HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

セイラビリティ三重のブラインドセイリング動画

2022-02-06 15:33:51 | アクティビティ
ツアーセンターが今年20周年だということは、すでにこのブログ再開時に報告させていただきましたが、実は、それに次いで、セイラビリティ伊勢も実は20周年なのです。
ツアーセンターは4月に事務所を開設しましたが、セーラビリティは同年の12月に発足しました。
(小さな声で、我が家の結婚20周年でもであります)
セイラビリティ伊勢
ということで、今年は20周年目白押しです。

セイラビリティ伊勢は、20周年記念に、セイラビリティ三重として、ここ数年力を入れているブラインドセイリングをさらに、形にしていく計画を立てています。
秋ごろには発表できると思いますので、お楽しみに。

昨年11月にも、とこわか大会(障害者スポーツ大会)が中心による、代替大会も行い、その中でブラインドレースの大会も行いました。
その様子の映像ができたので、良かったら見てください。
(現在、視覚障がい者用の音声解説がないですが、きっと、そのうちできるはず)
私もチョロチョロ映っています(笑)





「つばめSpoonProject」さんのご当地食材で「みんなにおいしい やわらか食」

2022-01-31 22:32:57 | 食事処
昨年秋の話をしますね。
(案の定、リアルタイム情報と過去情報が行き来しています、はい)

伊勢市の事業で、オンラインツアーのお手伝いを2本ほどしました。
そのひとつ、11月ごろにした「伊勢の食いしん坊ツアー 横輪(よこわ)芋と伊勢うどん
伊勢國際観光さんの企画です。

その中でお手伝いしたのは、”介護食”
そう、伊勢うどんは、離乳食から介護食までというくらい、消化もよく、やわらかいうどんなんです。
私たちも体調がわるくなると、「伊勢うどん」なら間違いない。
というくらい、なじみのあるものです。

さてそんな伊勢うどんと横輪芋なのですが、横輪芋は、いわゆる山芋のように粘りのある芋です。
とろろなどにします。
それは、調理方法によっては、嚥下障害の方には危険であるため、今回「つばめSpoonProject」さんの協力を経て、伊勢うどんと横輪芋を使った簡単介護食の調理法を映像にしてもらい、オンラインツアーの途中で流してもらもらいました。
これがそれ(映像)


ご当地食材で「みんなにおいしい やわらか食」


食事だけでなく、心も柔らかくなりそうな、そんな優しい創作料理です。
ぜひ、みなさん、お試しあれ!
横輪芋の季節は終わったので、山芋などで代用してくださいね。

そして「つばめSpoonProjectさんは、三重県内で摂食(食べること)や嚥下(のむこむこと)などに、サポートが必要な人や子どもたちにむけて、県内でそういった食事の対応をしてくれるお店や、レシピの提案などをしてくれる、団体です。
食のバリアフリーガイドブック「つばめ手帖」も発行しています。
ツアーセンターにも置いてあるので、欲しい方は取りにきてね

ナビレンズの実証実験に参加してきました

2022-01-30 17:24:19 | 伊勢志摩観光情報
本日、日曜日の朝から、伊勢市役所へ。
いつもお世話になっているMさんが、音声案内アプリ「ナビレンズ」の実証実験をするというので、見に行ってきました。
 


この「ナビレンズ」、事前に登録したナビコード(黒、ピンクからなる四角形の図柄)と、それを取り込むアプリのこと。


情報は6000文字も入るので、多くは、美術館や博物館などでも活用されています。
自分の持ち物などにも貼り付けて、いろんな使い方ができるそうですよ。



これまでのQRコードより、感度が良く、かなり離れていても、スマホのカメラがチラ見(イメージ)しただけでも取り込んで、読み上げてくれるのです。
日本には2020年より導入事例はあるのですが、開発されたスペインでは5年も前から、さまざな形で広まっているそうです。
私も、2年ほど前からこの存在は知ってはいたのですが、使うのは、本日は初めて。
楽しみにやってきました。
現場には、視覚障がい者の皆さんが、5人ほどと、ガイドの方や朗読会の方など、視覚障がい者支援の方々。
そして、市役所の方や、マスコミの方、そして、ツアーセンターからは、副理事長と千枝さんと私の三名で伺いました。


