HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

パートナーは、ほんまにパラリンピックに行けるのか?

2007-09-29 17:49:45 | アクティビティ
先日のアメリカロチェスターでの2007世界障害者セーリング選手権。
パートナーのパラリンピック出場獲得権を惜しくも逃したものの、実は、その後のことがありまして、今現在行けるともいけないともあいまいな状態がずっと続いております。

ひさしぶりにヨットエイドジャパンのHPを見に行ったらこんな企画が…

http://www.yacht-aid.jp/hixyouka.htm


そうやな、既成事実を作ってしまったら、こっちのもさ。
という、わけでもないけど…。

と言うことで、あちこちでお祝いパーティをやってしまいましょう!!(笑)

鳥羽商工会議所 ばりふりセミナー

2007-09-29 15:45:45 | 講演・視察
9月18日(火)の話です。

「今日からできるバリアフリーセミナー」と題して、鳥羽の商工会議所でバリアフリーセミナーの「基礎」を行いました。車椅子の方でも立てない方、つたい歩きができる方、いろんな人がいること。
視覚障害者や聴覚障害者とのコミュニケーションなどなど、語りだすと止まりません。私。



1時間ほどの私の講演と、あとの1時間は軽いランチを食べながら、BFIG!
(ツアーセンター独自のワークショップです)

みんなで、自分の勤める施設にいらっしゃる身体の不自由なお客さんをイメージして、そのお客さんが、どこで困るのか?それらをどういう解決法でクリアするのか?というようなゲーム感覚でワークをしてもらうのです。

なかなかみなさん、盛り上がってくれました。
11:00~13:00という微妙な時間ではあるけれど、なかなか充実した時間を過ごせたんじゃないかな?

パートナー帰国(写真追加)

2007-09-21 00:12:52 | アクティビティ
台風と共に日本を離れたパートナーが17日(月)に帰ってきました。
「IFDS 2007世界障害者セーリング選手権」出場のため、6日(木)からアメリカ ロチェスターに行っていたのです。

向こうに着いてもまったく音沙汰なくて、無事アメリカに到着したのかどうか?とちょっとヤキモキしたけど、

数日間ヨットエイドジャパンのHP

http://www.yacht-aid.jp/の速報

http://www.yacht-aid.jp/World%202007.htm

を見ながら、とりあず無事なんだと確認。
連絡しろよ~!
数日間、上記のHPから情報を収集していました。

そして帰国の日、行きの逆でアメリカ⇒成田⇒セントレア

ベルラインの船着場まで向かえにいけばいいのかな?って思っていました。
6月に中国の青島行った時もそうだったし…。

しかし、成田に着いた15:00過ぎに電話がありました。
無事帰国連絡とともに「車椅子が壊れたからセントレアまで、家に置いてある車椅子持ってきて~」だと。

なんでもアメリカ~日本間の飛行機の荷物積み込み時に壊れたらしいです。
タイヤのスポークが壊れたとかで、まったく乗れない状態。
弁償は航空会社がちゃんとしてくれるそう。

ということで、シゴトを早退して家の車椅子を持ってベルラインでセントレアへ。


バリアフリーの船ですよ


ベルラインは2時間に1本なので、結構早くセントレアにつきました。
そして、車椅子をずるずると引っ張りながら、セントレア散策。

 
セントレアのトイレで発見。子供用の男の子便器ですが、ウワサに聞いたことあるシューティングのシールがありました

無料手荷物預かり所があるのですが、飛行機乗った人のしか預かってくれないそうです。
残念。


時々「動く歩道」のことを「歩く歩道」と言ってしまうことがあります。それでは普通の歩道です。


有料の預かり所もあったけど、1時間ちょっとぐらいガマンしようとそのまま夕食をとって、お迎えゲートで待機。
車椅子をコロコロ引くのがめんどうになってきたので、パートナーが来るまで自らなんちゃってチェアーウォーカーで過ごしていました。
うむ、人が多い…(圧迫感を感じます)

 
車椅子の目線で。お迎えゲートの出口ところ、そんなに人立っていたら、出てくる人にジャマだよ~そこのカップル

そして無事到着し、車椅子受け渡し任務完了。
座布団暖めておきましたので…。

さて、お土産話のレースの結果は…

ドベ(方言かな?ビリってこと)ではなかったけど、あと1つ国を抜けばパラリンピックの権利をゲットできたらしいけど、残念無念。
でもとてもいい勉強になったそうですよ。
日本のセーリングはまだまだ世界には遠いようです。

