HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

海のばりふり!モニターエコツアー サポーター編 バリアフリーサロン カネコRIYO

2009-10-23 22:07:50 | アクティビティ
私たちをサポートしてくれたのは、会場にいてくれた人たちだけではありません。
実は、安楽島海岸近くの理容院の協力がなくては、私たちも安心して遊べなかったのです。

さて、なんでしょう??



 

じゃじゃーん。
なんと、ここ、カネコRIYOは、車椅子対応のトイレがある理容院なのです。
そして、海のばりふり!当日、イザと言うとき、このトイレを貸してくださると、おっしゃっていただきました。
ありがとうございます。

入口に車椅子マーク。
そして、名刺にも

ヘルパー理容師
バリアフリーサロン

と、書いてあるではないでしょうか!!

そう、店主自らヘルパーの免許を持ち、車椅子からカット用の椅子に移乗する際にもお手伝いをしてくれます。




当日は、結局一人、帰りにトイレに一度お借りしただけだったんだけどね。
でも、そこに車椅子対応トイレがあるという、安心感があるのと、ないのとでは全然違います。

今回、快くおトイレを貸してくださった、金子さん、本当にありがとうございました。



10月31日(火)「グランジュテ」というNHK教育の番組で
HASSY事務局長が紹介されます

海のばりふり!モニターエコツアー サポーター編 センタースタッフのみんな

2009-10-19 21:49:46 | アクティビティ
もちろん、ほかにもたくさんのサポートメンバーがおります。
介助の力だけでなく、記録係も必要です。

はい、うちの理事長がこの日のために、東京から帰省して、記録係で走り回ってもらいました。


海からやってきたような、答志在住のYちゃん(センタースタッフじゃないのにね)も、映像記録をしてくれました。
助かりました。

そして、千枝さんもテキパキと介助も運営もしっかりみてくださって、本当に、一人ひとりいなくてはならない人たちばかり。

そして、野原さんも体験してもらったのだ。

いろんな得意分野を持ち合わせた、個性ある人々が集ってこの海のばりふりが進められました。
本当に充実した日となりました。

みなさん、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。

10月31日(火)「グランジュテ」というNHK教育の番組で
HASSY事務局長が紹介されます

海のばりふり!モニターエコツアー サポーター編 海島遊民くらぶのみんな

2009-10-18 21:48:16 | アクティビティ
さて、海のばりふりのレポートを続けます。

今回の海のばりふりがこうして、大成功におさめられたのも、貴久ちゃん率いる海島遊民くらぶがあってこそ。
そもそも、去年の菅島の鳥羽社会福祉協議会の体験福祉教室に始まり、すっかりバリアフリーのことを取り入れてくれるようになりました。
今回も私たちの無謀な計画に付いてきてくれて、いや、向こうも無理な計画を起して…。
このイベント当日に至るまでの何度もの会議もとても楽しく、そして、会議をしていると、いつも感じるのが

「もしかして、できるかもしれない…」という、常に希望が見えてくるものでした。

貴久ちゃんたちがいてくれれば、なんでも出来そうなそんな、気がして来るのです。

だって、一年前には、海島遊民くらぶにはクリアカヤックはなく、ツアーセンターにもランディーズやヒッポキャンプはありませんでした。でも、一年前からこの海のばりふり計画は既に始まっており、ないものだらけの中、気がつけば、全てが揃っていた。

ね、なんでも出来ちゃうのです。
私たちだけでは出来なくても、小さな力が集れば、なんだって可能で、目標とするところが同じところにあると、こんなにも、力強く的確に動けるものだと感じました。


鳥羽で貴久ちゃんたちに出会って本当によかったと思います。

これからも海島遊民くらぶとは、いろいろ企んで行こうと思っていますので、よろしくお願いいたします。。


10月31日(火)「グランジュテ」というNHK教育の番組で
HASSY事務局長が紹介されます

10月31日(火)「グランジュテ」というNHK教育の番組に紹介されます

2009-10-17 22:32:18 | バリアフリーツアーセンター
めずらしく、事前情報です。
このところ、ブログもろくにUPされていなかった理由の一つとして、NHKの取材を受けておりまして…。
その後、台風に、経理にツーリングに、イセシマンに、鳥羽高校に、神嘗祭に…と慌しく行事がやってきました。

さて、その事前情報詳細は以下 ↓

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番組名   「グランジュテ」
放送局    NHK教育
日 時    10月31日(土)  23:25~23:54 放映
        ※再放送 11月7日(土) 12:00~12:29 放映
URL    http://www.nhk.or.jp/partner/grand/index.html

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30分番組の中で二人の女性が紹介されるので、実質一人15分ぐらい。
ですが、取材陣は2泊3日でみっちり、どっぷり、プライベートまでカメラまわしでした。
久々の全国区ですが、ツアーセンターというより、野口あゆみ、いや橋本あゆみが強いかな?



