HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

大谷大学の岡本ゼミのみなさんが神宮サポート体験

2008-09-27 10:12:04 | 講演・視察
大谷大学のみなさんと朝から扇芳閣でUDルームを見学してもらいました。
学生さんたちが口々に、「泊まってみたい~」って絶賛していました。
そこがミソですからね。

扇芳閣見学を1時間ほどで終えてから、いざ伊勢神宮へ。

みなさん福祉心理もされているということですから、この伊勢志摩の観光のメインにもなる神宮参拝、どんな思いで見られるのかな?って観察しながら案内しました。
宇治橋手前で、神宮の貸し出しの電動車椅子を見てもらい、「どうして自分で操作できないのですか?」と質問。


見張り所の衛士さん、見せてもらうだけに車椅子出してくれてありがとうね。


スルドイ質問です。
こういった場合は、介助者も当事者もその車椅子操作は初心者であることで、お互いリスクは同じなんだろうけど、当事者=介助してもらうという図が成り立っているのでしょう。

神宮の立場をとって、周りの参拝者につっこんでしまうこともあるので…云々ということを説明しましたが、本当は、当事者も介助者も対応できるといいのですが…。

でも、私有地内(神宮は一宗教団体の私有地になります)で事故されるのは確かに未然に防ぎたいですよね。

参道800メートルの間、何人もの車椅子利用者とすれ違うたびに、学生さんたちは、気にしているようでした。


とりあえずお決まりの正宮前での記念撮影


さて、正宮前です。
そこで、岡本先生が言いました。
「どなたか、車椅子の方が見えたら学生たちに上まで介助させたいですけどね~」

それは、是非やってもらいたいですね。
すると、スグに手動介助式の車椅子を利用された方がやってきました。
学生たちに、声をかけさせてみました。(すんなりOKしてくれる方と、遠慮されて断れる方がいるので、どちらも勉強になるだろうと…)

声をかけた方は、喜んで学生たちの申し出を受けてくれました。
力ありあまる学生たちです。
女の子もいますが、力ありそうです。


イメージはちゃんと出来ているようです。車椅子の持つ場所も家族に聞いていましたよ。


簡単な注意事項を伝えて、学生たちに任せました。

みんな良く心得ています。
みんなの掛け声に揃えて進んでいます。
対象者のおじさんに「大丈夫ですか?」「今から持ち上げますよ」などなどきちんと相手が安心するような声をかけています。
みんなの思いは、ひとつになっていました。


「実は、還暦のお祝いで家族みんなで来たんです。こんな偶然あるかしら?とても嬉しいです」と、対象者の奥さん。
突然の申し出に、大変感激してくれました。


サポート終了後記念撮影


いい思い出になったのは、対象者やその家族だけでなく、手伝った学生はもちろん、その場、その光景を見ていたみなさんも幸せな気持ちになれたと思います。

心なしか、正宮前の衛士さんの表情も安堵されているようでした。
あくまでも想像ですが、衛士さんたちは毎日正殿上まで上がって来れない方たちをたくさん見ていると思います。
手伝いたくても、持ち場を離れられない(上命令でしょう)。
けれど上まで参拝できればいいのにと、と思いながら見守ることしかできない歯がゆさがあるのでは?

そこに、偶然にも助けてくれる人たちが現れて、その歯がゆさがとけたわけです。

大谷大学の学生さんたちみなさん、ぜひ、当事者の心の中はもちろん、周りをとりまく人の気持ちというものも取り上げて欲しいなと思いました。

来年の卒論期待しています!!(プレッシャーかな?)


この日、秋の神楽祭があったんですよね。

愛知新城大谷大学の岡本ゼミのみなさんが視察にみえました

2008-09-26 22:04:38 | 講演・視察
23日(火)に愛知新城大谷大学、岡本ゼミの学生さんたちがセンターを視察にみえました。
岡本先生とは、以前パートナーと蒲郡に行ったときに、お会いしたことあるんです。
久しぶりの再会でした。

でも、視察って緊張するんですよね。
講演と違って、少人数相手だし、鋭い質問とかあったりするとドギマギします。(笑)

でも、学生のみなさんも緊張していたみたい。



みなさんは大学3年生。
もうじき卒論のことも考えていかなければなりません。

岡本先生のゼミでは、福祉心理学もしているということでしたので、当事者だけでなく、当事者と一緒に旅行に来る同行者の心理を考えることも大切だよという、ユニバーサルデザイン的なお話もしました。


明日は、岡本ゼミの皆さんを扇芳閣と伊勢神宮にご案内です。

今日の視察でのお話は、千枝さんに95点もらいました。
やったー!!