しばし、ゆっくり身体をやすめてもらいましょう。

9月26日(水)「FMいたみ」(ラジオ)にイセシマン参上!!(写真追加)

2007-09-20 00:28:45 | イセシマン
「FMいたみ」にて9月26日(水)AM11時放送の「やっぱり三重県、旅三昧!」のコーナーでイセシマンが参上します。

と言っても、生じゃないから、その収録のため、9月14日(金)イセシマン声優陣が集り、音入れ。


今日は和室で録音


3分少しのシナリオなのに、18:30~22:00過ぎまで缶詰状態。
回数をこなせば、こなすほど、だんだん、集中力もなくなり、なんだかしっくり来ない。

ストップウォッチを忘れてきました。ので、携帯で代用


でも、最後の最後に隊長が「喝」を入れてくれて、なんとか無事収録。
ふー疲れた。


喝を入れられ、立って音入れしだす声優たち 熱くなってきています


詳細はコチラまで↓
http://www.itami.fm/news/entry.php?eid=00045


伊丹周辺のお住まいの方は是非、聴いてくださいね~!


このDVDは、8日のサンアリーナで行ったもの。なかなかいいデキです。

鳥羽高校授業のBFIGで考える

2007-09-19 21:37:19 | 講演・視察
9月12日(水)は、鳥羽高校授業の日。
先週水曜日で行った疑似体験をもとに、みんなでBFIG(バリアフリーイマジネーションゲーム)です。



これらはDIGという災害時の図上演習(三重県発)をもとに、それらをバリアフリーバージョンにアレンジし、ツアーセンターが作ったワークショップ

疑似体験したときに感じたバリアは出てくるのですが、それらを解消するための手段、しかもお金をかけずに…となると、みなさん手が止まってしまいます。

でも、そんな中でもいろいろ出てくるし、発表も恥ずかしがらずにどんどん進んだのはうれしかったな。

 

 


こういったワークショップ、学生時代からとても大切ですね。
私たちの学生時代もなかったね、こんな授業。
常に、先生対生徒だった。
1対大勢。

みんなの前で自分の考えを伝えるということ。
伝えることの難しさ、それらの説明など、日本人には少ないようです。

現在も海外生活をしている友人が10年ほど前、初めてカナダに留学したとき、その悔しさを切々と語ってくれたことがあります。

言葉はしゃべれる、相手の言っていることも理解もできる。
でも、自分の考えが、想いが伝えられない

実は、コミュニケーションとは「言葉」の問題ではなく、「自分の考え」を持っているかどうか?ということが一番重要なのかもしれません。
だって、言葉が通じなくても、趣味を通して、コミュニケーションが図れたりもしますもんね。

松阪市役所職員研修講演

2007-09-15 13:23:29 | 講演・視察
昨年も頼まれました松阪市役所の職員向けに人権研修講演
前は、午前と午後の2回講演でしたが、今年は午後のみ。
約160名の職員の皆さんに9月10日(月)お話しに行ってきました。

人権研修と言っても、私はあまり人権を意識したいことはないんですけどね。
どちらかというと、やはり話は観光に流れてしまいますね。
松阪も観光地であり、伊勢志摩にいらっしゃる観光客も松阪でお肉を食べたいという方もいらっしゃるので、もっと広域に考えれば、松阪の観光情報も伊勢志摩とリンクしていかなければならないのかもしれませんね。

もちろん、ちゃんと、バリアフリーとは!とパーソナルバリフリー基準の心を伝え、私の経験を踏まえた話を1時間30分なり。

講演ではいつもパワーポイントを使います。
私のパソコンはバッテリーが6時間持つので大丈夫!

というか、いつも講演はパソコンだけを持って行っていました(アダプタはなし)。
今日も始まる前に、担当の方に、アダプタは大丈夫ですか?と聞かれ
「大丈夫、大丈夫、いつもこれでやっているし、余裕で持ちますから」と。

そう、今までは余裕で持っていました。
が、この日やってしまいました。

後半話が80%終わりかけた頃、バッテリー切れです。
とほほ。
やっちゃったよ。

パワーポイント的には2~3ページぐらい残っていただけなので、後は私の話術でフォローしましたが、うむ、これからはアダプタも持参せねばならぬか…。
バッテリーの寿命なのかな?

