HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0331:別れの日

2006-03-31 00:38:12 | バリアフリーツアーセンター
大口たたきましたが、なかなか仕事が詰まりきって、更新できておりません。
ごめんなさい。
そろそろ、日記を書ける余裕も作れそうな気配なので、徐々に書きます!!(こればっかり)


さて、本日は年度末最終日。ちょっぴりセンチな日です。
だって、いろいろみなさん異動でいなくなってしまう人などがたくさんいます。
もちろんツアーセンターは相変わらずですが…。

さて、本日メインのお別れ会?は鳥羽市商工観光課に県から出向で来ていたSくん。
まるっと2年いたわけですが、いつの間にか商工観光課ではツアーセンター担当ということで、どっぷりいろいろお世話になりました。
また、プライベート?な部分でもイセシマン活動に、いつの間にか引きずり込まれ、悪いけれどHASSY局長に逢ったが100年目という勢いで、私たちの活動に巻き込まれていました。

でも、彼は、本当によく、私たちのわがままや、いろんな問題を一緒に真剣に考えてくれ、私たちの立ち入るところでない場合は、しっかり注意もあり、でも出来るだけ、私たちの活動をまさに支援をしてくれていました。
ツアーセンターとしても勉強になり、いろいろ教えてもらいました。
Sくんもツアーセンターでとても勉強になったとうれしいことを聞かされたけど、それはこっちもなんだよ。

そんなわけで、お別れ会をしたいということで、最後のランチを一緒にしようと誘いました。


ま、と言ってもいたって普通のランチというわけですが。
この2年間を振り返って、いろいろオハナシしました。
あまりしんみりすると、泣けてくるので、その雰囲気はあえて出さずに…。

そのとき見せてもらったのがコレ


すごいでしょ?商工観光課のみなさんからのプレゼントなんだって。
粋なことするね~。
Sくんうれしくてちょっとウルウルしていましたけど、ここまでされる職員ってそういないよね。
それほどSくんはココですごくがんばって、活躍しました。
これがその証です。
宝やよな~こんなのもらったら…。
ほら、ネクタイの裏面だって、この2年間かかわってきた事業が連なっています。


「ばりふりぱっかりやん」と突っ込まないように。

彼が鳥羽にいた間、鳥羽にはたくさんの宝ができました。
ネクタイの裏に連なった事業はもちろん、目に見えないものまでいっぱい。
鳥羽市内を見渡すとありますよ、たくさん。

最後に握手をしたときに、必ずまたこっちで観光のことをバリバリしてくれると感じましたよ。

新年度から、センターから鳥羽市のバリアフリー情報をブログ発信するという企画があります。
この企画、Sくんが残したたくさんのばりふりネタがあるから引き受けたのもあるんだよ。
これから思い出しながら、いろいろ紹介していきますね。

Sくん、ちょと遠いところにいってしまうけれど、ツアーセンターのことは忘れないでね。

彼にとって鳥羽はほんとに
笑顔と感動にであう鳥羽(まち)
になったかもしれませんね。

なんだか本当に目頭が熱くなりましたね、今日は。

0320:おじさんがカンパ!?

2006-03-21 22:36:41 | イベント
本日予約ナシ。
ですが、車椅子利用者の参拝者は続々とやってきました。特に午前中。
最初は、介助式の車椅子利用のおじいさんご家族に声をかけて、電動車椅子に乗り換えて神宮参道をお手伝い。
車椅子利用者といえども、しっかりしたおじいさんでした。
とてもよろこんでいただけました。

おじいさん介助が終わって、衛士さんところへ車椅子を返しにいくと、そこにさらなる介助式の車椅子で参道に今、入らんばかりのご家族が…。
すかさず、この車椅子では、大変ですからこちらで電動を借りたらどうですか?とご案内。
もちろん、ボランティアもいますよのPRも忘れません。
実は、このちょっと前に、千枝さんより、トランシーバーで神宮の貸し出しが全部出払って今どこでもチェアを貸したという情報を入手していました。
でも、さっき返した電動車椅子があることが分かっていたので、ご紹介したのです。
やっぱり、車椅子が出払うことも結構あるようですね。
確かに、帰り道たくさんの車椅子の方とすれ違いました。
お手伝いしたくてもなかなか手が足りないことがあります。

