HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

佐太神社 ≒ 猿田彦神社

2008-08-31 18:13:11 | 県外情報
昨日のプロジェクトゆうあいさんの話の中で、猿田彦さんのお話になりました。
その中で、「島根にも猿田彦さんの神社あるよ。でもどこにあったか覚えが…。神社の名前も忘れた…」と視覚障害者のOさんが発言。

実は、理事長の氏神さんは「猿田彦さん」(理事長は伊勢の猿田彦神社の宮司さんとお友達)
私は結婚式を猿田彦神社で挙げているので、必然的に崇敬神社となっています。
きちんと我が家の神棚には天照大御神→姫宮神社(地元の神社)→猿田彦神社の順でお札が祀られていますから。

猿田彦さんは「道開きの神様」でもあります。
ツアーセンターの活動も常に道を開いているので、猿田彦さんとは親しく?しておきたいのです。

で、これは行っておかないと…と、フツフツ私と理事長の間に明日の松江観光の暗黙の行程が…。
帰ってからはネットサーフィンする力が残っていなかったのですが、朝から探し当てました。
自慢じゃないけど、ネットで検索するの、結構上手い私。

猿田彦さんが祀られているという書き方はみつけられなかったけど、佐太大神(さだのおおかみ)は猿田毘古大神(さるひこのおおかみ)と同神という文章を見つけて、コレだと。
朝から理事長に報告。
アクセスを見ても、松江市内です。

朝からお迎えの松江市役所の観光文化振興課課長の錦織さんに「佐太神社に行きたい」と懇願しました。
すると、錦織さんも、ビックリしたようにこの佐太神社はとても由緒ある神社で、ぜひぜひ行ってもらいたいというお勧めの神社だったのです。
さすが観光課の課長さんです。道中の観光案内もとても興味そそるお話をしていただけたり、聞いたら、きちんと答えが返って来ます。

さて、佐太神社に到着。
由緒あるという言葉がわかりました。



迫る山のふもとに三つの社を構えて、それはそれは見事な神社でした。
錦織さんが、事前に神社に電話してくれていて、宮司さんにもお話を聞けました。



3つの社の真ん中には
佐太大神(さだのおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
速玉之男命(はやたまのおのみこと)

正面向かって右手の北殿には
天照大神(あまてらすおおみかみ)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)

正面向かって左手の南殿には
素盞鳴尊(すさのをのみこと)
秘説四座(ひせつよんざ)

が祀られています。
代表的な神々とすごい神様の数です。



北殿と南殿は左右対称で造られており、出雲大社と同じで私たちが正面と思っていても社の中は神様南を向いているんだって。

全ての神様にお参りをして、なんだか心洗われました。

とても気になったのは、天照さんの弟君である素盞鳴尊…。
天照さんが天岩戸にこもってしまった原因の神様なのに、天照さんとこんな近く(北殿と南殿)にいて大丈夫なのかしら?



ま、間に猿田彦さんがいるし、猿田彦さんがいるってことは、天岩戸を開けさせたアメノウズメノミコトもきっといるはず。
あ、二人のお父さんお母さんでもある伊弉諾尊と伊弉冉尊もいるね。
だからいいのかな?

島根県松江市へはセントレアから米子空港

2008-08-31 16:42:54 | 講演・視察
2月に行って来たばかりなのですが、松江市さんからの依頼で、「松江市ひとにやさしいまちづくり条例制定記念シンポジウム」にうちの理事長の講演+私と理事長を交えたパネルディスカッションを…という大変珍しいタイプの依頼があり、一泊二日で行って来ました。

松江といえば、以前の日記を読んでいただいた方は「大丈夫?」と思うかもしれない。
そう、どうあがいても「プロペラ付飛行機」(表現の仕方が正しくないかも…)に乗らなくてはいけません。

前回と違い、前泊するので、8月22日の夕方便に乗り、23日の夕方便で帰ると言うコース。
もちろん、理事長は東京なので、現地集合です。
23日の朝に松江観光してから、午後にシンポジウムです。

松江まで前回と同じ一人旅。
飛行機はやはり、どこから見てもプロペラ機。


 

あの有名なボンバルディアです。
前回はボンバルディアということを知らずに乗っていましたが、今回は知ってしまっています。
どうしても目線は脚元(タイヤ)を見てしまう私。

 