海のバリフリーまつり

2007-09-15 10:57:33 | アクティビティ
昨年より行われている「NPO法人 海の達人」主催の「海のバリアフリーまつり」が津市のマリーナ河芸にて9月8日(土)・9日(日)に開催されました。

ツアーセンターも協力しています。
今年は、マリーナ河芸もアクセスディンギーを購入したので、セーラビリティ伊勢からも持参し、たくさん海にアクセスが浮かぶ姿は、大阪の大会以来です。
三重県にもこんなにアクセスディンギーが増えるとは!!
5年前の景山先生作、手作りなんちゃってアクセスディンギーを操船していた時には夢にも思わなかっただけに、なんだか感動。

で、パシャリ。


いつか、伊勢湾で大きな大会したいですね。

さて、ツアーセンタ-が協力しているのは、主に2日目に行われる「ばりふり座談会」。
人選とシナリオをお手伝いしているのです。

今年のパネリストは

セーラビリティ伊勢代表 強力 修 氏


チェアーウォーカーダイバー 玉川 敬子 氏


AJU自立の家 障害者ヘルパーステーション・マイライフ 石田 長武 氏


セーラビリティ伊勢 東谷 瞳 氏


以上、4名です。

マリンレジャー歴深い人も浅い人も、これからの人も海への思いを熱く語り、そもそもの活動するキッカケとなる根本や、それらに至るまでのお話なども聞かせてもらい、なんだかバリアフリーマリンレジャーの未来が見えた気がしました。

みなさんの一言一言にも重みがあり、ちょっとウルウルしそうになったりもしました。

何よりも、玉川ちゃんの最初に出会ったとき(ちょっと内気)からの変貌(笑)?ぶりもうなんだかうれしくなってきてしまいます。
どんどんイケイケ!!
恋話(コイバナ)ももう少し聞きたかったけどな~。

石田さんは電動車椅子サッカーでも活躍しているようで、そもそもスポーツは大好きのよう。
その話し方といい、人を動かすオーラを感じました。



瞳ちゃんは、マリンレジャー初心者ではあるけれど、音楽、演劇でも活躍していて、今アレモコレモしたい盛りって感じ。その欲は若い頃には必要ですよ~。

そして、強力さんは名コーディネーターです。
上手く話をまとめて、自分の海の上経験からの質問も、みんなの本音を上手く引き出してくれました。

いい座談会になったと思います。


聴いている人たちの心にも響いたかな?

最後にみんなで記念撮影。みんないい笑顔ですね。私は二列目左端にいます。

宮川の花火大会

2007-09-15 09:30:27 | 伊勢志摩観光情報
7月14日(土)が本日だったのですが、台風で流れて9月8日(土)になった「神宮奉納花火大会」(うちらは「宮川の花火」と言っています)。
宮川河畔から約9,000発もの花火が夜空に打ち上げられます。



さて、7月からどうしてこんな夏も終わる9月に延びたかというと、この花火大会は「全国の競技花火」でもあり、その美しさ、目新しさなどのコンテストなのです。




そう、全国からたくさんの花火師がやってくるのです

夏に入れば、全国あらゆるところで花火大会が催されて、予定していた7月の伊勢の花火が延びれば、出場する花火師たちの予定があわなくなり、こうして9月になってしまうのです。

で、その花火大会はイセシマン変身日の夜に行われました。

実は、パートナーと出会ってから、いやもっと前からかな?花火大会に行っておりませんでした。
パートナーが人ごみがニガテというのもありましたが、ま、家からもチラッと見えるしね。
デートするには労力が…。

しかし、今年は友人が「桟敷が一人分空いとるよって、パートナーがおらんならおいない!(パートナーがおらんならがミソです)と誘われて、久しぶりに花火大会に行ってきました。
しかも運転手付き(イセシマンメンバー)。

やはり、真下で見るのは迫力ですね。
スターマインも10年前に比べて色も、形もすばらしいですね。





しかも桟敷ってば最高!!


ゆったり、座って食べて飲んで楽しめます。
それに、この時期はそれほど蚊にも悩まされなかった。

桟敷へは車椅子でも行けないことはないけど…(やはりチェックしてしまう)、何問題かというと、ズバリ駐車場ですね。
私たちはたまたま運転手が宮川の近くに親戚があり、そこに停めさせてもらったけど…。
普通はそんな待遇ないです。

帰りもすごい渋滞でした。
これがなければね~。

しかし、いい時間を過ごせました。
桟敷に誘ってくれた友人、運転してくれた友人に感謝、感謝です。
ありがとうございます。

イセシマンIN伊勢ものしり王選手権

2007-09-13 18:54:22 | イセシマン
パートナーが飛び立って、しばらく独身生活満喫!!
と、言いたいところですが、パートナー見送った日は帰ってすぐ会議だったし、翌日仕事&イセシマン練習。
そして9月8日(土)は、イセシマン変身の日
サンアリーナにて「伊勢ものしり王選手権」の会場に参上です。