ボラメンバーのNさん(71歳)。高齢だから神宮ボラは体力もいるし、自分に出来るボランティアじゃなないけど、何かのお役に立てれば…と、今回参加してくれましたが、90歳のおばあさんをサポートしているとき、車椅子が停まるごとに、おばあさんの手を自分の手で温めてくれていました。

本当寒かったんだよ、その気持ち、とても暖かく感じました。
体力勝負っぽい今回のボランティアですが、こんな気配りも大切なのです。
お疲れ様でした、Nさん。

今日はテントで待機していたら、観光客のおっちゃんに「カンパ」と1000円いただいた。
お断りしたけど、「がんばってくれよ~」とエールをもらい。いただいちゃいました。
ということで、せっかくなので、本日いるボラスタッフたちに差し入れ。
「うの花ドーナツ」に変身。
 
おっちゃん、ごちそうさん!!
これで午後からのサポートもがんばるよ!!

というわけで、午後からは2件ボラ活動。

<本日の利用者>
①手動車椅子(男性・83歳) 富山県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 ゆっくり歩行が出来るので階段サポート
②手動車椅子(男性・88歳)愛知県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段はおんぶする
③手動車椅子(女性・90歳)大阪府在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段はゆっくり歩いて昇るのをサポート
④手動車椅子(男性・高齢)愛知県在住 自身の介助式車椅子で参拝サポート 階段は車椅子ごとはこぶ
⑤手動車椅子と歩行困難者(男性・83歳/女性81歳) 兵庫県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段はおばあさんはゆっくり歩き、おじいさんはかいだん下で待つ

0319:浜松からの団体ご一行がいらっしゃいました

2006-03-19 23:09:44 | イベント
朝から小俣図書館で、私は講演活動!!

前から決まっていたから、神宮ボラは千枝さんと板井くんに任せました。
なんたって、本日は予約がドドッと入っていますから…。

ちょっとドキドキしながらも、センターの数少ない収入源である講演へ行って来ました。
お話の内容は、「恋心からはじまったバリアフリー活動」(笑)

そうなんです、この手の講演は多いです。
思い切ってプライベートをさらけ出して、講演するのですが、意外とみんなあまり受けないんですよね。
まだ私の恥ずかしさが残っているのかもしれません。
もっと極めます。ハイ。
他の、部分は時々ウケたりもするんだけど…。(ってウケ狙いばかり考えているのか?)
それから今日の講演でうれしいことがありました。
なんと、昨日神宮ボラに来てくれたKさんが聞きに来てくれたのです。
講演の話は昨日知ったばかりなのに…フットワーク軽い!!
それだけでなく、最近お手伝いしてくれている。先日社会実験行っていたヘルパー派遣で大活躍したヘルパーのHさんも聞きに来てくれました。
なんだか、うれしいですよね。

さて、講演が終わったら、そそくさと退散して、いざ、神宮ボラへ。
さすが、日曜日。神宮に近づくと道はメチャ混みです。
分かっていたから、神宮手前の浦田駐車場…もいっぱいで、河川敷にさっさと駐車。
そこから歩いて約1キロ。でも渋滞に巻き込まれた車よりもずっとか早いです。

本日の予約の方がなかなか来なくて、しかも連絡のとりようもなく、ボランティアは待ちぼうけ。
午前中予約の方も来ず、12:00着の団体さんも13:30になっても…来ない。
14:00からの予約もあったので、ハラハラしていたら、到着しました。12:00着の30名の団体(うち視覚障害者11名車椅子5名)。
すると、恐れいていたことに14:00のお客さんとバッティング!!
OH!!NO!
でも大丈夫、ボランティアは本日午後から10名ぐらいいますから。
みんなであたふたしながらもなんとかサポート体制をとって、いざ出発。
団体さんたちは、ちゃんとタスキをしてくれていたので、分かりやすかったです。
"