一時間ほどの空の旅は、前回のあの恐ろしい揺れを経験しているので、それほど揺れませんでした。



到着して、松江市役所の方がお迎えにきてくれていました。
ありがとうございます。

利用した空港は島根お隣の鳥取県の米子空港。
島根県にも出雲空港があるのですが、残念ながらセントレアからは米子行きしか出ておりません。
それに、松江市は米子と出雲のちょうど間くらいなのですよ。

車で一時間ほどで松江の宿に到着。
理事長は既に到着していて、市役所の方々と挨拶をしてから、前回の松江でお世話になったプロジェクトゆうあいさんたちとお食事へ行くことに。

連れってもらったお店は「蓬莱吉日庵」というお店。


昔旅館で、結婚式なども行うようです。
日本庭園を通り、入ったお店は、それはもうため息が出るようなステキなところ。

 

昔のそのままの意匠に釘付け。
プロジェクトゆうあいのメンバーは半分以上の人が視覚障害者。
「へぇ~どんなにステキなの?」と言うから。
そのステキさを、よそから来た私が細かく説明させていただきました。
なんていいところなのでしょう。


料理もお酒も美味しかったです。
ありがとうございました。

駅ボラ最終日 エキサイティングデイ

2008-08-29 17:44:58 | イベント
駅ボラ最終日。
最後まで手を抜いてはだめです。朝から気合を!!
と、センターで気持ちを高めていると…。
大荷物をゴロゴロと転がしてくる見たことある女性が…。

そう、最終日、千枝さんが用事が早く終わったからと朝から実家(離島)の帰り直接センターに寄ってくれたのです。

寄ってくれたというよりも、駅ボラを手伝いに来てくれました。
実家でお盆の行事も大変だったろうに、その上、過酷な駅ボラまでしていってくれるという。
涙でるほど嬉しかった。

気合を入れる前に、私の心は、スルスルと千枝さん頼りに傾き中。
ダメダメ、千枝さんも疲れているし、この3日間の成果を活かさねば!!

ということで、いつものように、朝礼に始まり、メンバー定位置に。
最終日は、4日間のうちで最もボランティア人数が少ない日です。



ボランティア人数11名。
ベビーカーの貸し出し9台。
車椅子の貸し出し1台。
がありました。

最終日ですが、ITVの取材もありました。(放映される頃は駅ボラも終わっているんだけどね)



天気も良く、ボランティアたちの熱中症にならないために、陣中見舞いのスポーツドリンクを配ったり…。
毎朝来てくれていた、中学生小久保君も相当疲れが出ていたようでした。


JR側にも極力案内係をつけるようにしたり、観光客に関わらず、町に人たちへの挨拶も怠らず…。





JR側へいたとき某行政の方とお話をしていたのですが、繁忙期の駅前の最大の問題である荷物一時預かりをJR側に設置してはどうか?という案も。
そうすれば、JR側に人の流れも出来るし、荷物預かりの問題も解消。

そして、そして荷物預かりをするからには、あの階段…。
スロープを作ってもらいましょう。

これが達成できたら凄いことですよね。
今は夢物語ですが、いつかは…と願っていれば、叶うと信じています。

さて、駅ボラ午後の部が始まり、しばらくしたら、千枝さんからトランシーバー連絡が…。
「ちょっと、センターに来て!糖尿病の人が…」

詳しく聞く前に走り出しセンターに行くと、そこには二人の女性外国人がいました。
聞けば一人の方がインシュリンを忘れてきたので(ちなみに、外国→日本ではなく、この方々は日本在住の方でした)、薬局で購入したいとの要望です。
しかし、日本語は通用しません。

千枝さんの実家の用事が早く終わって、最終駅ボラに参加してくれることになったのは、まさにこのためだったと言っても過言ではありません。
だって、千枝さんは英語OKですから。
心の底から、「助かった~」って思いましたよ。
ごめん、私は英語てんでダメです。

さてさて、私の出来ることといえば、お客さんが希望するインシュリンを手配してくれる病院を探すこと。
いろいろ電話して、手当たり次第、知っている先生のところに電話するものの、本日8月16日(土)。
普通、お盆から続行お盆休みしているところほとんどです。
先生とは連絡取れず…。

その中でも、通常に開院していて、無理難題なインシュリンを処方してくれるかもしれないという病院を市内で見つけることが出来ました。
近くといえば、近くなので、タクシーの乗せて行っておいでとも出来たのですが、それではタクシーの運転手も困るし、その道中が心配です。

