HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

2009年志摩ロードパーティ(マラソン)の会議です

2008-11-27 21:33:37 | アクティビティ
昨日の夜は志摩ロードパーティの会議が志摩スペイン村で行われるので、行って来ました。
志摩市合併(4年前)を記念したマラソン大会を始まりにバリアフリーのアドバイスをするということで、ずっと参加しています。

来年の行われるために、会議が始まっておりまして、12月より、いよいよ参加者募集にかかります。

さて、2009年のロードパーティは4月19日(日)に行われるのですが、今年新たにバリアフリーコースを設けてもらうことになりました。(協力続けてきてよかった~)
4年来の願いです。

今まではパルケパーティランにチェアーウォーカーが参加できたわけですが、このコース、かなりのアップダウンで危険多しなのです。
毎年、なんとかならないものかと試行錯誤してやっと5回目のロードパーティで新しいコースを採用してくれました。
毎回大会のたびに、このコースならいけるかな?と密かに考えていたわけですよ。

そのコースとは
志摩スペイン村を出発して坂をあがりパールロード本道へ、的矢大橋を渡り伊勢志摩ロイヤルを折り返してもと来た道を戻るというもの。
距離は2キロぐらいです。
ハーフ、10キロコースの途中までが一緒です。
パールロードをへ上がるところに少しなだらかな長い坂があるぐらいで後は平坦に近い。

そしてなによりも、的矢大橋からの眺めがサイコー!!
この志摩ならではの景色を見て欲しくて選んだようなコースです。
地元の人でもなかなかあの道をマラソンで渡る人はいないでしょう。

速さを競うコースでもないので、ぜひ、この景色を目で、肌で、香りで感じてください!

志摩ロードパーティ実行委員会とランナーズのダブルIさんたち(とても仲のいい二人)の警察への交渉や私たちの思いを受けとめてくれた成果です。
本当にありがとうございます。

その期待を裏切らないように参加者には感動のマラソンコースを、ダブルIさんたちにはたくさんの参加者とたくさんのマラソン好きを増やすこと。

ということで、今日の会議はこれらのすり合わせです。
いよいよです。



募集期間は12月10日頃~3月13日までの間。
センターのホームページでも募集予定なので、そのときにはまたお知らせしますね~。

不安なこと、心配なこともあると思いますが、お気軽にお問合せくださいね。
まだまだですが、ワクワクしてきました。

鳥羽駅前の実証実験店「海鮮市場」へ行ってきました

2008-11-26 09:52:36 | 伊勢志摩観光情報
そんな情報はもっと早くブログにUPしろっ!
と、怒られそうですが、実はセンターがある鳥羽駅前ビル鳥羽一番街の向かいにあるドルフィンパークにて、先週の金曜日(21日)から明日の木曜日(27日)まで鳥羽元気再生事業推進協議会が実証実験として期間限定のレストランを開設しています。

 
イルカの噴水が目印。車は隣の佐田浜駐車場が利用できます。弁当を食べれば駐車場券までもらえちゃう。


鳥羽の新鮮な味をと、内容の充実さから考えると1,000円という低価格で海鮮定食が食べられるのです。(日替わりらしいです)

  
お弁当の入れ物がちょっと違ったりしますが、中身は同じです


この連休はものすごい人だったので、近寄れなかったのですが、休み明けの昨日行ってきました。

確かに、新鮮で鳥羽の料理を楽しめます。
でもこれ絶対1,000円で出していたら儲けはなしですよね。
実証実験中だからなせる業です。
お弁当にひじきご飯とあおさ味噌汁もつきます。

 
白飯かひじきご飯か選べます


お弁当の内容も

神島産のあらめを使ったあらめ巻き
安楽島産のカキフライ

などなど、もちろん、どの素材も鳥羽のものを使用

テーブルにお弁当の食材メモみたいなものを置いておいてくれたら、実感しながら食べられるのですけどね。
それはなかった…。
観光客なら、これ美味しかったから、帰りに買って行こうというアクションに繋がるかもしれませんよね。
でも、どこの素材だったか忘れてしまってはもったいないです。
帰りがけに再度弁当の中身の素材確認をしようと思ったら、さっきまで掲げられていた「本日のメニューは…」という、ホワイトボードでの書き込みが弁当売れきれと共に消されていました。
残念。

