バンダイ社から発売されたばかりの、超合金魂 GX−105「マジンガーZ/革進 -KAKUMEI SHINKA-」です。
TVアニメ『マジンガーZ』の放映スタートが1972年の12月で、50周年という大きな節目に凄いアイテムが出るんじゃないかと期待してたけど、通常の超合金魂シリーズ最新作に収まった結果で、ちょっとガッカリ。
最初の超合金魂(GX−01 マジンガーZ、1997年12月発売)は物珍しさもあって大ヒットしたけど、今やユーザーは慣れてしまい、私みたいなマジンガーに特化したコレクターしかもう買わないだろうし、2012年に定価3万円越えの「DX超合金魂マジンガーZ」も出ちゃってますから、物価高のご時世にそれ以上の豪華アイテムは売れないと判断されたんでしょう。
ゆえにか、超合金魂には必ず装備されてきた台座も今回はオミットされ、付属品は最小限に抑えられてます。
生誕50周年記念ってことで、今回のマジンガーZはアニメ最初期のデザインを忠実に立体化するのがコンセプト。言わば前期マジンガーZで、劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』をモチーフにした2017年リリースの超合金魂GX−70 「マジンガーZ/D.C.(ダイナミック・クラシックス)」が、言わば後期マジンガーZ。
↑左が「D.C.」で右が「革進」。どこが違うねん?って思われるでしょうが、違うったら違うんです!w 操縦席=パイルダー(ホバーとジェット)の違いもあるけど、後期の方がよりスマート体型なんですね。
アニメ(平面)で見るとスマートな方がカッコいいけど、立体化すると華奢でなんだか頼りない。スタイル的には「革進」の方がマジンガーZらしいです。(個人的にはもうちょいマッチョな方がいい)
当時のアニメは複数のスタジオが(手描きで)作画してたから、回によってマジンガーが太くなったり細くなったり、面相もバラバラだったりして、実はコレ!っていう正解が無いんですよね。
最初の超合金魂マジンガーZのリニューアル版(GX−01R)が私の持つイメージに一番近いんだけど、モデルガンの話以上に共感ナッシングでしょうからw、これくらいにしときます。
以下、通販サイトから拝借した画像。
いちばん「革進」したのは可動域で、初期の超合金魂じゃ有り得なかったアクティブなポージングが可能になりました。
が、私は「素立ち」のまま飾っとく派なもんで、可動は別にどーでもいいw(とはいえ、可動域が広いと素立ちも安定させやすい利点があります)
ロケットパンチがパーツの差し替え無しで撃てるようになったのは、たぶん超合金魂シリーズでは初。これも「革進」ですね。
これはパーツの差し替えが必要だけど、お腹の「ミサイルパンチ」も実際に撃てます。が、なぜか爆発はしません。
ジェットスクランダーも前期デザインで再現されてます。
前作「D.C.」はシリーズ化され、グレートマジンガー、グレンダイザー、ゲッターロボがリリースされたけど、今回はそのバリエーションみたいなもんだから、もう続きは無さそうです。
部屋に置き場所も無くなってきた事だしw、有終の美ってことで良いんじゃないでしょうか。
2 コメント
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- Unknown (harrison2018)
- 2023-01-01 08:13:36
- マジンガーZのフィギュアはホントに、メーカーごとに解釈が違ってて面白いです。近年はバンダイの超合金魂に他のメーカーたちが合わせてる傾向を感じますが。
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- Unknown (1938goo)
- 2023-01-01 03:00:28
- 確かにもう少しマッチョな方が良いですね。コレと言う正解がないのが昔のロボ(デザイン)の面白さで、開発陣の解釈次第で如何様にもなる…眼福でした。
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