ということで、私の車で病院へ急行。
英語堪能な病院の先生が、糖尿病関係の専門的な会話をお客さんとし、時間はかかったものの、無事インシュリンを手に入れることができました。



本当に、一時はどうなるかと思いました。
外国では、インシュリンがドラッグストアなどでも簡単に手に入るのでしょうか?
お客さんたちは、それほど焦った様子はありませんでした。

でも、インシュリン糖尿病患者にしてみれば、命にかかわる大切なものです。
忘れてこないようしてきましょうね。
指差し確認です。

無事処方してもらい、お客様たちは、待ちに待ったかなり遅めの昼食を摂りに食堂街へと消えていきました。この後は、答志島へお泊りだったそうです。

後で知ったことですが、このお客様、某大使館のかなりの役職の方でした。
名刺もらってビックリ。

駅ボラ最終日にして、とんだエキサイティングな出来事でした。

この事件にほどんどを費やし、気がづけば16:00。
駅ボラも閉めるときがきました。

最後の後片付け、のぼりや道具などの撤去。
のぼりを超強力両面テープで壁につけたりしたので、その取り外し作業に汗だくになりました。
次回から取り付け方法を考えていかないといけませんね。
小阪くん、おつかれさま。

そして、数日間暖かく見守ってくれた駅ぼら活動周辺のお店の方などにご挨拶も回らせていただきました。
みなさん、
「お疲れ様」
「ごくろうさん、暑かったでしょ?」
「あれ?もう終わるの?あと一日していってよ~」
なんてやさしい言葉をいただき、しみじみとみなさんの助けでこれらの活動が成り立っているのだなって思いました。



そういえば、ボランティアスタッフが昼時を外しながら昼食に行ったお店のかたからも(駅ボラベストを着て行くので)「ごくろうさん」と労いの声をかけてもらったという話も聞きました。

本当にみなさん、ありがとうございました。
次回は来年ゴールデンウィークです。
それまで、ボランティアスタッフのみなさん、しばしのお別れですが、きっと再会したときも昨日まで一緒に活動していたかのように活動できることと思います。

また駅ボラを見守っていただいたお店の方々、私は今も毎日顔を合わせますが、次回はさらにパワーアップした駅ボラ体制(さらなるサービスや課題解消)をお楽しみにしていてください。
そして、いろんなご意見もあるかと思います。
みなさんの声でも駅ボラは作られていきますので、ぜひ、ご意見や「もっとこうしたほうがいいのじゃない?」などということがありましたら、ぜひ、バリアフリーツアーセンターまでお話しにきてください。

では、次をお楽しみに。

駅ボラ3日目 案内するだけでなく、活動から気づく課題を解決していくのも駅ボラ

2008-08-20 17:01:36 | イベント
3年前の駅ボラ、1ヵ月ぶっ続けで活動して、しかも毎日ブログを更新していました。
今は、3~4日という短期間にもかかわらず、ブログが追いついておりません。
ごめんなさい。

朝から、駅ボラ活動について、某箇所からご意見を頂く機会がありました。
いやはや、前回は観光船の方々から、今回は土産物屋さん界隈から。
よかれと思ってやっていることでも、なかなか難しいんです。
それが社会ってものです。

ボランティアスタッフは基本的に駅ボラが始まる前に研修を行い、食事どころならどこにある、こんな質問だったらこう答えるといいよっていう、勉強をしたり、実際駅周辺の街散策もします。
食事どころへのご案内は、お客様のどういったものを食べたいか確認してからご案内したり、商工会議所が出している飲食店ガイドマップを店ながら、広範囲に渡ってお客さんにご案内しています。
偏ったご案内をしているつもりはないけれど、どうしてもお客さんの流れが偏ってしまうようです。
暑いですから、できるだけ、手近にって方も多いことでしょう。
仕方ないですよね。
それにしても、駅ボラブログ初日にも書いたように、流れが偏っているのは私たちも実感しているし、これでヨシではなく、なんとかまんべなく人が流れるまちづくりを考えていきたいです。
そのために、ちょっといろいろ市にも提案させていただきました。

またボランティアの人たちの車はどこに停めているのか?ということも聞かれました。(路上駐車疑われていたようです)
この時期は、駐車場も溢れるので、街中に違法駐車が多くなることもあって、それらがどうも目立つようです。