というのも、”今のままでいいのかなぁ”、”今の生活からステップアップして、自分らしい夢を実現したい”と思いながら、なかなか行動に写せなくてモヤモヤしている多くの女性に向けて人生の新たな一歩を踏み出すヒントを伝える番組(趣意書参照)…だそうです。

そんなわけで、30~40代の飛躍して成功した女性がテーマなので、個人がクローズアップされるわけ。



今の私から出会っている人には、想像つかないと思いますが…、こんな私でも、その昔20代前半は自律神経失調症になって家族に大迷惑をかけたり、仕事をほうっぽりだして3ヶ月もの家出をし、これまたたくさんの方の頭を悩ませ、その後も自分探しのフラフラ人生を何年かかけてきたから、このような気持ちはよーくわかるんです。
モヤモヤありました、ありました。
自分は何がしたいんだろうって、コンプレックスの塊の自分を嫌いで、嫌いでたまりませんでした。



でも自分なりの解決方法を見つけて、今こうしているのです。


私の一番の飛躍とは。
おでかけチェアウォーカーを作った頃になるので、野口あゆみの時代ではなく、橋本あゆみの時代なんだろう。

取材密着の間は、それはそれはもう、

バリアフリー調査
自宅でパートナーと夕ご飯作り
鳥羽高校の授業
デート
などなど、超ハードスケジュール。

しかも、ロングロングインタビューです。
インタビューを主に構成されるので、嫌でも自分の顔がいっぱい…でます。



さて、往々にしてありえることなので、先に言い訳しておきます。
まさにインタビューは2時間以上にわたって、喋り続けています。
その他にいろんな人にインタビュー、いろんなシーン、いろんなコメントが付いたものを編集して15分間。(編集者のYさんお疲れ様です)

今までの取材経験上、私のインタビューは2時間以上の中の切れ切れに編集されることは、よーく分かっています。
大半がカットされることは引き算すれば、よく分かりますよね?
もし見ていただくみなさんが、私の言動に「不快な思い」や「おや?」と思うフシがあったとしても、それには、前後があることをよーく、ご理解くださいませ。




でも、この取材を受けていて思うことがあります。
今回、私の飛躍を取り上げていただきましたが、実は、ツアーセンターに関わる私の周りのみなさんの方がもっと、もっと飛躍しているんです。
しかも、みんなの場合は飛躍し続けています。
パラリンピック選手として北京に行き、その後結婚した別ちゃん、ダイビングに行きまくっている玉ちゃん、ヨットに水泳にどっぷりになっているヨーコちゃん、バリアフリーの旅館に力を入れてくださっている伊勢志摩の宿泊施設の方々、伊勢志摩に旅行に来てくださっている障害者、高齢者のみなさんとそのご家族…、ほかにもいっぱいいろいろたくさん!!
あげきれません。



みんなが、毎日どこかで飛び跳ねている姿見えます。
私はそれを見るのが一番幸せなのかもしれません。最近そう思います。
そしてそれが自分のモチベーションになっているということも、実感しています。


最後に、この取材の時期が、すごく分かるシーンがありますよ。
それを探してみよう!
10月31日(土)までお楽しみに。

神宮の森を歩いてきました(写真追加しました)

2009-10-04 22:07:46 | プライベート
まだまだ過去日記が書けていないにもかかわらず、リアルタイムな日記を書いていこうと思う。
でないと…、いつまでたっても、月日をおいかけているようで…。
常に事後報告になりそうです。
たまには予告もしないとね。

と、言いつつ、今日も事後報告ですが。

本日は、私はお休みをいただき、環境省 伊勢志摩国立公園子どもパークレンジャー事業主催、海島遊民くらぶ企画・実施の「神宮の森を親子で歩く~自然とのつながり~」に参加してきました。

というか、スタッフとして記録撮影のお手伝いしてきました。

だって、このイベント”子どもと参加”が必須なのです。
子どもパークレンジャーといって、子どもたちに自然の大切さを知ってもらう企画ですから、そりゃそうですよね。主役は子どもです。

