HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

伊勢市バリアフリー観光向上事業内覧会のご案内

2012-02-19 10:18:17 | 講演・視察
 伊勢市が平成23年度より開始した事業『伊勢市バリアフリー観光向上事業』は、「伊勢市やさしさプラン」をかかげ、観光交流産業の活性化と人にやさしいまちづくりの両立を目指す伊勢市が、式年遷宮までに日本一のバリアフリー観光都市をめざし、宿泊客を増やすために取り組んでいる事業です。
 本事業の、平成23年度の成果が形となってきたため、下記の通り内覧会として公開することとなりました。

 午前中は市長の視察を含めたマスコミ対象としたプレスリリースを行いますが、午後からは一般にひろく、見学いただくための内覧会となります。
 伊勢市の『伊勢市バリアフリー観光向上事業』は来年25年度も行われるため、来年度これらの事業を活用されたい施設はもちろん、そのような事業でなくても改修の参考にされたい方、地元で活用したい団体やグループの方など、見学は自由ですので、ぜひ、2月21日、下記の時間に施設を訪れてみてください。

○内覧会 平成24年2月21日(火)13:00~15:00 ○

補助金により改修した宿泊施設のうち、下記の3つのバリアフリー改修が公開されます。
当日訪れた皆様には、改修過程や、施設の方々の声、そして下記以外に改修やアドバイスを受けた施設の事例資料もお渡しいたします。
時間内には、下記の担当者が常駐しておりますので、質問や相談などもお受けいたします。
詳しい場所は別紙をご覧ください。


◆おく文(伊勢市宮町)/伊勢市役所観光企画課担当者・伊勢志摩BFTCスタッフ常駐
◆日の出旅館(伊勢市吹上)/伊勢志摩BFTC理事長常駐
◆松嶋館(伊勢市二見町)/伊勢志摩BFTC事務局長常駐



 

■全国的に例のない補助事業
 本事業は全国的にも例のない補助事業として注目されています。とりわけ、
①改修工事を行わない宿泊施設にも、バリアフリー化の無料アドバイスが含まれていること。
②バリアフリー改修の基準と指導を、地元のNPO伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが開発し、全国標準規格となった「パーソナルバリアフリー基準」によって実施されていること。
③単なるUD対策でなく、宿泊施設の事業再生を目的としていること。
などが特徴的であり、そのため、「施設の長所を活かした、客層のターゲットを絞った改修ができる」「バリアフリー化のハードルが低い」「改修やアドバイスを受けた宿泊施設は、全国バリアフリー旅行情報などで紹介される」などの利点が宿泊施設に評価を受け、23年度には改修工事7軒、アドバイス6軒という非常に多くの宿泊施設が本事業を利用しました。 尚、本事業は24年度も継続します。

お問い合わせは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターへ。

【講演のお知らせ】伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの理事長の講演会が伊勢であります

2012-02-18 23:46:05 | 講演・視察
いつも、ギリギリで申し訳ありません。
急なお知らせですが、2月20日19:00より、伊勢市観光文化会館にて伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長 中村元 の講演会が開催されます。

伊勢市観光事業課の「観光人材育成・おもてなし研修事業」によるもので観光に関係するお仕事の方・観光関係のボランティアをしている方などにぜひ聞いていただきたい講演となります。

時間:2月20日(月) 19:00~20:30
場所:伊勢市観光文化会館 4階大会議室
演題:『式年遷宮のおもてなしを、日本一のバリアフリー観光で実現する。』
主催:伊勢市観光事業課 TEL0596-21-5566 FAX0596-21-5522


入場無料ですが、できるだけ事前申し込みにご協力ください。
たくさんのご来場、お待ちしております。

人にやさしい宿泊モデル化セミナー

2012-02-17 23:33:45 | 講演・視察
奈良県で行われた「人にやさしい宿泊モデル化セミナー」の講師で参加してきました。



きーじーこと木島英登氏の講演のあとに、私の講演、そのあと、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の保志場国夫氏のコーディネートによるパネルディスカッション。
パネリストして
奈良市視覚障害者協会会長 内藤恒史氏
NPO法人日本トラベルヘルパー協会研修インストラクター 磯田知里氏
畿央大学健康学部人間環境デザイン学科学科長 三井田康記氏

です。

きーじーは面識ありますが、ほかの方々初めて。
ですが、なんと磯田さんは、三重県津市の出身だというではないですか!