 
オープンカフェみたいで気持ちいいレストランです。寒くなければね。


アラカルトに伊勢えびのボイルや魚の煮付け、焼き牡蠣などもお好みで頼めます。
しかもこれもどれもお手ごろ価格。

明日(27日)までというギリギリ情報ですが、お近くの方、ぜひ行ってみてください。
13:00頃になると売れきれることもあるので、早めに行くことをお勧めします。

詳細はコチラ ← クリック


早くいかなきゃ食べられないよ

採卵後の結果 胚盤胞移植のこと

2008-11-25 11:11:24 | 不妊治療報告
約束どおり、火曜日の今日、朝からARTに電話しました。
二日前採卵した卵の受精状況です。


結果は、ジャカジャカジャン

とりあえず、4つの卵が受精し、現在4細胞分裂して順調。とのこと。

初めて採卵したときは、授精し、ある程度分裂したら、2~3日後に胚移植でしたが、最近は違うんです。

胚盤胞移植という方法で行います。


そういえば、前に説明を受けました。

自然妊娠であるなら、この分裂中の卵状態だったら本来卵管内にいるはずなんです。
そう、本来卵管内で受精し、胚盤胞になった時点で子宮に飛び出て、着床。


今までの、2~3日目の分裂状態で胚移植をするということは、子宮に移植する(しかない)ということなので、自然ではありえないことなのですよね。

以前の方法だと、子宮内で分裂→胚盤胞まで持って行く。
これは卵にとって非常に過酷なことだったのではないでしょうか?
分裂を卵管内で過ごすにはそれなりの理由があるはずです。

だったら、分裂中の卵を卵管に戻せば?と思うのですが(痛そうです)相当の技術手術になるとか…。=お金も掛かるでしょう。

そこで、最近良く行われるのがこの胚盤胞移植。
卵管内で終える分裂をギリギリまで外の世界で行い(ま、これも不自然といえば、不自然ですよね)、子宮内に戻すのは胚盤胞状態(着床する直前)の卵です。
こうすれば、妊娠率も高まるそうですよ。

今回私は、その方法は初めてなので、ちょっと楽しみ。

でも、でもですね、その方法のリスクは、この外の世界で分裂(培養)し、胚盤胞まで持ちこたえることの難しさ、らしいです。
ので、前回も一度目の電話で授精し、分裂しています!という嬉しい結果の数日後に、分裂ストップしました。
という結果に…。

今回も、4つも授精し、分裂中ですが、それらが数日後(12月1日に結果を聞きます)どうなっているかはわからないのです。

上手くいけば、年明け以降に胚盤胞移植です。

スイートポテト

2008-11-24 23:39:04 | プライベート
先日、ご近所の方から頂いたさつま芋。
みはるさんのライブでスイートポテトを食べたパートナーが「おいしかった~」って言うから、触発されて作ってみました。
スイートポテト。

 
さつま芋3個ぐらいで出来ました


裏ごしするのに、思ったより時間がかかって、疲れた~。

今日もシクシクお腹が痛むけど、明日には治っているかな?


あ?あれれ??なんかおるよ…あまりにも似てるもんだから一緒に並べてみました

採卵無事終了 予定より多く卵収穫

2008-11-24 14:47:20 | 不妊治療報告
朝、早く起きて8時前に松阪済生会病院ARTに到着。
休日採卵ということで、少し肩身の狭い思い…。
と、思っていたら、もう一人先客さんがいました。
なんだかホッ。
私と同じ採卵だと思う。

カーテンに仕切られた休憩スペースにて、呼ばれるのを待ちました。

先に来ていた彼女が内診室に入りました。
3ヶ月前「麻酔なし」の採卵をしているので、大体の流れは覚えているつもり。
そうそう、まず、ガチャガチャと器具を用意して、ジャブジャブ消毒して…。

お、音が聞こえる。

歯医者に来て、ギュィーン、ガガガガとか聞こえて痛みを思い出すように、前の人の音を聞いて3ヶ月前の痛みを思い出してしまいました。

しかし、しかしですよ、時々声は聞こえるのですが、彼女が「痛い~」とか「う~」などといった声が聞こえてきません。
始終先生の質問に対して「はーい」と、元気良く答えているではないですか。