早速、アプリをダウンロードして、スマホを胸のあたりに掲げながら歩くだけで、そこにチラッと視野に入るコードをどんどん読み上げていく。実に感度がいい。
今回は、市役所に訪れた視覚障がい者が、ナビレンズを使って一人で障がい福祉課の窓口まで行けるか?という実証実験。
みんなそれぞれ、試してみました。
私たちも…。



実証実験後は、みんなで意見交換し、いろんな課題が抽出されました。


私たちからも
自販機にコードを付けて、販売されている商品名を上から順に読み上げてくれたら、これまでロシアンルーレットのようなジュース購入も避けられる。
・管理側で文字を入れられるので、レストランや食堂のメニュー、本日の日替わりなどを更新しながら案内ができる。点字メニューに頼らなくてもいいし、同行者に厳選されたメニューだけ読み上げられることもなくなる。
・宅配サービスや購入したお弁当の蓋にコードを付けて、お弁当の中身をクロックポジションで説明してくれたら、お弁当を食べる楽しみも倍増。
・トイレの入り口にトイレの間取りや配置を説明するコードを付けたら、多機能トイレがないときの異性介助に助かる。
・あとなんか災害時に活用できる方法があればと思います。これは緊急の時というより、避難所で役立ちそうな気がします。
・もちろん、観光にもいろんな形で取り込めたらいいな~、と妄想は膨らむばかり。

今回の実証実験はナビゲーションとして行いましたが、どちらかというと情報とし手の活用での方が普及しそうです。
美術館や博物館などなら、視覚障がい者に限らず、一般の人でも、欲しい情報が取れるわけなので、みんなに嬉しいサービスとなりますね。
今後ますます進化するIT、恩恵を受ける人たちが増えるといいな。





ツアーセンター臨時休業のお知らせ

2022-01-29 23:02:44 | バリアフリーツアーセンター
遅ればせながらのご報告で申し訳ありません。
まん延防止等重点措置もあり、センターが入館している鳥羽1番街の営業時間変更に伴い、センターの営業も下記のとおり変更となります。

臨時休業 1月28日(金)・2月4日(金)
営業時間 2月13日まで、平日:9:30~16:00、土日祝:9:30~17:00


となります。
よろしくお願いします。

日和山入り口周辺歩道の草刈りをしました

2022-01-25 22:54:04 | イベント
1月19日(水)の出来事ですが

伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会事業の一環で、伊勢志摩バリアフリーツアーセンタースタッフ総出(と言っても3人…)&観光案内所のスタッフも交代で応援にきていただき、JR側の日和山入り口付近を大掃除。



通勤路でもあるこの歩道周辺は、前からから掃除したいエリアでもありました。
夏ごろから、草木がわさっと歩道にまで迫り、秋から冬にはそれらが枯れて、今度は凶器になっていました。
歩道の約半分を占拠した草木は、車いすの人や視覚障がい者たちにとってもバリアになっていたことでしょう。


いつか機会があれば、ここを掃除したい、したい…と思っていたらちょうど、そんな整備事業の予算があると聞いたので、飛びつきました。
天気予報の気温と風を確認して、一番安定している19日を選択。
スタッフみんなが草取りに関連する道具をあるだけ家から持ち込んだので、人数以上の道具です。


でも、草木と戦うときに、これがダメなら、アレ!とあの手この手で攻めることができたので、それはそれでよかったですよ。
2時間で終わると見込んでいた作業がなんと、結局4時間半ぐらいかけて、軽トラ2杯分のごみをゴミ処理場へ運びました。



草を刈りながら、ゴミ拾いももちろんするわけですが、出てくる出てくる、同じ人が捨てたであろう、同じ商品のごみがわんさと…。


色々と考えさせられる一日となりました。
そして、翌日はお決まり筋肉痛…デス。

 
 



今年度最後の鳥羽高校「観光とバリアフリー」授業

2022-01-18 22:00:16 | 宿泊施設
緩やかに再開…が、本当に緩やかですみません。
できるだけ最新の情報を!とおもいつつも、報告できなかった、過去のことも書き留めていきます。
いつかどこかで現在に追いつくとおもいますので、しばしお付き合いを。
と、言うことで1月14日(金)の報告。

この日は、鳥羽高校3年生の福祉と観光のクラス向けの「観光とバリアフリー」の授業。
生徒約30名。
扇芳閣さんへお邪魔して、疑似体験をしながらの、バリアフリールームや大浴場など館内を巡りながら、課題や工夫を見つけてくる。
そして午後からは、ワークショップです。

実は、この授業2006年から毎年続いています。
え?もう、16年になるのか~?