きーじーの講演は納得、納得するような話がたくさん。私が言おうとしていたことも被るので、聞きながら頭の中で調整。



私の番が来て、いつも理事長から注意はされているのですが、やっぱり強弱がうまくつけられず、最初っから最後まで突っ走ってしまった。
反省。
機関銃なんですよね。
もっと、大事なところ、そうでもないところのメリハリをつけなければいけないと思いつつ…。
三味線のお稽古でも先生に言われています。一生懸命バチを打ちすぎ!って。
力が入っているのですよ。
やさしく、時には強く。そんな風なしゃべりをしなくてはです。
三味線の先生曰く、落語を聞くと、そのメリハリがよくわかるよとのことなので、落語で勉強するか…。

そんなわけで、私の持ち分は50分ほどをなんとか…。

パネルディスカッションも、いろいろと、興味のあるみなさんのお話を聞くことができました。

なお、これらの様子は、ライブ中継でユーストリームで流れていました。



私はこれらを見ながら講演を聞いておりました。
なかなか楽しかったです。
録画されているので、興味のある方は、ご覧になってみてください。

こちら↓
http://www.ustream.tv/recorded/20497798

ボランティアフェスティバル まちづくり部会会議

2012-02-16 23:26:59 | バリアフリーツアーセンター
本日は、センターお休みの日…ですが、津でボランティアフェスティバルの街づくり部会会議がありました。
今年、9月29日(土)、30日(日)に全国ボランティアフェスティバルが三重県で開催されます。
主に津が会場となるのですが、二日目の分科会は伊勢会場もつくり、私はそこのUDの分科会を担当させていただいております。
この分科会でなにをしてもOK(そんなことは言ってない?)だそうなので、いろいろ企画を練っているところなんです。
この日も、それぞれの担当分科会の企画を持ち寄り、あーでもない、こーでもないと、揉んで揉んでしていました。

その中で、自然環境部会で伊井野さんの企画が、すごくすっと入ってきました。

環境というと今や、守るというイメージがありますが、そもそも、自然と人間は共生してきたのであって、生活の一部。
海や川で魚とって食べて、山で木を切って暖をとり、家をつくり…。
密接に過ごしてきていたそれが=自然を守ってきたことになる。

環境を守るための活動ではなく、やってきたことが環境を守っていた…。

逆の発想なのです。

そっか、私が小さいころ、川で遊んでいた。それ自体が自然を守っていることにつながっていたわけなのです。
そういえば、田んぼなども、小さいころから当たり前のように手伝ってきて、大人になって、田んぼが必要だということ、しっかと心にある。
田んぼや山、畑を売ろうなんて思わないけど、自分が小さいころからかかわっていなければ、もしかすると、今頃手に負えないからって、売ってしまっていたかもしれない。


大人になってから、自然が大切だ!と訴えるのではなく、それは小さいころから体感していかなければならないことなんだなと思いました。

会議には、私と同郷のSさんがいるんだけど、二人でうんうん、うなずいていたのが笑えました。

志摩ロードパーティボランティア部会

2012-02-15 23:24:19 | アクティビティ
15日の夜は、志摩で、ロードパーティボランティア部会でした。
みんな、お菓子を持ち込むので、いつも余るくらい…あふれています。(笑)



ロードパーティのボランティア(バリフリに限らず)をどうやって集めるか?どこに声をかけるかなどなど、みんなで話し合っているのです。
大概のマラソン大会は動員がほとんどらしいですが、この志摩ロードパーティハーフマラソンは、市民ボランティアがたくさん集まります。
これって結構珍しいカタチらしいです。
集めるの大変だけど、その分、制約にしばられず、結構自由なボランティアなのです。
ボランティア自身も楽しめるし、いろんな発見あるんですよ。
こんな参加があってもいいのでは?と想像を膨らませながら、会議をしています。
興味ありましたら、このコアの部にもいかが?

松嶋館さんの完了検査

2012-02-15 18:36:14 | バリアフリーツアーセンター
昨日に引き続き、松嶋館さんの完了検査に行ってきました。
うちの専門員ホープであるHくん同行です。
彼は頚椎損傷なので腕の力も弱く、トイレへの乗り移りも結構大変なのですが、ほらご覧の通り、大丈夫です。



松嶋館さんは、修学旅行生の受け入れが多く、最近は、その学校に一人二人、と車いすの子がいたりするものです。
そんなときに、このようなパブリックの車いす対応トイレがあるのは、先生たちも本当助かると思いますよ。


浴室には手すりなども設置!