 
確かに、コレはヒドイ違法駐車です。荷物の積み下ろしの業者さんならともかく…。
観光案内する駅ボラメンバーは決してこのようなことはしません。
研修の際もキチンと伝えてあります。



ブログでもキチンと書いておりませんでしたが、ボランティア活動している人たちは、基本的に公共交通機関で来て頂くか市内なら自転車をお願いしております。
どうしても車じゃないとダメって人は事前に私たちに連絡をいただき、駅から徒歩10分ほどの市役所へ許可(許可証発行)を頂いて置かせていただいております。
だから車でこられる方は、市役所から汗だくになりながら駅に到着しています。
ボランティア始まる前から、お疲れ様です。

その他、いろいろありますが、駅ボラは始まったばかり。
こうして、駅周辺のいろんな人たちの意見もありながら、みんなで観光客を気持ちよく迎え入れられる街になっていかなければなりません。

 
伊勢志摩にいらっしゃる観光客がすこしでもいい印象の観光地だと思っていただければ…


そのための駅ボラなのです。

駅ボラをすることにより、知ることがたくさんあります。
人の心理による流れ、この街に何が不足なのか?なにが必要なのか?いろいろ分かってきます。



駅ボラは観光客にスムーズに旅行していただくためだけの、一時のお祭り騒ぎではありません。
ましてや”いいことをした”というボランティアたちの自己満足のためだけのものでもありません。

いろんな気づきを抽出し、そこから街を変えていくためのものでもあるのです。


前回GWの駅ボラメンバー。観光案内所前は排気ガスが大変だったそうです。
送迎バスが電気自動車だったりするといいのかな?



そのために、ボランティア活動していただいた方には必ず、活動終了後、「活動報告書」を書いていただいております。
本日の活動内・本日の反省・駅ボラ活動の提案などを書いてもらっています。
ボランティアひとりひとり、真剣にこの活動の向上することを考え、いろいろ書いてくださいます。
これらはまたまとめて、ブログでも発表したいな。

 
毎日メンバーです。中山さんとフェンシング王子こと小久保君二人は、毎日駅ボラに来ていただきました。
郵便局のゆうパックの看板を取り付けてくれています。



駅ボラから街をかえていく。
3年前の駅ボラ活動からも分かりにくい看板を変えたように、そうやって、なにげなく住んでいても当たり前の街並みも観光客の方たちの動きや直接聞く意見、質問から、いろいろ気づかされているのです。

さて、3日目の駅ボラ活動の報告に戻ります。

ボランティアスタッフは17名。
この日は、ベビーカー6台、車椅子1台の貸し出しがありました。


駅の混雑はこんな感じ。すごいでしょ?


車椅子は、ボランティアメンバーが駅周辺を見回っていたときに足を悪くされた方が立ち往生しているところに声をかけたそうです。
鳥羽水族館で車椅子を借りる予定でいたようですが、そこへたどり着く(徒歩10分ちょっと)までに、限界がきたようでした。
施設へ行くまでに、駅前で借りることができる「どこでもチェア」があること、もっと宣伝しなくてはと感じました。
駅ボラがあったからこうして、気づくことができましたが、いなかったら、もっと辛い思いをしなくてはいけなかったかもしれません。
お客さんは無事、車椅子を借りて鳥羽水族館まで向かわれました。
ボランティアメンバーも3日目ともなると慣れてきますし、どんな方に声をかければいいか分かってきます。

私も、ゴールデンウィークと真夏の駅ボラとお客様の動きが違うことに気づきました。

それは、涼しいときと違って明らかにみなさん動きが機敏ではありません。
特に、中高年の方たちが、階段上で立ち止まっていることが多いのです。
声をかけると、大概が道に迷っているのですが、とにかく迷っているのは階段の上が多いのです。

それは、私なりに分析をしてみたのですが、

階段を下りる → 道を間違えていた → また階段を上がる

この無駄な行為を極力避けているのです。
その気持ち、よーく分かりますよね。
暑いし、疲れていますから。

 
親子で参加のボランティア。りょうくんは暑さにバテないよう、
センターで用意した保冷剤をバンダナにくるめて首から冷やしています。



「こっちかな?違うかな?分からないけど、行ってみようっと!」
と、階段をヒョイヒョイ下りる勇気がないのです。
上りのエスカレーターが設けてあるところでは、そんな人たちは少ないのも、これらの理由があるからだと思います。
季節によって、いろいろ違うんですよね。


前日答志に行かれたバギーのお客さんが帰りの電車待ちしていたので、声をかけてみました。
無事答志に行けたそうですが、私が言ったとおり、和具で桟橋を降りるとき、スゴイ段差で、定期船のスタッフも手伝ってくれ、みんなでバギーを上げたとそうです。
おかげでみんな楽しく海水浴が出来たようです。
よかった。


三重県保健福祉部の別ちゃん(パラリンピックの車椅子バスケット選手)が駅ボラを取材にきてくれました。
別ちゃん、もうじきパラリンピック出発だけど、こんなとこ来ていて大丈夫?