人に話をするときって、ノっているときと、なかなかノれないときとあるんですよね~。

まるっと一日テレビ取材でした

2008-09-26 17:58:19 | バリアフリーツアーセンター
22日は朝から鳥羽水族館で鳥羽高校の授業でしたが、それと同時に三重テレビの取材が入っており、そのまま一日まるっと撮影が続きました。

 

鳥羽水族館 → 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでインタビュー撮り → 扇芳閣でUDルームの撮影と若女将インタビュー → カモメの散歩道にてインタビュー → ツアーセンターで残りの撮影

 

ってな具合で18:00すぎまでかかりました。

放映は来年になるので、また近くなったらお知らせしますね~。

 

あ、ちなみに私は前日家の草ヌキを真剣にしすぎて(熱中しすぎて)、まぶたを蚊にさされました。
そんな姿ですが、気にしないでください。

鳥羽高校 「観光とバリアフリー授業」鳥羽水族館編(写真9月26日UPしました)

2008-09-24 09:09:07 | バリアフリーツアーセンター
以前から日記にちょこちょこと書いてきましたが、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの委託事業でもある鳥羽高等学校の「観光とバリアフリー」授業。



高校3年生の選択授業のひとつであります。
1学期は観光とバリアフリーの基礎。
2学期からは本場、観光施設に出向き、現場で疑似体験を行います。

疑似体験は、車椅子や高齢者、妊婦さんになるだけが体験者ではなく、その周りの同行者も体験者です。
要するに班には一人だけが擬似道具を使う人。

 

後のみんなは、それぞれのシチュエーションをつくり、車椅子の班ならその班は家族なのか友達同士なのか?高齢の車椅子なのか?事故で車椅子になった人なのか?など。
そしてその周りをとりまく人たちはどんな関係の人なのか?などなど、同行者の観光客の一人として疑似体験を行うのです。

その中で、車椅子の方と一緒に行動することにより、同行者としての不便な点、問題点などを「気づく」ことを目的とします。

このシチュエーションづくりから結構楽しいのです。
もちろん、生徒たちで考えてもらいます。

妊婦さんと一緒に行くのは旦那さん?と思いきや、妊婦さんのお母さんと…という設定。

 

 
 
今回は、三重テレビさんの取材が入り、レポーターも一緒に体験。
Mくんたちの班に入れさせてもらったけど、レポーターの女性がおばあさん、Mくんがおばあさんのダンナさんであるおじいさん。

 

介助するのは孫であるHくん。
「孫がようしてくれるわ~」「おじいさん、ちょっと待ってんな」などなど演技をしながら、水族館内のチェックポイントをクリアしながら回ります。

車椅子の体験班はスロープを、妊婦さんは授乳室を、高齢者は暗い館内をめぐってもらったり、いろいろです。





みんなの視点はいろいろあり、
・アシカショーの車椅子席はいいけれど、手摺が目線に入って邪魔だと感じた
・床が暗いと高齢者は見難い
・高齢者はすぐに疲れるので、ショータイムの近くにイスがあって助かった
・高齢者の場合、水槽との距離が分からなくて少し危なかった
・車椅子はショータイムのとき、目の前に人が立たれると見えなくなるから工夫したい
・ジャングルゾーンで車椅子用のスロープがなくてがっかりでした
・車椅子の人は説明パネルが高くて見えなかった。

などなど、普段水族館に来ても気づかないことがいろいろ、気づいたことと思います。
来週はこれらを元に、教室でワークショップです、

 

外での授業との差が激しいので、生徒たちは、もっと外に出たいといいますが、ここはガマンです。
セットですからね。

関空へ別ちゃんを迎えにの写真を追加します

2008-09-23 16:38:37 | ハサカル
18日に関空へ別ちゃんを迎えに行ったときの写真が私の分があまり無かったので、千枝さんが撮ったものを追加して貼ります。


こりゃ、目立ちますわね。空港職員から注意を言われるのも無理もありません


 
目立て、目立て精神ですね。みんな…


 
空港職員に注意されて、ショボンとすると、なんだか路上生活者のような姿です。頭は派手だけど…



私はこのとき、ほとんどビデオを撮っていたので、写真をあまり収めておりませんでした。

 
みんな笑顔で帰国!!それがイチバン!!

