏｎｅ」
　個人的に「キンキさんだあ」と思った曲。シンプルに歌うのだけど、上手さが際立っていると思います。個人的に「剛くんの歌声が好き」と思ってしまいました。

「Precious Memories」
初回盤Aに収録。

「切ないね」
　初回盤Bに収録。「切ないね」のサビのところ、二人の声の重なりが美しいです。
　初回盤Bには、1月1日の東京ドームの「KinKi Kids Concert 2022」映像が！「わーい、すごーい」と思って見たら、「え？」なんと、1曲しか入っていませんでした・・・。円盤化をお願いします！

「サロン！雅と俗 京の大家と知られざる大阪画壇」

「サロン！雅と俗　京の大家と知られざる大阪画壇」　2022.3/23－5/8　京都国立近代美術館
開館時間：午前9時30分～午後5時（金・土曜は午後8時まで）　休館日：月曜日（ただし、5/2は開館）
　大好きな与謝蕪村の国宝・夜色楼台図を見に行く。なかった。展示が終わっていた。残念。




右　佐藤魚大「閻魔王之図」　ユーモラスな閻魔さま
中　松本泰時　蝦蟇図　なんかおかしい。好きな作品。
左　佚山「白頭翁図」　白頭翁とはムクドリのことらしい


右上　田能村直入「一望萬松図」　
右下　鳥成園「人形遣い」 妖しい
中　　木村蒹葭堂ほか「大坂文人合作扇面」　合作というのがお得感いっぱい
左上　伊藤若冲・売茶翁賛「売茶翁像」　好きな作品
左下

●池大雅「東山清音帖」　伸びやかな字、おおらかな絵
●長沢芦雪「月夜山水図」　好きな作品
●河村文鳳「鴨川武戯図巻」　人がぎっちりと密。かわいい
●森狙仙「猿図写生」　サルがかわいい

令和4年　第一回コレクション展
「眼で聞き、耳で視る|中村裕太が手さぐる河井寛次郎」
　河井寛次郎の作品を触らせてもらった。結構、重い。撫でて撫でているうちに、愛着がわいてくる。猫の置物がかわいかった。
「合わせ鏡の対話/不在の闇－森村泰昌とドミニク・ゴンザレス・フォルステル」
森村さん、大好き！


森村泰昌「自画像の美術史（ゴッホ/青）」


森村泰昌「自画像の美術史（ゴッホの部屋を訪れる）」


森村泰昌「ポートレイト（九つの顔）」


森村泰昌「フィンガー・シュトロン（ノジマ）」　野島康三「仏手柑」が徐々に手に

「陶芸の色彩」
美しい

加藤卓男「青釉銀華花形花器」


三代徳田八十吉「耀彩輪華文鉢」


清水卯一「青瓷大鉢」


春の山　京都国立近代美術館より

耳が聞こえづらい3

　薬を飲むが、左耳の聴力が治らない。耳の詰まった感じはないが、右耳のように左耳は聞こえない。耳鼻科で聴力の再検査を受ける。
　結果は、右耳と左耳の聴力に差はあるが、左耳の聴力は回復傾向らしい。ステロイドが効いているらしいので、めまいを伴わないメニエール病の可能性は低いとか。
　引き続き薬を飲みながらの経過観察の指示。
　よかった。（片方は聞こえるので）耳の聴力が失われるということが、よくわからなかった。生活にどういう影響があるのか。子どもたちへの読み聞かせのボランティアは、できるのか。漠然とした不安が生活の中で時々顔を表して、私はどうなるのかなあと思っていた。完治ではないが、回復傾向という言葉がうれしかった。
　睡眠不足や肩こりに気をつけて過ごしていこう！

『サキの忘れ物』

『サキの忘れ物』　津村記久子　新潮社
　ある日、千春はバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった彼女がはじめて読み通した本となった。十年後、書店員となった千春の前に現れたのは。人生は、ほんとうにちいさなことをきっかけに動きだす。たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたたかな短篇集。
　バラエティに富む短編集。表題の『サキの忘れ物』は、サキちゃんという女の子の忘れ物かと思ったら、忘れ物がサキ短編集だったという。本棚にある『サキ短編集』は、中身をすっかり忘れているので、読み直してみようと思った。読後感がいい。
　『真夜中をさまようゲームブック』は、自分の選択で話の筋が変わっていくもの。私は、殺されてばかりで、幽霊や素敵な異性に会わずじまいであった。人生って選択の積み重ねだよなあと思った。
　『隣のビル』『ペチュニアフォールを知る二十の名所』『喫茶店の周波数』『行列』などよかった。結構好き。