活動終了後に報告書をボランティアスタッフたちに書いてもらっていますが、みなさん、駅ボラを楽しく感じてもらっているようです。
みなさんの報告書を読んでいると、いろいろ頼もしい提案もあり、皆さんの反省なども書いてあります。

 
みんなの報告書にイラストが現れました。読んでいてたのしくなってきます。


・お客さんに「ありがとう」と行ってもらえて嬉しかった。
・自然に「お気をつけて」という言葉が出てきました。
・足の不自由な方に車椅子のレンタルをし、大変感謝されました。
・夏は暑いので、みな様結構イライラされていました。夏の声かけは慎重にすべきだと思いました。


水滴が落ちてくるので、それをふき取る仕事もします


などなど、もっともっといろいろあります。
読んでいると、みんなががんばって活動してくれていることが、ひしひしと伝わってきますね。


今日も駅ボラベストは語る…


そうそう、昨日の携帯をなくしたという聴覚障害者の方、センターにメールで連絡があり、実はあれから車内を探したら、車の中に携帯があったそうです。
よかった、よかった。


かわいい、松本さんのイラストを借りて…

駅ボラ2日目 陣中見舞いが届きました(長文です) ※写真追加しました19日

2008-08-14 18:47:01 | イベント
駅ボラ2日目。
ボラスタッフ19名。
本日も朝から鳥羽一番街3階の水仙で朝礼。

と、その前にツアーセンターにお客様が…。
聴覚障害者の方で、昨日ミキモト真珠島のどこかか?駐車場で携帯を落としたけど、忘れ物で届いていないか?ということだったので、代わりにミキモトさんや駅、交番などに問い合わせて、聞いてみましたが、届けはなく…。
聴覚障害者の連絡方法といえば、携帯のメールなのに、旅行先で無くすなんて、とても不安になるに違いない。

一生懸命当たってみましたが、見つかりませんでした。
もしものために、連絡先だけ聞いておきましたが、見つかりますように。
また、車の中などに落ちていたとか、そんな結末だといいんだけど…。

そんなこともあったので、朝礼でその情報も伝えつつ、昨日のよくある質問などを例に海水浴場の案内の仕方など伝えてからいざ定位置へ。

本日も高校生がやってきてくれました。
よく動いてくれて、気がきく高校生たちです。
今回は従妹(神奈川県在住)まで連れてきてくれたりと、賑やかです。

昨日に引き続き、フェンシング王子も来てくれています。
フェンシング王子とは、なんと中学生ですがフェンシングの日本代表選手なのです。
だから、昨日オリンピックでフェンシングの太田選手が銀を取ったことの話でミニ盛り上がり。
目の前のフェンシング王子もいつか…と思うと、心弾むものです(笑)
でもって、こんな地元貢献型のボランティアを自らする彼に、さらならる将来を期待してしまいます。


高校生グループが神奈川県の従妹姉妹を連れてきてくれました。


さて、駅ボラ話に戻って。



今回から新しい試みとして日本郵便のゆうパック出張所。
昨日、昼からだとみんな荷物送らないかも…。
チェックアウトしたぐらいの午前中早々から送るかもしれないから、午前中からいてくれるといいかも…と言っていたら、早速午前中から来てくださいました。

本当の本当は、宿泊当日到着したお客様が、街で遊んでいる間、荷物を旅館へ送ってくれるというものがあればいいのですが、現在は翌日配達配送のみ。
ようするに、後は帰るだけ、でも荷物が重たいからいやだな~って方に荷物を送る人用。


本日は3つ荷物配送注文がありました。
もっと増えてくるといいですね。
それと、昨日も書きましたが、ここで手紙を預けると、鳥羽の風景消印を押してくれます。
旅の思い出にいいかなって思います。
残暑見舞いにいかがですか?