今年度の伊勢市バリアフリー観光向上事業で二見地区の旅館で、館内に車いす対応トイレを造ってくれるのは3施設。従来のトイレがある旅館を含めると、5施設です。
一気に増えました。
うれしいですね~。

おひなさまめぐりばりに二見の旅館へ改修アドバイスと改修チェックめぐり

2012-02-14 23:55:40 | バリアフリーツアーセンター
昼前ごろから、二見の旅館を3施設めぐりました。
大石屋さん、海洋楼さん、松嶋館さん。
伊勢市バリアフリー観光向上事業のおしごとです。

大石屋さんは、改修のアドバイス。

入る前に車いすのタイヤをご主人が拭いてくれます。ありがとうございます。

海洋楼さんは、改修中のチェック。
 
車いす対応トイレができます。ちょっとしたことなんですが、こんな貼り紙がうれしいですね。

松嶋館さんは、改修後のチェック。

トイレのほんのちょっとした段差だったんだけど、業者さんに行ってすり合わせもらいました。これって結構大事ですよね。

ただいま、二見では「おひなさまめぐりIN二見」が行われており、旅館やお店でおひなさまが飾られているのです。
いやはや、改修チェックをしにいっているのに、ついつい、玄関先においてあるお雛様に目が行ってしまいますね。

チョコレートはチョコレートでも…

2012-02-14 23:31:40 | 不妊治療報告
朝からARTへ。不妊治療の健診です。
実は先月生理がこなくて…。ストレスかな?
数年に一度あります。一か月すっ飛ばし。

で、久々の不妊治療健診日。
よりによって、バレンタインの日です。

で、健診。

最近、内診感覚で、チョコレートのう胞があるかどうか、なんとなく分かってしまうワタシ。
あ~、今回残っているな~ってって思ったらやっぱり…。
いつもより大きなチョコレートのう胞が写っていました。
採卵準備は流れた。
がっくり。
で、ピルで様子を見ることに。

先生に、ちゃっかりチョコを持ってきた私。

帰りがけに、「私はお腹にチョコレートあるから、先生にはバレンタインデーのチョコレート」

しばし、先生は「はぁ?」って顔していましたが、「あぁ~、そういうことか?はは~ん。そういうことね」
って笑っていました。
やった、今年初のS先生の笑顔でした。ふふふ。

「車いす紅蓮隊(ぐれんたい)と一緒に楽しむ雪の大雪山麓」
2012年3月6日(火)~8日(木)

高柳商店街のバリアフリー調査

2012-02-13 22:58:28 | バリアフリーツアーセンター
本日は、伊勢市の高柳商店街のバリアフリー調査に行ってきました。
スタッフの野原さん、専門員のまゆちゃん、仲さん、南さんも一緒です。



天候はイマイチだったけど(寒かったし…)、アーケードの中なので、心配ご無用。



高柳商店街を巡って、アーケード内やお店、トイレなどをチェック。
実は高柳は何度もお邪魔しているので、大体はわかっているのですが、今回は、伊勢市障がい福祉課の事業委託で行いました。



これらは、調査をまとめて3月13日の日に発表を行いますね。

帰りは、商店街の中のお店「カフェレストミタケ」でランチ。

 

入口はスロープになっていたし、中に入ると、大きなテーブルがあって、そこで車いす利用者三人入って食事できました。
聴覚障害者もよく来店されるとかで、入口に手話のイラスト表が貼ってありました。

 

とても感じのいいお店の方でしたよ~。


「車いす紅蓮隊(ぐれんたい)と一緒に楽しむ雪の大雪山麓」
2012年3月6日(火)~8日(木)

帰りの新幹線は、車椅子席…ではないんだけど

2012-02-11 17:48:08 | ハサカル
行きは、多目的室を利用しましたが、帰りは、車椅子席…のようですが、実は、ここ、一般席。
いわゆる、新幹線の車椅子対応車両は、普通の3列2列のシートではなく、列入口に近い席、2レーンだけ、2列2列なのです。
通路が広く、車椅子も余裕で入れますが、実はこのうち2つの席だけが車椅子対応として売り出されています。
ほかのものと違うところは、肘掛けが跳ね上げということ。
そして、この場所を購入するのが、ややこしくて、東京で、みどりの窓口では、購入できずなんか事務所で購入らしい。
しかし、おなじようなせきでも、肘掛けが跳ね上げでなくてもよいなら、一般と一緒のように購入でするの。
だからその方法で購入。
見た目は、車椅子席と変わらないんだけどね。