やはり、痛いのは私だけ?なのか?
ちょっと不安に思います。
そうなのかもしれません。
みなさん、不安感を持たせてしまってごめんなさい。

そして私の番がやってきました。
心の準備なんてものはありません。
さっさと内診台に乗り、消毒。

深呼吸をしながら、往生際の悪い私は「痛いかな?」「怖いよ」と小声でつぶやいたり。
すると、カーテン向こうのS先生が一言低い声でピシャリ

「やめるか?」

ひょえ~、ごめんなさい。

「いえ、やります」と即答しました。当たり前です。
うるさい私を黙らせる方法ですね。その時点で覚悟を決めました。

休日なので、いつものように、看護師さん横についてくれないかな?って思っていましたが、きちんといつもの看護師さんが「野口さんがんばって」と、私の手を持ってくれました。

う、うれしい。

そして、採卵です。
先生は4~5個ぐらいと言っていました。
卵胞同士が近くにあると、一緒に吸い取ってくれるので、チクッとするのは、きっと3回ぐらいだと覚悟をしていました。

しかし、そんなことはありませんでした。
左3回、右2回ぐらい。
チクッとして吸い取っている間は、それはもう、この骨盤や腰あたりがギューと締め付けられるような鈍痛。
説明しにくいですが、ま、生理痛の酷いものだと思ってください。

採卵終了。
私が、力を振り絞り「うるさくてごめんなさい。ありがとうございました」と言うと

S先生が「がんばったやん」と、めったに褒めない先生が褒めて?くれました。

採卵後、お尻に痛い注射をして30分ほどベッドで休憩。
その後、内診して診察して終了。
診察の際、卵の数を教えてくれました。

「卵、小さいのもあるけど、7個取れたで」

え?7個ぉ?先生ぇ、この間4~5個って言ってましたよね。

多く取れたのは嬉しいけど、こんなに多かったらさ、麻酔してもよかったんじゃ?
5回もチクッとしたよ。
ああ、こうして、先生は徐々に、採卵に麻酔をつかわなくなって、そのうち10個超えても麻酔なしとか言うのかな?恐怖だ。

まあ、麻酔なしなのは、①その日車の運転出来るし、②仕事にも行けるし、③低価格だし、利点も多いんだ。
そやでいいんよ。

抗生剤を頂いて、帰路へ。
しかし、微妙にまだお腹と腰が痛い…。
ということで、しばし、駐車場の車なのかなで休憩してから帰宅しました。
なんだかお腹に石を詰められたような重さを感じます。

こんなときだけ、車がミッションだったことを悔やみました。
クラッチ、踏むとお腹に響く…。

午後からは仕事。
まだズキズキ疼いているので、そろりそろりとしか歩けません、どころかちょっと、座っているのがキツかったので、一番街の会議室の秘密?のベッドで一時間ほど休ませてもらいました。
一番街の専務が寒いだろうからと、タオルケットを届けてくれました。
申し訳ない。ありがとうございます。

ほんなんなら、はよう家に帰れ!と、言われそうですが、この日中に一件お客様に資料を作らなければならなかったので、頑張り、夕方に復活し、任務完了。

火曜日に病院に電話して、卵の授精、分裂の経過を教えてもらうのです。
どうか、良い結果が出ますように。


本日かかった費用

外来採卵(無麻酔)  20,000円
採卵休日・祝日加算  10,000円(やっぱり…)
採卵取得加算7~10個 50,000円

計          80,000円

浜千代館マンスリージャズライブ いい夫婦の日

2008-11-24 13:49:00 | 伊勢志摩観光情報
二見、浜千代館のマンスリーライブに行ってきました。
先月も行ったのですが、最近日記に上げていませんでした。
ごめんなさい。

本日のテーマは11月22日(土)、いい夫婦の日にちなんで

夫婦の町で「いい夫婦」を考える ジャズライブ

です。

二見 夫婦岩 11月22日 となればそうでしょう!