連れて行く子どもがいないので、海島遊民くらぶの貴久ちゃんに無理言ってスタッフとして参加することに。
ラッキーです。
ありがとう、貴久ちゃん。


海島遊民くらぶのメンバーたちです

 
環境省の隊長こと中埜さんと神宮司庁の倉田さん


ということで、朝から宇治橋集合で、環境省の隊長こと中埜さんや神宮の森を管理する神宮司庁の倉田さんの案内で今日は、なかなか足を踏み入れることのできない神宮の森を探検。


今の宇治橋はこんな感じ。もうじきですもんね、渡り始め式11月3日

まずは、神宮の森に入らせていただくために、挨拶と安全を祈願して、神宮参拝。
御手洗の作法、鳥居の名前、参道でもなかなか気付かなかった、大木の説明を聞いたり、正殿階段下にある、二股の杉の木が実は昔三股だったことや、プロの案内があるから、みんな真剣に耳を傾けます。


みんなが見上げているのはコレ
 ↓

内宮階段下の大きな神宮杉。もともとは3股だったのが、十数年前のある日スゴイ音を立てて一本倒れたんだって。しかし、おとついの台風18号でこの杉が倒れたらしい。見納めだったのね。


御手洗の作法もここで教えてもらっていました。


しかも神域内もなかなか通れないところを案内してもらい(関係者以外立ち入り禁止ってところ)、なんだか優越感。


こんな巨木も教えてもらいました。参道の少し外れたところにありますが、参道から見れますよ。むふふ。


正殿、荒祭宮、大山神社(山の神様)、ついでに(大山神社の横なので)子安神社を参拝してから、いざ山の中へ。

 
山に入る前にヒル避けの薬を足元にかけます。そしてマムシの勉強。子どもたち興味津々。



するとさっそく、ヒル発見!!

神宮司庁の裏手から山に入っていくのですが、どこなんだか?
と、思っていたら、どうも、ここは朝熊山登山ルートのひとつである「宇治岳道」。
尾根伝いに歩くので、登山ルートの中で勾配はゆるいが、最も長いっ。
ここ、昔はバスが走っていたというからビックリよ。



走るのはいいけど、乗りたくはないよな~。

もちろん、今日の目的は朝熊山登山ではないので、頂上まで登りません。
でも、普段身体を動かしていない私には、相当キツイです。

 

途中何人も登山客と出会いました。
なんと、偶然にも地元の後輩がコーギーを散歩させていたので、お互いびっくり。
散歩に登山道か…。
そういえば、私も地元の朝熊岳道の登山道で犬の散歩をしたり、結構よく登りました。



ということで、神宮の普段なかなか入れない山…ではなかったですけどね。

でも、登ることが目的ではないので、途中で何度も足を止めては、倉田さんの木の種類や昆虫の説明があり、勉強になります。

  

いろいろキョロキョロ見て、登山する楽しみも見つけました。

途中、鹿の鳴き声も聞こえましたよ。
まさに五感を研ぎ澄ませて歩くと、発見はたくさん。

 
折り返し地点からの眺め。伊勢道路が見えました。


この宇治岳道は、一般の方も歩ける登山道ではあるけれど、この山全体を守っているのが、神宮なのです。
その大切さ、必要性をとてもよく分かる説明で案内してくれました。

そうなんですよね、伊勢って神宮の山がキチンと手入れ、管理されているから、大きな災害ってないんですよ。
本当神宮に感謝です。



そんな気持ちを持って、下山してくると、今度は木を切るタイムです。

登山時点で、子どもたち、口々に「お昼まだ?」「おなかすいたぁ~」とボヤいていたのに、降りてきてノコギリを持ったとたん、みんな、そんなことはすっかり忘れて、木を切ることに没頭。

 

木の中には、50年前の伊勢湾台風でなぎ倒された、樹齢何百年かの枝などもあり、みんなで記念に切ってもらってきました。



このところ、身体を動かしていなかっただけに、いい汗、いい運動になっただけでなく、伊勢のこと自然のこと改めて大切さを知るいい時間になりました。
それに、主催じゃないイベントに参加するのって、気持ちが軽くてステキ。
疲れ度が全然違います。(そこかい?)


私も切ってみました。昔取った杵柄!のはずです。

貴久ちゃん、智穂ちゃん、ぼんちゃんおつかれさまでした。
そして、倉田さん、中埜さんありがとうございました。