駅ボラメンバーの中には、前回のゴールデンウィーク参加の方も来て下さって、しかもここで再会って方もいるのです。
懐かしいメンバーにみんな、喜び合ったり、ちょっとした同窓会です。
みんな仲良くお昼にいったりしていました。
なんだか嬉しいつながりですね。

全体的に本日は昨日に比べて、大変人が多かったです。
駅前の国道も朝から大渋滞。

次回はぜひ、電車で来てね~


佐田浜駐車場もすぐにいっぱいになります。
料金も安く、船にも乗れる渋滞知らずのパーク&シップライドがおススメです。

あと、今日はなんと、駅ボラに「陣中見舞」が届きました。
鳥羽シーサイドの副社長からです。



スポーツドリンク2ダース!!

今朝から駅ボラの様子を見に来てくれて、そのがんばり姿を見て届けてくださいました。
ありがとうございます。
これで、あと2日はモリモリがんばれます!
明日からの駅ボラメンバーたちにも配りますからね~。


写真を撮ってあげるのも、ボランティアのお仕事です

一般の観光客の方たちは、皆さんに任せて、私は、出来るだけ見落としがちな障害者の方たちを探していました。
今日見かけたのは、障害者バギーのお子さん連れの家族。
声をかけたら、答志の和具へ行くという。
宿泊地がそこなのです。
一番の難関です。
現在唯一固定桟橋の港なんです。
時間は昼前。
定期船に聞くと、夕方が満潮だからその時間方が乗り降りしやすいということでしたが、みんなが海水浴をしたいので、どうしても13:30分の船に乗りたいと。
それは仕方ありません。
バギーのお子さんなので、まだ担ぎ上げることはできそうです。
定期船課にその旨を伝えて、フォローをしていただけるようにお願いして、お客さんを送りました。

また、7名ぐらいのご家族。そのの中にお父さんらしき人がどうも目が見えないようです。
白杖は持っていません。
息子さんの肩をかりながらトイレに行きました。
待っているご家族のところへ行って、「ご家族に視覚障害者の方が見えますよね?」と声をかけたら「え?何でわかるの?」というような顔していましたが、ツアーセンターのバリアフリーの観光情報を渡しながら、手で触れる彫刻のマコンデ美術館やミキモトの偽者、ホンモノ真珠を触って見分けるコーナーなどの話をしたら、とても喜んでもらえました。

外国人も多かったです。
ボランティアのメンバーに率先して英語バージョンパンフレットなどを渡してきてもらうようにしました。



本日ベビーカー貸出は6台。
16:00を過ぎても返却されないベビーカーもあったので、少しブースを延長してみましたが戻らなかったので、撤収。
その後ちゃんとベビーカーはツアーセンターのほうに全部戻り任務完了。

あとは、またまた皆さんのベストを洗濯。
私だと、イスに登ってかけていた洗濯干しを大ちゃん(ボランティア王子)は、なんなく、素立ちでかけていました。
助かったよ、大ちゃん。



ところで、私が「そこのエモンカケ取って」と大ちゃんに頼んだら、通じませんでした。
今時エモンカケって言いませんか?

お盆の鳥羽駅ボランティアガイドはじまりましたよ~!!(写真追加)

2008-08-14 08:55:10 | イベント
さて、さて、始まりました鳥羽駅ボランティアガイド(通称:駅ボラ)。
いつもより、早く起きて、いつもより、早くセンターに出勤して、緊張の初日です。

今回はお盆と言うこともあり、ボランティア層も前回と少し違います。
お盆ですから、主婦層が薄くなりがち、そして、夏休みということもあり、小中高生が増えました!
伊勢志摩観光の将来を担う少年、少女たちよ!!期待しています。

そして、ツアーセンターとして大きな痛手は…。
スタッフの千枝さんがいないこと…。
彼女もまたお盆ということで帰省です。
帰省と言っても鳥羽の駅ボラエリアから見える、向かいの離島ですが…(笑)
呼んだら聞こえそうです。

10時前になり、ボランティアたちが集り始めました。
朝礼は、今回から鳥羽一番街3階の昼食・休憩所として使用させていただいている水仙というスペース。
ここで、簡単な報告と、本日の注意事項を連絡。


改札横のメインブースはこんなかんじ。


その後、みんな低位置へGO!
前回の反省を教訓にメインブース(近鉄改札前)、観光案内所前、JR側と3箇所のブースをボランティアがローテーションでまわしていく仕組み。
ローテーションにする理由は色々ありますが、なんせ暑いので、外回りばかりだと、ちょっと体力消耗も多いかな?というところもあります。