私は、珍しく現場を担当。テントは千枝さんに任せました。
正殿前の階段を車椅子ごと運ぶことが出てきそうだったので、ここは米袋(30キロ)を担ぐ農家の娘の出番です。(←一応鍛えられています)

私は、頚椎損傷の男性の参道介助と階段あげを担当。
団体と同行のサポートスタッフと、私たちの神宮ボラと3名で交代で後ろから押し番、前のキャスター上げフォローを行いました。
もちろん神宮の案内をトリビアネタも交えつつ。
 



正殿前にかかり、他をサポートしていた神宮ボラのメンバーもここで待機してくれていて、さらに1名フォローしてくれて上まで行きました。
 

頚椎損傷の男性の手を合わす姿が長く感じて、とてもそれが印象的でした。

帰りも写真撮影を行いつつ、神宮の参拝を終了。
少しおはらい町も歩きましたが、なんと今回浜松から日帰りで来訪だったそうで、かなりハードスケジュール。

今度はゆっくり来てくださいねとみなさんに言って、バスを見送りました。
たった1時間ほどしかご案内していないのに、なんだか一日じっくり付いていたような、そんな親近感を感じてしまいます。
バスを見送るとき、ほとんどの方が視覚障害者でありましたが、手を振って見送ると、みんな窓から手を振ってくれ、なんだか暖かい気持ちになりました。


ちょうどバッティングしたご家族も実は浜松の方。
心配でしたが、そちらも満足していただけたかな?ちょっとバタバタしてしてしまって挨拶もロクに出来ずに申し訳なかったです。
でも階段の上までもサポートされながら上がっていたようでした。

あわただしいながらに、なかなか楽しい一日でした。
3日目、少しずつボランティアも慣れてきているかな?と思います。


これをどう、システム化するか?誰が、リーダとなって引っ張っていけるか?というところが大きな課題かな?

本日はNHK津が取材に来てくれました
放映日は
21日(祝)の18:30~「ほっとイブニングみえ」(NHK津)です。

<本日の利用者>
①手動車椅子(?)愛知県在住 自分の車椅子で参道介助 正殿前階段は車椅子ごとあげる
②手動車椅子(74歳)愛知県在住 詳細不明
③歩行困難者2名(高齢者)静岡県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 ゆっくり歩行が出来るので階段サポート
④視覚障害者11名(盲導犬使用者1名)・車椅子5名(青年~高齢者)静岡県在 自分の車椅子やどこでもチェアを使って参道介助。車椅子ごとあげたり歩行のサポートしたり

0318:雨の日でもみんな和気あいあいと

2006-03-18 02:34:38 | イベント
毎日が、新しいことばかりで、書きたいことも一杯。
でもどうも私の記憶が…。

本日も、ボランティアの方が午前中だけでも14名午後から1名追加され、大人数での待機でした。朝から、皇學館大学生の一団がたくさんのバスで乗り付けました。
そう、本日は卒業式。

みなさん正装しています。

すると、去年の駅ボラを参加してくれていた卒業生や学校の先生たちがわざわざテントブースへ挨拶しに着てくれたり、なんだかうれしいです。

午前中、一件予約がありました。地元の方で、一人での参拝希望、神宮の電動車椅子を借りて、たっぷり参拝。ちょっとたっぷりすぎて、疲れさせてしまったかもしれません。大丈夫だったかな?

