HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

鳥羽商工会議所ばりふりセミナー 宿泊編

2007-10-06 17:53:39 | 講演・視察
鳥羽商工会議所のセミナーが最終回となりました。
最後は「宿泊編」です。




いつもセミナーと言うと、鳥羽の市街地周辺で行いがちですが、今回は相差で行いました。
場所は浜の雅亭 一井です。
目の前に千鳥ケ浜が広がり、客室全てオーシャンビューのいい景観の和風旅館です。

窓をチラッと開けると潮騒も聞こえてきます。

そこで、旅館の方やそうでない方も参加して疑似体験です。
この間鳥羽高校でも行った、グループで旅行に来た疑似体験なので、車椅子、高齢者、妊婦でなくてもその同行者もその気分になるのです。
役を演じきってくださいということです。

 

今回は2名で1グループにしてもらいました。
夫婦で旅行というパターンは多かったですが、妊婦友だちということで、男性二人が妊婦してくださったり、なかなかこちらも発想豊かで、さすが大人のみなさんは、役者です。

 
本当の旅行者のように、演じきっていました。

チェックインに始まり、ロビーラウンジ、客室、大浴場、色々見て回っていただいて、最後に軽食を取りながらの感想なのですが、素晴らしい感想がありました
これは私も目からウロコ。

 

高齢者体験を上手く分けて耳の聞こえにくいおじいさんと、目の見えにくいおばあさんという夫婦の設定のお二人。
まず、耳が聞こえにくい、目が見えにくいという時点で、色んなものへの興味が半減し、聞こえない、見えないで、その時点でいろいろ諦めてしまう。
そして、はじめは一生懸命夫婦のコミュニケーションを図ろうとしていたが、聞こえにくい見えにくい同士ではやはり、すれ違いが多く、疲れてくる。
そのうちどうでもよくなって、無言になるが、それはそれでいい。
何十年と連れ添った夫婦に言葉やアイコンタクトなるコミュニケーションはあまり必要でなく、そこに二人で旅行に来たというだけで、満足でもあるのだということが、老夫婦を演じたお二人からは出てきたんですって。

ナルホド!
夫婦に会話がなくて周りが心配する必要などはなく、それが普通で、それが心地良かったりするわけなんですよね。

会話がない≠仲が悪い

コチラも勉強になりました。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うしさん (HASSY)
2007-10-09 16:37:07
意思の疎通が出来ている夫婦って憧れますよね。
ボディタッチでコミュニケーションって、そんなスキンシップがケンカを防いだりもするのかもね。


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浜千鳥さん (HASSY)
2007-10-09 16:24:55
ふふふ、やっぱりそうですか。
うちはまだまだ修行中夫婦ですが、会話がないことを心配することはないのですよね。

そうやって、見えないところ、声に出さないところで繋がっている夫婦いいですね。
がんばって目指します。
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しくった (うし)
2007-10-08 15:30:24
途中で切れてしまった・・・。
続き↓

「ええカンジやなぁ
とほのぼのすることがあります。

あ。
夫婦、じゃなくて“カップル”としておきましょ。

なんにせよ自然に意思疎通が出来ている関係ってステキです
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これは・・・ (うし)
2007-10-08 09:57:50
私が食いつきたくなるテーマですねぇ。

ステキな高齢夫婦、たくさんいらっしゃいます。
両方が“発信したいだけ”のタイプは大変そうですが、片方もしくは両方に感度のいい“受信機能”が備わっている夫婦はイイ感じですね。

特にコミュニケーションとか情報の取得に支障がある場合、ボデイタッチが増えてスキンシップが図れているんですよ。
ハタから見てると「ええカンジ
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夫婦の会話 (浜千鳥)
2007-10-07 08:58:36
結婚14年の浜千鳥です。
会話がない≠仲が悪い
・・・確かに会話がなくても仲がいいことありますネ。
それからヘタに会話したばっかりに、つまらないこと(子供のつまみ喰い・出かけた店の店員の応対・何年も合っていない親戚の悪口・・・etc.)が原因でケンカになることも
適当に右から左へ受け流し~たつもりが、受けずに流してて
話をちゃんと聞いてない!!!
と雲行き怪しくなることもありますが・・・
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