本日もお客さんが多いです。
気のせいか?夫婦らしき二人組みも多そう。

若女将のみはるさんのヴォーカルをはじめ、ピアノ、ベース、ドラムが加わります。



なんだか、最近豪華になってきていますね~。

ピンクボジョレーがあると聞いていたので、楽しみにしていたのですが、私は明日の朝、例の採卵です。
身体のことを考えて、ノンアルコールで。
もちろん、パートナーはちゃっかりグラスで2杯。

そしておもてなしデザートが「豊浜産のさつま芋で作られたスイートポテト」です。



かわいらしいサイズに、ほっこり美味しいデザートです。

ジャズライブの方は、もちろん、大満足。
「Close to you」 「Misty」 「You'd be so」 「Smile」などなど。
なんだかいつもより、ライブ時間も長かったような…。
お得な気分。

心地よい音楽にボジョレーを飲まなくっても酔えます。

そして、今月結婚記念月の夫婦がいるということで、二組夫婦の紹介。
その1組に我が家…。いや~テレます。
そしてもう1組も良く知る夫婦。
旦那様から花束のサプライズプレゼントがあり、みはるさんから手渡されていました。



私たちより、大先輩のご夫婦。
なんだかとてもいい雰囲気のご夫婦で、憧れます。

ところで、ライブが終わって、みはるさんと話をしていたら、なんでもこの冬、旅館の玄関&ロビーを大改装する

らしいです。
しかも、玄関はスロープを付けてくれるのだとか。(パートナーは毎月常連さんたちに上げてもらっていたのでね)
楽しみです。ますます通っちゃいますね。


12月は20日(土)がライブの日だそうよ。

今年度二度目の採卵に挑戦です

2008-11-22 11:07:21 | 不妊治療報告
実は密かに今年度2度目の採卵を試みております。
前回は8月に採卵しましたが、授精後、分裂が止まってしまって、胚移植には至らず。(あ、前回駅ボラ前で忙しくて日記に書かれていない。せめて写真だけでも↓)


↑前回の分裂した卵。ここまで止まりでした。


そして今回3ヶ月後?
それまで薬で整え、11月10日からHMG(卵巣を刺激して卵胞を成熟させる薬)の毎日注射と朝晩の点鼻薬が始まりました。
注射5日目にして、S先生曰「う~ん、卵やっぱり少ないな~」

がっくし。

初めての採卵のときは10個以上採卵できたんだけど、あんなにできたのはあれが最初で最後?
それ以降、どれだけ注射を打っても、できて3個前後。

まあね、複数出来ているのだからヨシとして採卵してもいいのですが、前にも言いましたがパートナーの精子を凍結してあるのは10回分。そう、限りがあるのです。
卵の数が2個だろうと10個だろうと1回分を解凍するわけです。
ちょっともったいない気しますよね。(貧乏性?)
だから、今までに、何度途中で注射(1回7,000円もします)をやめたことか…。

野口さん、やっぱり2~3個しか出来てないから、注射ストップしましょうか…。
これが結構、私にはバキューンと打たれます。

採卵までたどり着かないと県の不妊治療助成は降りません。

と、いうことにこだわっていてもダメですが、7,000円×注射の数は、さすがにキツイです。

でも、こうも毎回続くと、先生も諦めたか?
今回は

「野口さん、これもう、何度しても一緒やな。数を期待していて何度もやり直すのも時間が経つだけやから、もう数を打っていきましょう!10回分消化しても、またご主人には手術して出してもらったらいいやん

せ、先生…人ごとやと思うてませんか?…(笑)

しかし、パートナーには申し訳ないが、これはもう、先生の言うとおりかもしれない。
私の方に、問題があるのだから、これは数を打っていくしかないのです。
家に帰って、パートナーにこのことを伝えたら青くなっていましたけどね

というわけで、注射を続行して9日目。
普段ならこのくらいで、HMGの注射からHCG(排卵誘発剤)の注射に切り替えて二日後に採卵なのですが。
9日目先生はつぶやきました。

「まだ、小さいな…」

どうも成長が遅いらしいです。
なんでかな?

予定していた木曜日か金曜日に採卵は無理っぽくなりました。
すると、この連休…
先生もさりげなく

「あ~、日曜に外来採卵か~」(ちょっとイヤそう?ま、ここがストレートな先生ならでは!)