そのほかにも3件。さまざまな方たちを対応させていただきました。
見ていると、ボランティアの方たちは本当意欲があって、みんな自然と車椅子の方を見かけると、どんどん声をかけて言ってくれています。
きっと、サポートが目的なボランティアだから、比較的声をかけやすいのかもしれません。
これが、ごく普通にたまたま参拝に来たときに、そこに車椅子の方がいてもなかなか声をかけることはできないかもしれませんが、今回は分かりやすいですもんね。
声をかける理由もあるわけだし、実は、そんな理由があったほうが、活動はしやすいものです。

神宮の衛士さんたちもとても、的確なボランティアへ利用の促しをしてくださって、ボランティア側としてもモチベーションが上がりますよね。なんたって、神宮からも理解されている…。

初めてのことなので、いくつか問題点や注意を受けたりもしましたが、それは初めてにはつき物。
それらをすり合わせながら、共存していくのがベストです。

しかし、本日は、残念なことですが午後からしっかり雨が降ってくれました。
  
雨が降ると寒いです。                    雨が降ればこれが楽しみ

サポート中などではなく、利用者さんたちが雨に濡れることはありませんでしたが、午後からは、対象者がいない分、テントでボランティアの皆さんが、持っている知識の共有が行われておりました。

それも自然と…。
ちょっと寒かったけど、神宮の話、ヘルパーの話、いろんな話が聞けるのもこの活動ならではなのかもしれませんね。

私は、午後から少し体調を崩し気味だったので、ボランティアを閉めて帰ってバタンキュー。
うれしいことに、パートナーが夕ご飯を作ってくれました。


しかも後片付けも…。
イヤイヤやっている風でもなかったのが、とても安心してベッドで横になれました。
ありがとう、パートナー。
私ももっとやさしくなれそうだよ。

朝からITV(ケーブルテレビ)の取材がありました。
放映日は
19日(日)19:00~1:00の毎時一回
18日(月)6:00~19:00の毎時一回

<本日の利用者>
①手動車椅子 (43歳)伊勢市在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段サポート
②歩行困難者(85歳)千葉県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 杖歩行が出来るので階段サポート
③手動車椅子(80歳)奈良県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段サポート
④手動車椅子(高齢者)兵庫県在住 神宮の介助式車椅子を借りて参拝 階段は人が多かったので断念

0317:ばりふりお伊勢さん お参りサポートボランティアモニター始まりましたよ

2006-03-17 03:09:45 | イベント
先にあやまっておきます。1週間ほど、日誌を吹っ飛ばして、本日からとりあえず書きますね。過去のものは徐々に書きます。ちゃんと書きますよ。だってネタはたくさんあるんだもん。時々注意して見ていてね。

さて、本日からは絶対書き始めないと…と私を駆り立てたのは、タイトルの通り、神宮参拝ボラが始まるから。
せっかくなので、リアルタイムにみなさんにお知らせしたかったのです。


初日朝、センターからは私、そして理事長が10時ごろに来るということでした。
昨日の雨はどこへやら…しかし、強風です。春の嵐です。
神宮さんに設置していただいたテントは無事だろうか?と不安気に現場到着。朝の9:00前でした。
もちろんまだ誰も着ていません。
とりあえず、宇治橋横の見張り所の衛士さんに挨拶。

せっせと机と椅子を運び、セッティング。

すると、なんだか朝から人のかたまりが…。よく見ると白無垢のお姉さん。
そう、結婚の報告を内宮へしにきた花嫁、花婿でした。
伊勢神宮では結婚式は挙げれませんよ、でも報告をしにいってきてようです。

後で聞くと、この花嫁さん。伊勢市の観光課の方だったそうです。

拠点に戻り、セッティング続き。でもテントが強風のためグラグラ、バタバタ。
どうしよう、このままテントが舞台セットみたいにパタパタパタとたたまれて、私を包んでしまったら…と、恐る恐るテントの下。
ちょっとずつ風で傾きかけているけれど、それは、とにかく男手が来たら直してもらうとして、机の上に観光パンフを並べようとしたが、風で思いっきり飛ぶ。
何も置けない、何もセッティングできない…。と悩んでいると、ボランティアのスタッフがチラホラと集まってきました。

