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☆第9話『野良犬ブルース』
(1980.3.6.OA/脚本=山野四郎/監督=手銭弘喜)
沢木刑事(神田正輝)のロマンス編で、珍しく杉サマが脇に回られてます。
また、堀内正美さんが卑劣な強姦魔で、彼に愛娘を犯された所轄のベテラン刑事が井上昭文さん、その上司が梅野泰靖さんと、非常に刑事ドラマ濃度の高いゲスト俳優が揃ってます。
井上昭文さんは後に『西部警察 PART II』の「おやっさん」になるし、ゲスト出演の『太陽にほえろ!』ではドック刑事=神田さんとガッツリ再共演されてます。そして梅野泰靖さんはドックの父親役でした。
今回、沢木は勤務時間外の捜査で私服を着用しており、ブルゾンスタイルがドック刑事そのものだったりもして、色んな点で『太陽』ファンには見逃せないエピソードかと思います。
卑劣な堀内さんは、井上さんの娘を犯した際にエッチな写真を撮り、それを使って父親の刑事を脅迫し、罪を逃れてる。堀内さん、つくづく卑劣です。
そうとは知らない娘に、刑事の身分を隠して近づき、犯人の手がかりを得ようとした沢木が、彼女と恋に落ちてしまう。
最終的に父親は、堀内さんの卑劣な弾丸を浴びて殉職。もちろん堀内さんは、その卑劣さに激怒した杉サマからフルボッコの刑を受けます。
鬼刑事と云われながら、愛娘のために犯罪を見逃してしまった父親の悲哀。そう、刑事だって人間なのです。
沢木は、愛してしまった娘に、自分が刑事であることを言えません。彼女はもう、絶対に刑事とは結婚しないでしょう。
「辞めてやる! 刑事なんか辞めてやる!」
「辞めたければ辞めろ。お前の人生だ」
それでも結局、事件が起これば走り出さずにいられない沢木を見て、ホッとしたような笑顔を見せる杉サマなのでした。
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