私だって、日曜日あんまりしたくないよ。
仕事だし、それにこれって確か休日手当てが加算されるんだ。
でも、だからといってこの注射代ムダにしたくないし、ここまで来て、日曜だからっていう理由で止めたくないもんね。

というわけで、今週は火・水・木・金と松阪の病院に通い、毎日注射と卵をチェック。(普通の仕事していたら、こんなことできやんよな~)
注射だけなら、いつもは伊勢市内の本橋さんところなんだけどね。


金曜日(昨日)に最後のHMGを打ち、その日の夜、本橋さんところでHCGを打ってきました。

今日、土曜日は何もなく過ごし、明日日曜日朝8時までに病院へ行き、採卵です。

結局今回12回もHMGを打ちました。
前回は8回ぐらいですんだんですけどね。

現在の卵の状態は17㎜以下が4個程度。(これでもたぶん小さい方?)
でも、まばらな大きさであったりするので、4個全部取れるとは限りません。

そして、そして重要なことは、前回と同様「麻酔なし」の採卵です。



一番最初の10個も出来たときはさすがに麻酔ありの採卵ですが、この数個という数の場合は先生は容赦なく麻酔なしなのです。

アレコレ、先生に上手く丸め込まれて2度目の麻酔なしの採卵。
先生曰く、チョコレートのう胞を何回もしとるやん、あれに比べたら全然楽。

はい、先生は前回もそう言いました。
でもそんなことないと思います。(経験者は語る!)

とにもかくにも決戦は明日の朝。
もう、それは始まっているのです。

※痛みは個人差があるので、みんながみんなこんなに痛いわけじゃないと思うよ。

鳥羽東中学校職業体験実習でツアーセンターの将来を考える(長文)※写真追加

2008-11-21 22:52:11 | バリアフリーツアーセンター
地元鳥羽東中学校の職業体験学習を11日(火)12日(水)の二日間受け入れました。
実は、センターではあまり、こういったインターシップ的なことは受け入れていないのですが、今回東中の肢体不自由な生徒であるということもあり、将来の仕事にこんな選択もあるんだということを知ってもらいたいこと、また地元でこんな活動があるんだということを体験してもらいたいこともあり、喜んで受け入れました。

女の子二人。歩行器を使用するYちゃんと、お友達のMちゃん。

二人とも、不安や緊張でいっぱいの一日目だったことと思います。
Yちゃんは小学校のときに会ったことあるのですが、かわいらしいお姉さんになっていました。
Mちゃんは、さすがYちゃんのお友達で、とても気の付く女の子。
なかなか、センターで働くにはもってこいのコンビです。

初日の午前中は、ツアーセンターのレクチャー。
どんなことをするのか?何を目的としているのか?どんな思いでこの活動を続けているのか?という例のごとく私の熱い思いをやわらかく?伝えました。
また、バリアフリーという視点だけでなく、鳥羽に初めて降り立った観光客のイメージも想像して、この住み慣れた町を違う視点で見てみてというちょっと高度なお願いをしました。

二人がここを職業体験に選んだのは、Yちゃんのお母さんが薦めたことではあったけど、学校のリストに上がっていなかったうちを選んだその選択は立派です。

彼女たち、ツアーセンターの活動内容を聞いて

こんなにも積極的に障害者のために活動しているとは思っていなかった
こんなところがあるの知らず、すごいなって思った

など、ビックリしていたようです。

レクチャーが終わると、センターや鳥羽駅周辺のバリアフリーチェックへ。
実は、私、歩行器の子と歩くの初めてです。


歩行器だと上り坂は大丈夫。下りがちょっと怖いよね。

歩行器の大きさや、重さ、仕組み、折りたためることなど、Yちゃんにいっぱい教えてもらいました。

 
折りたたみにちょっと迷いました。こんな機能もついていればいいのに…と思ったものの、重量がちょっと…となりそう。補助具は何を重視するか?ですね。


歩行器ってブレーキこそついていないけど、バックすることが出来ないんですよね。
後ろのタイヤにギアがついていて、タイヤが前にしか進まないようになっている。


後輪はギアがついています。歩行器を持ち上げるとやはり、気持ち後ろが重たい…


これは上り坂のときやバランスを崩したときに、コケたり、そのまま下がってしまわないよう。。
でも、下り坂の場合の対策はなく、急な坂だとちょっと大変。
案の定、Yちゃんは下り坂は怖いと言っていました。