頼もしいメンバーたちです。
今回のボランティア募集で集まった方々は全部で50名ほど。
その方々が、ローテーションで、毎日午前と午後で延べ10名~20数名が来てくれます。寒いので、テント側面カバーを設置。

理事長も到着して、ボラメンバーを集めて、挨拶と自己紹介とレクチャー…
をしているときに、
 

ぶわふぁぁふぁ~
ずずずずずーガガガガガガ~

とテントがヤバイ。10名のボラスタッフがとっさにテントの四隅にしがみつき、三匹の子豚状態。すると今度は

ぶわきぃードギョギョギョ。
バリバリバリ。

朝から設置された、自立看板が支え棒と見事に離脱。

トホホホ。
初日からいきなりこれだよ~。

でも、でもみんな頼もしいメンバーです。

そんなことより、よりよい拠点を一生懸命設置。
そんな風にバタバタしている中、綺麗なお姉さんがやってきた。

「あの~さっき車椅子を借りようと(衛士見張り所に)行ったら、あちらで聞いてくださいと言われました」

うわーい利用者第一号。
おばあさんを伊勢神宮につれってあげたくて…というご家族でした。



いざ出動!!
と出だし快調。予約を待たなくてもこうしてやってきていますし、需要は多い。
また神宮の衛士さんと、かなりの連携が初日にして確保確認できました。

次から次へと利用者さんが通り、声をかけるとかけ方にもよるが、大体が喜んで受けてくれました。


階段を上げる若手男手たちは、トランシーバー連絡により、正殿帰路中のところ、さらに正殿へ向かう利用者の方と合流して、続けて、正殿の階段上げと…、若手はボラブースに戻ることなく、神宮を往復してくれていました。お疲れ様でした。


利用者さんの差し入れです

<本日の利用者>
①歩行困難者(92歳) 金沢在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段体ごと上げ
②手動車椅子老夫婦(高齢)愛知県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段体ごと上げ
③手動車椅子(72歳) 神奈川県在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段はゆっくり歩いて上がる
④高齢の手動車椅子(90歳)・小児麻痺による手動車椅子(38歳) 大阪府在住 神宮の電動車椅子を借りて参拝 階段は体ごとはこんで、上に手動車椅子を設置し、そこに移乗。
⑤手動車椅子(93歳) 京都府在住 神宮の電動車椅子に乗り換え参拝  階段は体ごと上げ

一件につき、参拝に最低1時間はかかるため、数はこなせませんが、充実度がとてもありますね。


取材も受けました

0308:三重県観光ガイドの点字版がセンターにあります

2006-03-13 01:34:40 | 伊勢志摩観光情報
県から、三重県の観光ガイドブックの点字版をいただきました。
センターに来訪される視覚障害者に見てもらってくださいとのことです。

4冊で1セット。すごい莫大な量です。


でも、でもさ、点字を読めない私たちには、例えば、お客さんが、
「どこそこの情報が知りたいんだけど」
と言われても、
この4冊の莫大なページ数の中から
「ここらへんに書いてあります」
ということを言えない。

だからできれば、点字の下に墨字があると助かるんだけどね。
せめて、目次は墨字が欲しい。

いや、もらっておいて何なんだけどね。
でも大事にします。ありがとうございます。

視覚障害者の方で伊勢志摩来訪時にはぜひ、読みに来てください。きっとかなり時間がかかりそうです。

0307:高柳商店街の視察対応と、安楽島小学校と社会見学

2006-03-07 22:27:40 | バリアフリーツアーセンター
朝から、高柳商店街へ。
1月23日の箕面市商工会議所の視察
に続き、またまた今度は愛知県の大府市の視察です。


