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☆第34話『ストリート・ガール』
(1979.5.29.OA/脚本=柏原寛司/監督=櫻井一孝)
長谷直美さん(当時23歳)のゲスト回です。既に『俺たちの朝』で注目され、『太陽にほえろ!』のセミレギュラーを務めながら『大追跡』のレギュラーを終え、タイミング的には『俺たちは天使だ!』に出演される直前ぐらいでしょうか?
脚本の柏原寛司さんが長谷さんファンで、長谷さんの新たな魅力を引き出すべく「売春婦」という思い切った役柄を「あて書き」されたんだそうです。
「ベンケイ」こと宮本刑事(苅谷俊介)が風紀課に頼まれて買春男を装い、摘発しようとしたストリートガール(長谷さん)が逃走中に殺人現場を目撃してしまう。
犯人は現金輸送車襲撃を企む凶悪な犯罪グループで、口封じに命を狙われる彼女を守ろうとしたベンケイが負傷。
そんなベンケイを献身的に看病し、また彼に手柄を立てさせようと危険を冒し、犯人グループから情報を探りだすストリートガール。
もちろん、クライマックスはいつもの暴力と大味な銃撃戦で万事解決。主役は完全にベンケイなのに、最後は例によって黒岩デカチョウ(渡 哲也)のカッコいい独り歩きで幕を下ろします。
売春婦を演じても爽やかな長谷さんと、あんな厳つい顔なのに温かみを感じさせる苅谷さん。そんな二人の得難い個性が心地よい余韻を残します。
この淡いロマンスは好評を得たようで、後の『西部警察』でも「ジン」こと兼子刑事(五代高之)を主役に、同じく長谷さんゲスト&柏原さん脚本でリメイクされてます。(第41話『バニシング・レディ』)
確かに、長谷さんのセクシーさと純朴さ、苅谷さんの武骨さと優しさ等、キャラクターの多面性を活かしたナイスなエピソードだと思います。
しかし、それにしても長谷直美さん、可愛いです。後の『太陽にほえろ!』におけるマミー刑事役も、この可愛らしさをもっと活かして欲しかったですね。
ジン刑事が大好きだった私にとって、めったにないジン主役回(笑)の中でも一番好きな回です。
『兼子刑事暁に死す』、当時観ながら泣きましたf(^^;