HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

旅バリフォンのモニター体験 内宮周辺

2013-02-08 23:27:34 | イベント
昨日、皇学館大学で行われた「旅バリフォン」モニター説明会を皮切りにモニター実証実験がはじまりました。
本日、朝から、実際障がい者の方々に集まっていただき、内宮周辺を散策。

雪も舞う、ものすごーく寒い一日でした。
スマホを操作する指もかじかみます。

集まってくれたのは、センター専門員のチェアウォーカーまゆちゃん。普段は杖歩行のステップワンの杉田くんとステップワンのみなさん。


センタースタッフの野原さん。
そして、旅バリフォンに関わるみなさんです。

でもって、マスコミたくさん来ていただきました。


NHK津、中日、毎日、読売、伊勢新聞の方々。
ありがとうございます。

さて、まずは、内宮散策。


今回の最大の特徴として、神宮神域内の「バリアの情報」(ここは段差があるので、気を付けてとか、ここはこうやってクリアできるよという助言)がイラストマップにて、発信されます。



もちろん、神宮さんとの協議もしながら行いました。
これ、たぶん、おそらく私たちが出来て1~2年の団体だったら、門前払いだったでしょうけど、団体として10年、そしてその間、神宮さんとはいろいろと持ちつ持たれつ、いろいろ形でかかわってきたこともあって、このイラストマップが出来たと言えるかも…。(神宮さんをご存じのかたは分かってくれるよね?神宮さんはそんじょそこらでは太刀打ちできないくらいガードが堅いのですよ)
それだけに、本当に感謝です。ありがとうございます。



さて、そんな神宮のイラストマップを見ながら、あれこれ、検証をしました。



すみません、時間がなかったので、正殿前までたどり着けなかったけど、遥拝してからおはらい町へ。
宇治橋前から車いす対応のトイレがあって…と検索して(って私たちが調べているので、検索しなくてもわかるんだけどね)、ラーメン市丸さんへ。

 

経路検索(これまたおはらい町沿いなので、経路なんてわかるんけどさ)して、到着。
暖かい市丸ラーメンを食べて…、その後赤福へこの時期外せないデザート「赤福ぜんざい」をいただきに。



実際使ってみて思いましたが、現地に来て調べるというよりも、現地に来るまでの電車の中などで、予習をしてからあるていど目星をつけて散策するには本当心構えができていいかもしれません。
まゆちゃんとも言っていたのですが、観光地へ行くと「名物○○がおいしいお店!」とか情報誌などに載っているけれど、やっぱり、その店の目の前に行くまでは車いすで入れるかどうかわからないし、気持ちやお腹はとしてはさ、その「名物○○」モードのなっているのに、入れなくて断念するってこと、とっても残念。
ほら、今日の夕ご飯は「中華」ね!って言われていたのに、帰ってきたら食材の都合で変更!って言われると、口の中がなんとも複雑な思いになってしまうこと。あるでしょ?
観光するときって余計そんな気持ちって高いと思うの。
そんなとき、その目的のお店が入れるかどうか?ってことわかると本当いいよね。
でもって、その目的のお店に段差があってもさ、どうしてもそこへ行きたい場合は、友達たくさん連れて行ったり、準備ができるからね。
そんな情報発信をもっともっと充実させてければと思います。



まだまだ、試作段階で、ちょこちょこ変わると思いますが、伊勢志摩へいらっしゃる障がい者、高齢者のみなさんが、これでスムーズに観光ができればと思います。
アプリだけでない、ホームページ発信や紙媒体は?ともささやかれておりますが、それはら、またどこからか予算が転がり込んできたらね。(さりげなく、予算ちょーだいとどこかへ向けて!)


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