第7回 全国車椅子バスケットボール大学選手権に行ってきました(9月23日写真UP)

2008-09-22 12:47:07 | アクティビティ
9月20日(土)・21日(日)にご近所であるサンアリーナで行われていた「全国車椅子バスケットボール大学選手権」をパートナーと見に行って来ました。


上等な体育館での選手権です。もっとたくさんの方にみにきてもらえるといいな。


実は、この日、午後からサンアリーナ外の花畑でイセシマンのショーがあったので、それまでの間、バスケを見てこようとなりました。

しかし、昨夜からの雨で、午後からのイセシマンショーは中止。
準備はしてきているけれど…。
でもとりあえず、バスケ観戦。

全国津々浦々も大学生の車椅子バスケットボールクラブの皆さんが集っています。
茨城、大阪、兵庫、神奈川、岡山などなど全部で12チーム。
トーナメント形式で勝ち上がって行きます。
この日、日曜日は3位決定戦と、決勝でした。

ここまで来ると、かなりの迫力のチームです。
先日見たパラリンピックでの車椅子バスケを思い出します。
ハラハラします。

 
ディフェンスもスゴイです。みんなの顔も真剣。


でも、ほとんどが健常者なんですよね。
言って見れば、車椅子バスケの障害者のクラス訳で4.5点の人ばかりと言っても過言では無いでしょう。


焦れば、焦るほどシュートって入りにくくなりんですよね


でも、状態がいいから言って、有利ってことでも無いのですよね。
何が大事って、車椅子操作なんですから。

 
女性も活躍ぶりをみせてくれます
 

みんなすごい練習しているんだろう?ってくってくらい車椅子操作もすばやく鋭いです。
見ていて、ハラハラしてきます。

ひとつのスポーツジャンルとしてなかなか他の障害者スポーツにはない広がり方だと思います。
あと、これらがもっともっと広がり、三重県の大学にもチームが出来れば面白いんじゃないかな?

さて、外でのイベントが中止になった、イセシマンですが、急遽こちらのバスケに突然の乱入。
もちろん、代表の方の了解を得てね。
選手のみんなとハイタッチして、少しだけ応援させていただきましたよ。

近くで見ていると、より一層迫力を感じますね。


決勝ともなると互角です。がんばれ~。


日本代表の別ちゃんが来ると言っていましたが、ごめんなさい、昨日来ていたようです。
だから今日は来なかったようです。


コーチの指導も的確に。みんな真剣に聞き入っています

日本代表選手をお出迎えに、関空へ行ってきました(写真9月21日UP)

2008-09-21 02:07:27 | 県外情報
別ちゃんが、18日の夕方の飛行機で帰国するということは聞いていました。
疲れているだろうから、帰りの車(自分の車で関空まできている)を代わりに運転してあげようと、別ちゃんのお母さんと、志摩市職員の井上さん、そして千枝さんと私で関空に行ってきました。


別ちゃんだけじゃないよ、日本チームみんなお出迎えの準備しました


彼女にいち早く伝えたいこともあったので…。

関空までは井上さんの車で、お菓子を持ち込んで、遠足気分。

関空まではざっと2時間半ぐらいだったかな?
結構近いです。
セントレアが出来てから、もっぱら名古屋便の多い私。

関空は6年ほど前の新婚旅行以来かも…。

さて、5時20分ごろに飛行機は着陸。
車椅子だし、荷物が大量にあるだろうから、出てくるのはみんなよりまだまだ。

出口付近には私たち意外のお出迎えの方々たくさんいらっしゃいます。
みのもんたの朝ズバッ!の取材陣もたくんさん。

 
朝ズバッ!の取材陣です


でも、レインボーカツラや横断幕やらいろいろ持ってきていたのは私たちだけ?
途中、空港スタッフからも「まだ出てきませんから、出てくるときは教えますので横断幕などはそれから広げてください」と注意を受ける。
でも、帰ってくるのが嬉しくて…。落ち着いていられないのです。


お出迎えの準備は万端です


わくわく。

最初は柔道チームが出てきました。
ああ、メダル持っている…。
感動の親子対面シーンだ。
と眺めていたら、やってきた、きた女子車椅子バスケットボール日本代表チーム!!


朝ズバッ!のポージングしてましたが、翌日の朝ズバッ!に出てなかったような…


お疲れさま~と。みんなに声をかけてお出迎え。
別ちゃんも出てきました~。
思わず抱きしめっ!!

