10月15日~17日は神宮の正月とも言える、「神嘗祭(かんなめさい)」です。
一年間で一番大きな神宮のおまつり。
それらを祝って、この期間奉祝行事が行われます。
その中で、今年はじめてのお米を納める初穂曳がこの15日(外宮領 陸曳)、16日(内宮領 川曳)にありました。
みんなお揃いの法被です
私が小学校のころは、15~17日は神嘗祭で学校が休みで、伊勢大祭りと兼ねて市民あげて大々的な祭りでした。(中学校はテスト期間中で休みも同然?)
社会人になっても、当時私が勤めていた会社は神嘗祭の日は休日でした。(休みといっても祭に参加ですが)
今は、大祭り(今は市民祭と言っているようですが)と神嘗祭は別行事となり、大祭りは土日開催。
神嘗祭は従来どおり(伝統行事だから当たり前か)で、奉祝行事である初穂曳などは神嘗祭と同日です。
学校は休みになりません。
15日(水)の外宮領の初穂曳にいたっては、お木曳同様「一日神領民」改め「特別神領民」を受け入れてます。
本来神宮に関わる行事に参加が出来るのは神領民(おおきく伊勢市民)のみ。
しかし、特別神領民はこの日だけ、神領民として奉祝行事に参加できるというシステムです。
15年前の白石持ち(遷宮)のときより行われております。
もう、恒例となっているため、参加者もリピーターが多いです。
その分、高齢化率もUP。
その特別神領民の車を安全に曳けるように、今年もサポートボランティア出動です。
車椅子で後をおっかけたり、杖を付いている人たちとその周りの人たちへの目配り。気配り。
いざというときのために、車椅子が伴走
写真を撮ってあげたり、疲れていそうな人に声をかけたり…。
いろいろお仕事もあるわけで…。
また、「エンヤー」を大きな声をあげてもらえるよう、こちらから見本?となる「エンヤー」を言いながら、いわゆる盛り上げ役。
みんな、笑顔で綱を曳き、歳を感じさせない元気さでした。
「伊勢」に来れば、みんな若返るのかもしれませんね。
こちらも、自然と笑顔になってくるものです。
午後からは祭りのまつりで、全国の祭りが、奉納舞いを外宮前で行われました。
どこも迫力や、そのおどりの動きに感動しながら、各現地で見れたらもっともっと感動するんだろうな…と思いながら見学していました。
沖縄のエイサーです。毎年来てくれていますね天願青年団のみなさん、遠方はるばるお疲れさまです。
翌日、喉がガラガラになってしまいました。
喉、痛いです。