ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「利休茶の湯の確立」

2022-05-26 23:21:36 | 美術鑑賞
「利休茶の湯の確立」 2022年3月5日-6月5日 野村美術館
開館時間=10:00~16:30  休館日=月曜日


上 千利休作 亀甲竹一重切花入  展示が遠かったので竹の模様がよく見えなかった
中 千利休筆 妙一字  前期展示だったので見ず
下 樂長次郎作 黒楽茶碗 銘おそらく 黒々としている

●砧青磁袴腰香炉・堆朱草花彫盆  煙返しの梅が美しい。堆朱の盆もいい。
●種村肩衝茶入  肩がしっかりと鋭角に
●北野茄子茶入  ころんとしてかわいい
●武野紹鴎作茶杓  でかっ!
●茶壷 銘靨  えくぼというだけあって、真ん中がへこんでいる
●樂長次郎作 黒茶碗 銘大和錦  好き
●樂長次郎作 赤茶碗 銘獅子  荒々しい
●茶席起絵図  紙で茶席の平面図。壁も窓の位置を描いた紙で立体的に。


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『認知症の人のイライラが消える接し方』

2022-05-25 22:51:49 | 
『認知症の人のイライラが消える接し方』 植 賀寿夫 講談社
 認知症のお年寄りは、困りごとが増えるためイライラ・ソワソワと落ち着かなくなるから。おまけに「介護している人」との間に誤解やすれ違いが生まれやすくなるため、円満だった関係が壊れ、つい怒ったり、乱暴な言葉が出たりしてしまう。では、どうすれば「いい関係」を作れるのか? この本には、そのヒントが満載。介護者が困る(そして、お年寄りも困っている)ような問題の解決策が見つかります!
 「ボケている人」ではなく「一人の人間」として接することが大切なのだなあ。介護している自分が正しいとは限らない。認知症の人は、本人もわかっていて周囲の人以上に苦しんでいる。認知症の人には、世界が二つあり、その人の世界に合わせてあげる。人間関係を整えることで問題の多くは解決。等々、実際にケアに携わっている人の言葉は尊い。
 また、「ごはん、まだ?」や「帰ります」という介護者にとっての「問題行動」の解決方法を具体的に述べているのは、助かる。
 実際に私が介護者になったら、うまく対処できるかはわからないが、この本はとても参考になると思う。
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「佐藤健寿展 奇界/世界」

2022-05-23 22:39:00 | 美術鑑賞
「佐藤健寿展 奇界/世界」 2022年4月2日(土)〜6月5日(日) 西宮市西宮大谷美術館
休館日/ 水曜日   開館時間/ 午前10時~午後5時



左《マンモス公園/中国》 ロシアのワシリイ大聖堂とマンモス・・・。どういう繋がり?
中左 不明
中右 不明 眼から手がニョキ
右《Sint Maarten》 こんなに近くを飛行機が!カリブ海のセント・マーチン島

 これまで世界 120 カ国以上を巡り、各地のありとあらゆる “ 奇妙なもの ” を対象に、撮影と執筆活動を行ってきた佐藤健寿 ( さとう けんじ )(1978 年-)。佐藤の造語をタイトルとして 2010 年に出版された写真集『奇界遺産』は空前の人気を博す。本展では、佐藤健寿の代表作『奇界遺産』、シンプルな視点で世界を捉えた 2021 年の新刊『世界』、写真表現の新たな可能性を示した『SATELLITE』、さらに当館の展示のために西宮市周辺を空撮した新作を展示。
 私は存じ上げなかったが、美術館は結構人でにぎわっていた。作品リストもフライヤーも全部出てしまったそうだ。そして、おもしろかった。結構、自分の思っていたことと違うことがあってビックリした。おススメ。