伊勢市のTMOに頼まれ、お話しに行ってきました。
32名という大人数の方々にお話をして、好評でしたよ。
もうすっかり、伊勢志摩ではバリアフリーや福祉が浸透しつつある中、こういった形で視察に来られる方々は、どうやってみんなを説得したのですか?などという心配があるようです。
高柳商店街の橘理事長の話にしても、私たちツアーセンターもですが、誰か一人ひっぱていく人材も必要あると思います。
いちいちみんなの了承というより、ある程度猪突猛進型(笑)な人も必要なのです。

高柳の話が終わり、本当はそのままみなさんと商店街見学をご一緒する予定でもあったのですが、実は昼から、安楽島小学校が鳥羽駅前からミキモト真珠島などのバリアフリーの視点で社会見学するお手伝いをたのまれていまして、本当はスタッフの野原さんが行く予定を立てていたのですが、昨日急遽野原さんのお父様が他界されて、それどころじゃななくなった。
ということで、私と千枝さんがお手伝い。

安楽島小学校4年生。
元気です。とっても。
先生たちもいつもこの子達と一緒なのか~と感心してしまいます。

バスターミナルでお出迎えし、そのままだ佐田浜駐車場で車椅子対応駐車場の広さを確認し、かもめの散歩道を通り、ミキモト真珠島へ。


その間、車椅子を2台用意したのですが、「車椅子乗りたい人!!」と希望を募ると、ハイ、、、みんな手を上げてくれました。
 
車椅子に群がる子供たち。元気です。

あのね、みんな乗れないから、順番ね、といっても、我先にと介助したがったり、乗りたがったりします。
私はそれでいいと思うのよね、乗ってみたいという興味からどんどん車椅子を身近に感じてもらい、そんな風に思うのが悪いなんていう気持ちが出てしまうとダメです。
どんどん乗ってください。

で、道中、かもめの散歩道の跳ね上げのベンチを教えたり(これ、子供たち結構知っていてうれしかったぞ)、

昨日問題となった歩道の誘導ブロックの壊れたのを見てもらったり。
このときさ、子供たち素直でうれしくなりました。
車がここに入るから、この歩道が壊れるのよと教えるとみんなが「なんで、こんなところに車が入るんさ~!!」と。
うん、そうなんだ、何でか私も知りたいよ。
それをもっと叫んでくれ!!子供たちよ!大人にそれを言って欲しい!

道中は子供たちと話しながら移動。
中には、おばあちゃんが車椅子で、手足もかなり不自由で夜は人工呼吸器つけているという話も、そしてその介護をしているお母さんやお母さんのお姉さんの介護のストレスがあって…と小学校4年生なのに、すごく介護の苦労を知っていて、びっくり。

ミキモトでも子供たちは弾けていましたね。

子供はマネしちゃだめよ。これは特別な人しか介助できません。

とっても楽しそうで、そして素直で、疲れれるけど、大人の思いもよらない質問に、ドギマギしたり、とてもたのしかったです。


なにより、私の年齢を25歳と言ったボクよ、ありがとう!!それくらいに見えるんだね。
その後、本当の年齢を教えてあげたら「なんや、おばやんやん」だって。
ひ、ヒドイ。

0306:かもめの散歩道からの相談

2006-03-06 20:53:54 | 伊勢志摩観光情報
本日、志摩建設部の鳥羽プロジェクトの方がセンターに来訪。
先日電話があったのですが、なんでも出来てまだ一年も経たないかもめの散歩道と同じ事業で作られた車道側の歩道。
そう、景観を損なわないよう、デザインされた誘導ブロックにしたいという趣旨からセンターとしても視覚障害者のTちゃんと、何度も足を運んで、あーでもない、こーでもないといいながら、作り上げた特注の誘導ブロック。(以前のハサカル日誌の11月22日を参照)