これは伊勢市内の小学生たちが集って、伊勢に関するクイズで争っていくもの。
もちろん、出場権利があるのは、小学生。
この子達にまじってもわからないよな…と思う私の身長であっても、それはダメ。
オシイ。

で、そのイベントのひと枠に「イセシマンショー」が行われました。

今回のショーはすごいです。
日誌にも声入れの話を書きましたが、ショーの回数を増すごとにみんなの役者魂がもえてきています。

で、私は、何をしたか?
は、ナイショです。


いつも同じ役とは限らないのです。
でも、ものすーごくストレス発散でいい汗かきました。
ちょっと病みつきになりそうです。

子供たちにはちょっと違った意味でウケていました。
また来るからね~!
クイズの項目にイセシマンネタが入るのはいつ?

パートナー見送りの前泊

2007-09-13 11:58:11 | アクティビティ
パートナーの「IFDS 2007世界障害者セーリング選手権」アメリカ ロチェスターへの旅立ちは6日(木)でした。
旅立つ前後は、台風9号がやってくるかどうか?という微妙な時。
台風が怪しいということから、あらゆることを想定して5日に様子を見ていたわけなのですが、恐れていたことが起こってしまいました。

予定では
6日早朝イチバンで津のエアポートラインからセントレアに向かい、セントレアから飛行機で成田に行き、ヨットエイドジャパンのメンバーと合流して午後の便で成田からアメリカへ…。
私はセントレアまで荷物持ち&お見送り係り。

でしたが、予定が狂いました。

5日の夕方にエアポートラインから連絡。
「明日(6日)の船は台風のため全便欠航となりました」

私は予測していたので、午後休を頂いてから、前泊準備をしていましたが、パートナーは「船?大丈夫さ~」とのんきにかまえていました。

しかし事態は一転したわけなので、急遽5日の最終便でセントレアに向かうことに。
時間に左右されない泊まるだけのセントレアなので、松阪のベルラインの20:20発最終でセントレアに向かいました。

事前の準備のときに、ベルラインの船は今の期間、ドッグ(整備)に入っていることを確認していたから、バリアフリー船じゃないかも…と問い合わせてみたら、代船でも車椅子OKだという。
うれしいじゃないですか!!

ということで、私は一泊分の自分の荷物と、パートナーの渡米分の(しかもカートのシート持参←ヨットに欠かせないらしい)をヨロヨロしながら運んでセントレアに向かいました。


なかなか考えたスロープでしたよ


船は言われたとおり、スロープが設置されて、「へぇ~こんな船もこんなスロープが取り付けられるんだ…」という感じ。

台風が来ていたので、航路はそこそこ揺れましたが、二人とも熟睡していました。

セントレアでは、なんと初の「東横イン」に宿泊
ハートフルルームと言うバリアフリーのお部屋に宿泊。


ベッドの間まあまあ広かったです。エレベーターの間口がちょっと狭いよね~って感じ。


ビジネスとは思えぬ、この上等な液晶テレビ!


角部屋なので、お風呂に窓があります。ブランドでしめられるけど、お風呂に入るとき、ブラインドはジャマだな。
トイレはもちろん両方とも手すりあり

ビジネスにしては広いし、なんといっても安い。
二人で8,085円ナリ。
対応も悪くなかったよ。
他にも車椅子のお客さん見かけたし。
問題は、セントレアの建物までに少し距離があり、一般の人には予約制の送バスがあるらしいけど、もちろん車椅子では乗れません。
歩くには問題ない距離ですが、車椅子だけに雨が降っていたら…という不安がありますね。

幸いにも翌日降っていなかったけどね。
セントレアで愛知県のコーチと一緒に成田に向かい、無事アメリカ行きの飛行機も飛びました。


いってらっしゃーい
クルーじゃないけど、ズルっこです。


国内線はJALかANAだからどれが乗る飛行機かわかりません。でも一応お見送り。
燃料電池のバスも走っています。環境を考えた空港です。



私は、パートナーの一泊分の荷物を持って、家に帰りました。
しかも、前日の連絡どおり船は出ていなかったので、名鉄⇒近鉄⇒タクシー(バスも動いていますが、ちょうどいい時間がありませんでした)でベルラインへ車を取に行くという陸路で。
陸路でのセントレア⇔伊勢も、不便はなかったですよ。


たぶんこの飛行機に乗ったんだと思う…