作品リストがなく、メモも不十分だったため、題はおおよそのもの。
●平壌のアパート群 共産主義のアパート群は、無機質な感じかと勝手に思っていたが、結構カラフルで意外だった。ヨーロッパに留学していた金正恩の影響らしい。
●プリピャチ チェルノブイリ原発事故で廃墟となった街。ガスマスクが積み重なって捨てられている写真に、ガスマスクをつけていた人の行く末を思う。
●マトリョーシカホテル 中国にあるマトリョーシカホテル。マトリョーシカってロシアだよね?何でもありかと思いつつ、ちょっと泊まってみたいかも。
●北朝鮮のマスゲーム 一糸乱れぬマスゲームは不気味でもあるが、日本統治下の平壌で開かれた運動会の演目がルーツだとか?エエッ・・・。
●ミャンマーのレイチュンセッチャー大仏 たくさんの仏様たちは、現代の兵馬俑?顔も微妙に違うのだ。
●種子島宇宙センター 一般的にロケット発射台は砂漠が多いのだとか。種子島でロケット発射すると、海にロケットの光が反射して美しいらしい。
●ボディファーム アメリカ。パトリシア・コーンウェル『死体農場』で、様々な環境での死体の変化を観察する施設があると読んだような気がする。本当にあるんだ~。ご遺体は、ボランティアで提供。場所で森が多いのは、森に死体を遺棄する場合が多いからだとか。動物に荒らされるのを防ぐためか、檻みたいなのがご遺体にかぶさっている。
●レッドサンズ要塞 イギリス。アニメに出てきそう。
●ギザのピラミッド ピラミッドと言うと砂漠の真ん中にありそうだが、町がすぐ近くまで迫っているなんて。


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ファラフェルガーデン

2022-05-20 15:13:11 | グルメ
京都・出町柳へ行ってきたときの記録。

ファラフェルガーデン
イスラエル料理店。

ファラフェル(ひよこ豆のボール)のピタサンド。スパイシーで美味しかったです。
人手が足りないのか、なかなか料理が出てきませんでした。30分近く待ったかな?スープだけでも先にほしかったです。食べ終わって外に出ると行列が!土日は、予約を取っていった方がいいみたいです。

〒606-8205 京都府京都市左京区田中上柳町15-2
TEL:075-712-1856
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耳が聞こえづらい5

2022-05-19 15:49:48 | 日記
 5月の連休後に低音障害型感音難聴を三回目の再発。薬を一週間服用し、正常域まで聴力が戻る。「治癒!」と先生に大きな声で言われ、うれしかった。ただ、低音障害型感音難聴は、睡眠不足、過労、ストレスが原因と言われるので気をつけるようにと言われる。

 ストレス。よく、わからない。そんなにストレスがかかっていたとは、思わないし。

 お茶の先生との雑談で「初めに低音障害型感音難聴になった時なんか、5日後に関ジャニ∞のライブがあって、楽しみにしていたのに、ストレスってよくわからないです」と話すと「これっとわかったら、ストレスではないのでは?」と言われた。直近の出来事が原因ではなく、ずっと我慢していたことや言えなかったことが積もり積もって出たのではないかと。よくある、コップに少しずつたまっていき、満杯になって、こぼれた時が発病という例え?「だいぶん前から辛かったことや我慢していたことが少しずつたまっていたのよ」
 それを聞いて、なぜか、涙がこぼれた。家族には「あんた、幸せやなあ」と言われるが、よくわからないけれども、何か我慢をしていたのかもしれない。心の中で「何か耐えていたんだね。えらかったね。がんばったね」と自分を褒めた。

 真面目にやっていれば、誰かが見ていてくれる。そう思っていたが、誰も気づいてくれなかった。上司が全然見ていなくて、怠けていても口が上手い人を持ち上げるのを見て、ガックリきた。今までは秘すれば花と思っていたが、評価の時にアピールするようにしたけど。
 自分の性格がくそ真面目で融通がきかないのはわかっている。だから、何事も決めつけないように心がけてはいる。お茶の世界にも時流に合わせたり、解釈で微妙に変わっていることがある。お茶の先生は、両方とも間違いではないと思って両方覚えていなさいとおっしゃる。そう思っていても、実生活の中では、違う!と受け入れられないことがあったのかもしれない。白か黒かではなく、グレーも受け入れられる心の余白が必要だ。とは言っても難しい。

 ストレスは、直近の出来事が原因とは限らない。真面目すぎない、白黒つけたがらない。と、知ることができたことを良しとしよう。
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