センターにとっての歩行器注意点を知ることができました。
ただし、パーソナルバリアフリー基準ですから、歩行器の種類や使用する人によって、またちがってくるもの。
いろいろ勉強になります。


かもめの散歩道でパチリ。新聞記者さんに撮ってもらいました。


そんなところを見ながらも周辺をお散歩。
二人もこれでリラックスしてくれたかな?

午後からは市役所にてバリアフリー調査。去年エレベーターやトイレをバリアフリー化して、何度も利用はしているものの、調査にまだ行っておりませんでした。
職員の方も同行していただいて、みなさん、勉強になったとおっしゃっていただきました。

一日目はこれらでほぼ終わり。

二日目のスケジュールは午前中に扇芳閣さんのユニバーサルルーム見学、その後、バリアフリー船の「きらめき号」のバリアフリー調査後、中之郷から電車で帰ってくるというもの。

 
二人の名刺も作ったので、扇芳閣の支配人と名刺交換。ドキドキ。市役所では議会場のバリアフリーチェック。


実は、鳥羽東中学校のこの職業体験学習は市内40箇所もの職場へ派遣?されています。
この日のスケジュールは他の体験している子たちのもとへ行くことにもなってしまってました。
なかなか新鮮だったことと思います。


定期船も見慣れているかもしれませんが、観光客の視点で乗船してね


さて、バリアフリー調査終了後は、センターで最後のまとめ。
いろいろ、お話をしたりしました。

中学2年生、自分はどんなことを思って過ごしていたか?将来どんな仕事に就きたいか?ということをどこまで真剣に考えていただろう?
私たちの時代に、このような職業体験学習なんてなかったし、あまり仕事を身近に感じることが出来ませんでした。
中学時代に、その仕事は「出来ない」「無理」なんてことを考えていなかったかもしれません。
だってまだ、みんなスタート地点同様のところですから。

ここで、ちょっと私の中学時代の夢をお話しちゃいますが…、
実は、中学時代とあるバンドの熱狂的ファンでした。
そのバンドの音楽も好きでしたが、そのバンド仲間の関係がとても楽しく思えて、いつしか、こういった仲間のなかで働きたいと思っていました。
憧れていたのですね。
音楽は得意ではなかった私は、音楽関係の裏方(ようするに音楽事務所なりそんなところ)がしたいと思うようになって、実はお恥ずかしい話、中学時代に、当時好きだったバンドが所属していたEP●Cソニー(今で言うエイベックス的に、当時人気ミュージシャン続々所属の会社でした)という会社に手紙を出しました。

「どうしたらEP●Cソニーに就職できますか?」って(激笑)

中学生、すごいですね~。
でもちゃんと、お返事ありました。
黄色い封筒で。
確か、いろんなカタチで入った社員がいるので、大学に行かなくてはいけないとか、音楽が得意じゃなくてはいけななどと言うことはないけれど、とにかくそのヤル気が大切というようなこと、そして、ぜひ、がんばって、就職してください。といようなことが書いてあったように思います。(違う道を選んでごめんなさい)

今思えば、なんともありがたいお返事です。

さて、今回の中学生を受け入れ、この二日間でそんなことを思い出し、少し彼女たちにもお話しました。

最後にお話したのは、時間かかっても、遠回りしてもいいから「やりたい仕事」に就いて欲しいということ。
障害者だから、この中で選ばなくてはいけないということは考えなくてもいい。
やりたい仕事ならきっと頑張ることもできるでしょうから。
ツアーセンターのモットーと一緒です。

「行けるところ」ではなく「行きたいところ」を開拓していくように、仕事も同じ。

「出来る仕事」を探すのではなく「やりたい仕事」に就いて欲しいと願います。

そして、現に今回のYちゃんはそれをやってのけたと思います。
最初は学校から地元社会福祉協議会への体験を薦められていたようですが、Yちゃんとしてはそこはいつも行くところなので、新しいところへ行きたいと思い、このセンターを選んでくれた。
Mちゃんも、Yちゃんと一緒にこの体験をして、いろいろ目からウロコなこともあったと思います。