この数日間のパラリンピックのハラハラドキドキ試合やその他色々な気持ちがこみ上げてきて、ちょっとウルッときました。


別ちゃんと、お出迎えメンバーと。元気で帰ってきてなによりです。


メンバーたちは、北京で見たあの元気さがちゃんとあります。そのままでした。
本当にお疲れ様でした。

さて、別ちゃんを乗せて、車で帰ります。
その前に、関空で夕食を食べて、別ちゃんリクエストでお好み焼きに決まる。


これはモダンです。


食事が終わってから、別ちゃんの車に乗り込みイザ帰路へ。
関空から岸和田まで別ちゃんが運転して、そこから伊勢まで私が運転しました。
別ちゃんの車はアルファード。
デカイ!
私、ほとんど車を運転するときは座席シートをめい一杯前に持っていきます。
そのため、前に出すぎてサイドブレーキのバーを動かせなかったり、手動装置を座席で押しすぎてブレーキがかかっていたり…。
ちょっと笑える失敗。

ところで、道中北京での出来事いろいろ話をしながら帰ったのですが、その中で選手村がとてもとても上等だったって話になって、あまりにも感動しているから「どんなの想像しとったん?」と聞いたら、

別ちゃん曰く
「え?だだっ広いところに、テントがたくさん建っているのかと…」

車内大爆笑!!
その想像からだったら、さぞかし過ごしやすかったことでしょう。
この天然さが、彼女を北京に行かせたのかもしれない。

いいぞ、別ちゃん。

9月20日・21日は「第7回全国車椅子バスケットボール大学選手権」が三重サンアリーナで行われるよ

2008-09-19 11:00:39 | アクティビティ
台風がじりじりとこちらへ向かってきている様子です。
予定より少し早まって、今日(19日)の夜が台風のピークになりそうなので、週末はきっと台風一過のいい天気になることと思います。


さて、そんな週末に、ちょっと興味そそるイベントが三重県伊勢市にある三重県営サンアリーナにてあります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「第7回全国車椅子バスケットボール大学選手権」

1.日   時  2008年9月20日(土)(10:00開会式・10:45競技開始)
             ~21日(日)(9:30競技開始・13:50閉会式) 
2.会   場  三重県営サンアリーナ(三重県伊勢市朝熊町鴨谷4383-4)
3.対 象 事 業  第7回全国車椅子バスケットボール大学選手権大会
(GBP日本車椅子バスケットボール大学連盟 主催)
4.連 絡 先  GBP日本車椅子バスケットボール大学連盟 事務局
電子メール  gbp_executive2008@yahoo.co.jp
電   話  06-6977-3232
F A X  06-6977-8833
所   在  大阪市東成区大今里西1-1-5,3F(〒537-0014)


このパラリンピックでも燃えた、車椅子バスケットボールの大学選手権です。

迫力ある試合を生で見ることができますよ。

え?大学生にそんなにチェアーウォーカーっておるの?と疑問に思うかもしれま
せん…
実は、みんながみんなチェアーウォーカーではありません。
健常者で、あえて車椅子バスケットボールに挑戦する若者たちの大会なのです。

おそらく数年前の車椅子バスケットボール漫画「リアル」からこんな活動ができたのでは?(予測)

もちろん、ホンモノチェアーウォーカーもいらっしゃいます。

日曜日には、会場へ北京パラリンピック帰りの別ちゃんこと別当由香選手も応援にかけつけます。
探してみましょう。

ぜひ、みなさん、週末はあの迫力ある車椅子バスケットを間近で見られるサンアリーナまで足を運んでみてください。

北京パラリンピック 女子車椅子バスケットボール3位決定戦 日本 VS オーストラリア

2008-09-18 10:37:22 | 県外情報
仕事場から家に帰ってくると、ソワソワ。
試合開始は中国時間19:00。日本時間は20:00。
現在19:00すぎている。
試合まであと1時間もない…。

もうすでに、家事に手がつかない…ってことで、テンヤモンを頼むことに…。(手抜きでごめんなさい)
ごめんね、今日は試合が始まるで何も集中できないのです。

しかし、期待していたネット中継では、バスケットが行われる国家体育館の様子ではなく、シッティングバレーと車椅子ラグビーの決勝をしていました。
期待してみていたみなさんごめんなさい。

3位決定戦よりもやはり決勝の方が注目ですもんね。
試合時間過ぎて、何度も見に行きましたが、残念ながらバスケットはしていませんでした。

しかし、大丈夫。
実は、北京で知り合いになった某メディア関係の方と、日本に帰ってきてからも現地の様子をメールでやりとりしていて、この試合も見たいけど、「日本で中継しやへんのさな~」と話をしていたら、なんと、「ピリオドごとに点数だけメールで送ってあげる」と、人間の暖かさを感じる、なんとも嬉しいご好意により、私は、とてもリアルタイムに試合の流れを読むことができました。