その歩道に、車が乗り入れて、歩道そのものも誘導ブロックもボロボロになっているので、ちょっとその助言を聞かせて…ということで、いらっしゃいました。

このところ、かもめの散歩道(海沿いの木道)ばかり通っているから気付かなかったけれど…、写真を見せてもらったら、そりゃもうひどい状況。

ヒビがいっています。こんなところばかりです

車が通るって、ここ歩道でしょう?なんで?
と聞くと、夜になると、釣り人などが乗り入れたりするんだって。
誘導ブロックどころか照明も一年の間に2度も壊されたのだそう。
※そもそもここは釣り禁止なんだけどね…

で、今回の対策として、歩道に車が乗り入れないために、車が進入しそうなスペースのところに重いプランターを設置することに。
お試しなので、問題が出たら、すぐにどけることは出来ます。
ただ、今まで車を乗り入れていた人がどう出るかわかりませんが、そのプランターの位置が車椅子や視覚障害者に邪魔にならないか?ということです。

そんな話を聞いたら、邪魔だと思えないよ。
車椅子が通れれば、視覚障害者がぶつからない位置であればOK。
それに、これらを公表する必要があるよね。
どうして、ここにプランターがあるか?ということ、そして車が乗り入れることにより、どうなるか?それら直すために、どんなにお金がかかって、それらが税金だってこと。

話が終わって、すぐに現場を見に行きました。
写真で見るよりも、どこもかしこも壊されていました。
せっかくの誘導ブロック…。
デザインされて綺麗なのに、欠けたり、割れたり…。ひどいものです。
  
何度修理してもこの状況なんですって

私は伊勢志摩が大好きで、たくさんの人にもっともっと、伊勢志摩に来て欲しくて、PRしたいけど、こんな状況の伊勢志摩は好きではありません。
観光客が一番通るところでもあります。(鳥羽駅~鳥羽水族館の道)
みんなに、「伊勢志摩っていいところよ~」なんて言えなくなってしまうよね。これじゃあ。

壊しているのは目に見える歩道や誘導ブロックだけではありません。
伊勢志摩に住む、伊勢志摩を大好きな人たちの心をも壊しているのです!!
そこをよく理解してください。
人の心は、お金では直せないのです!
  
このあたりによく車が乗り入れているようです

だからもっと伊勢志摩を誇りに思えるよう、伊勢志摩に住む一人一人が気をつけて下さい。

0305:扇芳閣UDR会議

2006-03-05 22:38:47 | 宿泊施設
朝から扇芳閣のユニバーサルデザインルームプロジェクト会議。

さらに、さらに新しくできた図面とにらめっこしながら、激論会です。

先月内閣府の事業で、ヘルパー派遣事業のための研修会を扇芳閣さんで行ったとき、あのユニバーサルルームで、ヘルパー視点で、色んな提案が出てきたので、ぜひ今回の改装には取り入れていこうとなって、その復習。
研修会に参加していない人も、な~るほどといったようなこともあり、この間の研修会がこんなところでも役立つなんて、なんだかうれしくなります。

あと、浴室での危険を知らせるための手段、かなり激論交わされたけど、最後のすんなり「防水のインターフォン付ければいいやん」と名案が出て、解決。
  
やっぱり、たくさん人が集まると、大きな課題も何かしらの解決策が見つかるものです。

お昼ごはんはちどり家のお弁当。最近の会議はお弁当食べ比べになってきているぞ。でも次回もお弁当付き。次はどこのだろう?(あ、やっぱり楽しみにしている?)

0304:ふれまち集中研修会と地元奉曳団の会議

2006-03-04 22:23:29 | バリアフリーツアーセンター
朝からふれまち研修会。
丸一日にちかい朝~夕方までかかってしまいました。
ううう、運輸局のホウコクショとか仕事は山積みなんだけど…。


でもね、後半になるにつれて面白くなってきて、ついつい結局最後までいてしまいました。
もっと時間を気にしない時期にコレをしてくれるとな~とか思っちゃいます。


鳥羽シーサイドホテルからの景色です。外は気持ちよさそう~

夜は、地元地域の奉曳団の会議です。いよいよ祭りの気配が…。
12日は浜参宮です。