最初の10年近くは1年間毎週水曜日に授業があり(ちゃんとテストもありましたし、成績もつけていました)、バリアフリー観光の基礎と、当事者の話を聞いたり、スポーツしたり、最終的には情報を発信することの大切さを知るために、一年間の授業をフライヤーで伝える制作活動をしてもらっていました。
※過去の授業の様子も、このブログで「鳥羽高校」「観光とバリアフリー」などと検索すると出てきますよ。
ここ数年は、上記の授業をキュッと数回で叩き込む!

扇芳閣さんは、当初からのマストアイテム。


扇芳閣支配人より挨拶をしてもらいます

なんたっても、バリアフリーツアーセンターがアドバイスして、作ってもらったバリアフリールームがありますから。
私たちの初号機みたいなものです。
扇芳閣さんの全面協力でいつも、お世話になっております。
ありがとうございます。

 

この日も、会議室を借りて、オリエンテーションの後、5班に分かれて館内に放たれる生徒たち。

 

私は5班を途中まで誘導してから、バリアフリールームに到着したら、この後からくる各班に、この部屋の特徴を隅から隅まで説明。
もちろん、最初から種明かしはせずに、生徒たちにも考えてもらう時間も設けてね。

  

アハ体験のように、生徒が見せる「!」という顔がなんとも、投げかける側も楽しいです。

 

午後からはワークショップ。
班ごとに
・課題
・工夫されているところ
を出してもらってから、課題の解決方法を改修という簡単な方法だけでない、ひとひねりをした発想を求めました。

  

バリアフリールームには、杖を立てかけておいてもらうために、持ち運びできる傘立てが代用されていたので、これを、客室だけでなく、館内のトイレや他のところにもあるといいと言いう意見があったり…
エレベーターのボタンが車いすの人が推せない位置にあった(古い型のエレベーターなので…)ので、孫の手のような棒を置いて、これで階数ボタンを押してもらうという、アイデアも。
「お風呂から景色が見れるのがいい!」という、一見バリアフリーと関係ないのでは?という意見もありましたが、実は、これが非常に奥の深い、バリアフリールームの、こだわり箇所であったところに気づいてもらえたのも嬉しいです。

  

最後に各班の発表、私の総評。
そして今年もコロナで実習がほぼなかった生徒たちは、今日の授業がほぼ、最初で最後の校外実習。それもあって、最後に引率の先生3名からの挨拶は、ちょっとウルっときましたよ。
当たり前だった校外実習が、コロナに翻弄されて、できるかできないか?毎回揺れ動く。
きちんと最後に開催できて、本当によかったです。

2022年あけましておめでとうございます

2022-01-15 15:38:29 | バリアフリーツアーセンター
あけましておめでとうございます。
なんと、7年ぶりに、こちらのgooブログに戻ってきました。
その昔、私マメにブログをせっせとUPしいてた時代があるのですよ。
まだブログなんて言葉がなかった、センターオープン年の2002年ごろから2005年は独自のページで(今は消えてしまった)、このgooブログは2005年から2015年(その間に駅ボラブログを短期間)、2015年以降は、すっかりフェイスブック(以下FB)に移行して、今日に至る。
ちなみに、子供のころから学生時代も、日記をコツコツ…と書いてました。
しかし、数年前から、FBは、自分が書いた文章の検索ができなかったり、FB登録していない人が読みにくかったり…。
いろんな問題があって、いつこちらに戻ろうか…と思っていました。
当時、フレキシブに、手軽にUPできるFBに対して、gooブログはそのあたりが、非常に面倒システムになっていたため、簡単な方に流れたのですよ。
しかし、FBは写真の見せ方とか、編集の仕方とか、個性が出しにくく、イマイチ融通が利かなくて…。
個人の「今日何してた」はいいけど、ツアーセンターの活動報告に関しては、FBではイマイチだな~って。
そこで今年で、なんと、20周年を迎える伊勢志摩バリアフリーツアーセンターを記念して?
このステージ?をこっそり再開させます。ゆるやかに、ね。
FBはそれなりに、こことリンクしながら…を考えています。
なんせこの場は7年のブランクがありますので、システムをまだ把握できていません。
コメントも返せる自信がないので、しばらくそのあたりは、ご容赦ください。
というわけで、記念すべき復活1投稿目は、今年元旦に初詣に行ったとき、興玉神社の夫婦岩の間から見えた富士山!をどうぞ。