JR側は日陰もすくなく、ボランティアメンバーにも過酷でした


しかし、はじめてみると、JR側が思ったより需要がない。
うむむ、需要が無いから、撤退だけですまされることじゃないです。


鳥羽のフェンシング王子(フェンシングの日本代表)こと、Kくん。中学生ですが、よく働いてくれています。


結局駅ボラの看板だけ残して時々見回るということにしましたが、いろいろ観光について考えてしまいます。
この人の流れの偏りをなんとかしないとダメだな~っと考えてしまいます。


看板だけになりました


初日としては、意外とスムーズに動けて、ゴールデンウィークより、少し観光客も少なめ?
今年は、休みも長く、分散型になっているのもありますが、オリンピックが時差ナシでしているから、出ない人もいるのかな?

もちろんベビーカーも人気上々。今日は4回レンタルされたかな?
車椅子のレンタルは、直接駅ボラではなかったけど、ツアーセンターでは2台ばかり需要がありました。
最初は不信そうに見られてしまうオレンジベストの私たちですが、理解されるとどんどん案内に引っ張りだこ。

今日、多かった需要は

・近くに水浴場はありますか?
・食事するところ(特に小さいお子さん連れのため、子供も食べれるようなものがあるところ)
・レンタカー案内
・大きなコインロッカー
・伊勢神宮への行き方
・鳥羽湾めぐりとイルカ島の船の時間
・鳥羽水族館、ミキモト真珠島への行き方

などなど。


外国人もいらっしゃいます。英語をパンフを持って行ったら、スペイン語圏の方でした。


ゴールデンウィーク同様なこともありますが、夏らしさといえば、「海水浴場」。
駅から近い海水浴場ってあまりないのですよね。
バスで移動するにも本数が少なくて…。
でも、実は離島へ海水浴へ行くほうが、便利だし、時間もそんなにかからなかったりするんですよね。


今回から新しい試みで、日本郵便のゆうパック出張所ができました。お疲れ様です。
荷物配送はもちろん、ここで手紙を出すと、鳥羽の風景消印を押してくれます。



そんなこんなで大きなトラブルも無く、スムーズに任務を完了。
ボランティアのみなさんも、駅ボラの中で楽しさを見出してくれている人がいたり、自分の得意分野での案内をしてくれていたと思います。

駅ボラが終わったら、みなさんの汗と苦労で重たくなったベストを即洗濯機で洗い、明日のボランティアのために備えます。


洗いたてのベストに袖を通して、新たな気持ちで、ボランティアに挑みましょう


しかし、今日も暑かった。

明日から駅ボラ

2008-08-12 23:31:45 | イベント
いよいよ、明日からお盆の駅ボラです。

13日(水)・14日(木)・15日(金)・16日(土)の4日間です。
この4日間、とにかく4日間、ぐぐぐっと、がんばっていきます。

そうそう、今回からは、地元日本郵便の協力もあって、荷物の配送出張所(ブース)を駅前にもってきてくれます。
荷物が多くなってしまったから、自宅に送りたいわ。
って方には、もってこいのサービスです。

ゴールデンウィークとは違って、暑さが敵になりそうです。
ボランティアメンバーも水分をしっかりとって、ムリせず観光客のみなさんにスムーズな旅行が出来るように案内をしてもらいたいです。

また、数日間の駅ボラブログが始まりますから、お楽しみに。

日記を滞らせがちな近頃の出来事

2008-08-11 23:33:33 | バリアフリーツアーセンター
日記、滞らせがちな夏です。(反省)
伊勢志摩はすっかり夏休みに入り、ツアーセンターのある一番街は毎日大騒ぎ。
8月に入ってから、子供が増えました。
旅行は8月が本番らしいですね。

ツアーセンターもバリアフリーとはまったく無関係な問合せや来訪での質問攻めがあります。
分かることは出来るだけ、お答えできるようがんばっています。

そんな今日、広島からのご家族がセンターによってくれました。
お母さんがチェアーウォーカーなのですが、とても仲がよさそうなご家族、そして、みんな似ている…。
似ているから仲がいいのかな?

スタッフの野原が、いろいろ旅のコーディネートをして、2泊3日の旅行です。
天気もいいので、楽しい旅行になるといいですね。