①間もなく始まります☆

②第1P終了
 10-17 オーストラリアリード。

③第2P終了
 23-31 オーストラリアリード

④第3P終了
 36ー43 オーストラリアリード。

⑤第4P
 残り8分
 40-45 オーストラリアリード。
 5点差になりました。

⑥残り2分
 43-50
 負けてます

⑦残り1分
 45ー52
 負けてます。

⑧残り15秒
 47ー52
 負けてます。今タイムアウトです

⑨試合終了
 47-53
 日本負けました。。。


今、読み返しても、その試合の情景が見えてきます。
追いかけて、追いかけて、それでも追いつかない悔しさと、相手のディフェンスに阻まれてシュートできないもどかしさ…汗と、疲れと、その臨場感がこの数字だけのお知らせだけでも充分に伝わってきます。
不思議ですね。すごく、試合光景が見えるのです。
手に汗握ってしまいます。
後日、この試合の様子がニュース写真で見たときに「あれ?オーストラリアのユニフォームってこんなだったけ?」(見てない、見てない…)と、すっかり試合を見ていたと錯覚を起こしていたほどの私。

ピリオドごとと言いながら、第4ピリオドでは5回もメール送ってくれている。
私も応援返信していたから、最後の方ではチャット状態。
メールリアルタイム報告、本当ありがとうございます。

7点差がなかなか縮められなくて…。
普通に入れれば4シュートで逆転とか思うけど…。
そう簡単にシュートはさせてくれないようです。
大きいんですね、7点。
途中5点差まで迫ったけど、でもやはり、差をつけられて。

結果の詳細です
  ↓
http://results.beijing2008.cn/WRMP/ENG/INF/WB/C73/WBW400102.pdf
でも、よくがんばったよ。
見れなかったけど、きっとしつこいぐらい食いついていったんだと思う。
オーストラリア勢もハラハらだっと思うよ。
それに、すごくいい試合だったとメディアの方もおっしゃっていて、それ想像できる。

メダルは、そりゃ、あるに越したことないよ。
でも、ベスト4やもん。すごいよ。
それに、一試合、一試合全力で戦ってきた彼女たちのその姿勢はメダル以上の感動を私たちに与えてくれました。

このパラリンピックの期間中、私たちの周りで想定できない、いろんな問題が発生して相当なダメージを受けたりもしたけど、彼女たちの戦う姿を見ると、希望が見えて、とても力になりました。
この期間、こんなに熱くなるものが無かったら、もっと落ち込んでいたかもしれません。


別ちゃんからは「精一杯頑張りましたが、力及ばず6点差で負けました。」というメールが…。
精一杯がんばったんやから、充分。上等です。


みんなが胸張って帰国するのを楽しみにしています。

私たちを北京に連れて行ってくれた別ちゃんに、そして力を与えてくれた”2008北京パラリンピック 女子車椅子バスケットボール 日本代表チーム”に「ありがとう」そしてお疲れ様でした。

本日(15日)、日本時間20:00より 日本VSオーストラリア 3位決定戦です

2008-09-15 11:28:10 | ハサカル
泣いても笑っても、これで最後の試合になります。
おとつい、ドイツに敗れて、今日(15日)オーストラリアと3位決定戦。

どこでもドアがあったら、今すぐにでも北京に行きたい!という気持ちを抑えつつ、本日も仕事。
でも、なんとなく仕事が手につきません。
ごめんなさい。

チームの気持ちがひとつになって、全力でこの試合挑んでいくことは間違いないと思います。

北京から帰ってきて、いろんなことがあり、いろんな気持ちが入り乱れて、いろんな理由があって日本チームは是非メダルを持って帰ってきて欲しいっ!

でもあまり強い気持ちを出すのもプレッシャーだし…。
ベスト4と言うだけでも、すごいことなんよ。

今日は、家に帰っても夕食作る間もなく、即応援体制。
(すでに今日は朝から応援の意味をこめて志摩弁Tシャツ「まいこましたろ」を着ています)
ネット中継で応援します。

パラリンピックネット中継↓(たぶんすると思う)
http://player26.narrowstep.tv/assets/players/3206/html/player.html

今からドキドキです。
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「女子車椅子バスケット初戦 日本 VS 中国 勝利です」 の写真をUPしましたよ。

http://blog.goo.ne.jp/hasakaru/e/3eb071a9428b807d504ee8cb704f8365