12月5日(土)16:00~「東日本大震災チャリティイベントIN安土桃山文化村」開催

2015-12-04 10:14:56 | イベント
明日、12月5日(土)に毎年二回の恒例、「東日本大震災チャリティイベントIN安土桃山文化村」が開催されます。
・物産販売
・飲食販売
・ライブ
・バザー
・被災状況写真展示
・防災、防犯火災予防の資料配布
・安土桃山文化村みなさんのブース
などなど






16:00以降の入村料は「開催協力金」としてお一人500円をお願いしています。(村内500円クーポン券と引き換え)
村内やバザー、物産飲食ででお使いいただきました売上金の一部を「東日本みやぎこども育英会」に募金しています。
寒い時期なので、合戦広場の室内を中心に行います。
みなさん、お誘いあわせの上、ぜひ、ご来場くださいね。
お待ちしています~。

今日も寒いから、明日も寒いかな~。

車いすde伊勢神宮参拝プロジェクト開催 参拝サポート希望の方、ボランティア参加の方募集しています!!

2015-10-19 15:52:07 | イベント
こんにちは、すっかり毎年恒例となりました、秋の車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトのお知らせです。

11月15日(日)に車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトの日です。
これらは、玉砂利の参道と正宮前の25段の階段を上がることが困難な障害者、高齢者の方々に、参拝と階段のサポートを地元のボランティアがお手伝いしましという日です。
毎年、3月に外宮、初夏と秋に内宮の計3回ほど行っており、今回で10回目!
今年の秋はこの11月15日(日)です。




事前申し込みしていただき、この日の朝の8:30~9:30の都合のいい時間に内宮前に来ていたければ、サポート致します。
ぜひ、ご都合のよろしい方、また身内やお知り合いの方で参拝を一緒にしたい方がいらっしゃったら、ぜひご参加ください。
10月31日(土)締切の申込必須です。



詳しくは、「11月15日の車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトに参加したい」と、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターにお電話ください。

また、同時にボランティアも募集しています。
高校生から大人まで11月15日(日)の実行日当日だけでなく、その一週間前の11月8日(日)8:30~(2時間程度)の実地研修にご参加いただける方。

参拝希望者もボランティアもそれぞれ保険代+飲み物代で100円の参加費が必要となりますので、よろしくお願いいたします。

 

ボランティアの部は、センターにお電話いただき、申し込み用紙を入手していただくか、車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトのHPからも申し込みができますので、詳しくはHPをご覧ください。

車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトホームページ


紅葉の季節、行楽日和です。
ご家族ご一緒に内宮参拝に出かけてみてはいかがでしょうか?


本日10月9日の三重テレビ放送「県政チャンネル」でバリアフリー観光が特集されます

2015-10-09 11:23:21 | バリアフリーツアーセンター
9月4日(金)の三重県バリアフリー観光推進大会の報告もままならない、ということもあり…(いや、それが理由ではないけど…)、先に、それらの概要も紹介される、番組が本日10月9日(金)三重テレビの県政チャンネル22:15~で放映されるので、そのお知らせをさせていただきます。
「三重の魅力発信」ということで、三重のバリアふり観光を紹介してくれます。
なんと5分30秒ほども…。

三重県県政チャンネルクリック


9月4日の三重県バリアフリー観光推進大会の内容と三重県バリアフリー観光ガイド「みえバリ」のこと、日の出旅館の案内。大女将、若女将ともに取材もされています。
小さい声で…私もインタービューに応えています。



お時間ある方は、ぜひ、ご覧ください。
三重テレビの放送エリアにない方は、おそらく後日ここで見れることと思います。

三重県インターネット放送局 クリック


直前のお知らせでごめんなさいね。

あ、ちなみに、数日前にもNHKのほっとイブンニングでもツアーセンター取り阿が気られていたんだけど、お知らせできませんでした。ごめんなさい。