お母さんの薦めがあったと言えども、こうして興味あって飛び込んできてくれたことは、彼女は確かに「やりたいこと」を選んだのだから、今後もその調子で、自分で好きなことを選んでいって欲しいと思います。

そのことを考えると、私たちツアーセンターも私が中学時代のEP●Cソニーに憧れたように、どこかの誰かに憧れの就職先としてセンターが上がってくるときがあるかもしれません。
いや、将来そうなって欲しいと思います。

そのときに、「ごめんなさい、貧乏NPOなので、給料が出せませんから求人していません」なんて悲しいお返事をしていてはダメですよね。

やはり、センターの安定した体制を整え、求人が出せるぐらいのところまで持っていけたらな。
数年後、彼女たちがセンターの仕事がしたいと言ったとき、キチンと就職先と言えるような形をもっていきたいものです。

あのときのEP●Cソニーのお返事にように、光が見えるような返答ができるように。

がんばろっ!


お疲れさまでした~

神宮参拝ボラティア出動!

2008-11-15 09:30:51 | 伊勢志摩観光情報
日曜日、とても天気のいい日。
お昼ごろ、お客様の依頼で神宮参拝ボランティアへ行ってきました。

翌日、内宮前から利用する「どこでもチェア」(車椅子)も、いつもの白鷹さんに置きに行くのも目的。
これらは本日の参拝ボラのお客様とは別お客様の依頼によるものです。

日曜日のお昼。
地獄のような混みようを予測して、少し早めにセンターを出ました。
正解です、駐車場は内宮前はもちろん、浦田の駐車場もいっぱい。
覚悟はしておりましたが、河川敷へ。ここもかなりの駐車率です。


県外ナンバーばかりでしたよ


どこでもチェアを押しながら、河川敷を歩き、おはらい町へ。

おはらい町もまっすぐあるけないぐらいのすごい人出です。

 
週末は内宮前に近寄らないようにしていましたが、最近の週末ってこんになんですか?
赤福買うのに並んでいました。朔日餅?って思ってしまったよ。



白鷹さんへ車椅子を置き1任務完了。そのまま内宮宇治橋前へ。

 
来年架け替えられる宇治橋。仮橋ができかけていました。
現状の宇治橋は車椅子で通ると20年の歳月がよくわかります。



お客様はすぐにわかりました。
というのも、パートナーと同年で受傷歴もバイク事故ということ、また受傷場所も胸椎と、同じ境遇だったのです。
イメージしながら内宮前に行けば、らしき人が…。

ということで、ボラメンバーも集まり、いざ内宮へ。
いろいろ説明しながら回ると、一時間で収まらないくらいですね。


(財)都山流尺八学会の伊勢神宮献楽が行われていました。

お客様も疲れたんじゃないかな?
でも、お客様が神社関係の方であったことと、同行者もとても神宮に興味をもたれた方だったので、ボラメンバーで、ありったけの神宮裏話などでもりあがりました。

神宮ボラメンバーも、もうすこし年齢層を若返らせたい(体力のある方)ことと、動けるメンバーを増加し、システム化すれば、今よりもっと対応できる体制ができるはずです。
今回もメンバーが危うかったので、安定したサービスを考えたいものです。


こういった貼紙はありがたいですね~

と、フツフツと実は、水面下でひとつ、ふたつ企んでいることがあるんですよ。
遷宮までにこのサービスを本当完成させたいものです。

イセシマン消防ひろば

2008-11-14 17:13:56 | イセシマン
今年で3回目になります。
鳥羽ショッピングセンターハローの駐車場にて、消防広場が行われ、そこにイセシマンがショーをしました。

8日(土)の話です。
しかし、当日は雨…。
でも子供たちは元気にショーに参加してくれました。

残念ながらショーの写真は私は取れませんでしたが、知人・友人ブログにて報告がありましたので、それを貼り付けます。こちらを読んでね。

鳥羽一番街スチャラカ社長のたよりがタヨリ

ばりふりっと鳥羽