古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

コートバンドを張って倒伏防止対策をしました。

2010年08月12日 02時44分23秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 先日友だちと篠山の知人を訪ねました。田んぼや畑をつくっている人です。家の裏は自分のうちの田んぼや畑が広がり、裏山に連なっています。動物の被害をたずねたら、山際に鉄筋用メッシュを張ったので鹿や猪は入ってこなくなったそうです。50センチくらいの目の細かいネットが張ってあるのできいたら、「あれは野ウサギを防ぐためのネット」ということでした。そうか。野ウサギが来てくれるなんて写真撮ってよろこんでたけど、もっと切実な問題なんだ、と思いました。
 サツマイモ畑のツルが少ないし枯れているようです。「サツマイモは猿が来て掘って食べてしまった。今年はサツマイモはなしや」なんでもこのあたりに60匹くらいの大群がいて、そのうちのボスたちがやったことだそうです。猿はなんとも防ぎようがないなー。それでも長年畑と田んぼをつくっている知人に感心するしかありませんでした。
 黒大豆の下枝が横に張ると、重みで地面に着き、付け根が裂けてしまいます。そこで去年までは割った竹で両側からサンドイッチ状にはさんで、枝を支えていました。以前篠山の黒豆畑でそうしているのを見かけたものですから。時間と手間はかかります。
 ところが今回、杭を打って両側にヒモを張ればいいと教えてもらいました。『コートバンド』というヒモを使います。これはビニールハウスの透明ビニールを押えるヒモで、テレビアンテナに使うフィーダー線とよく似ています。このヒモは結びやすいし伸びないから張りやすく、杭の間隔を二メートル以上空けても強くピンと張れます。(200メートルで800円です)
 きのうは台風の余波の風が吹く中で、黒大豆の20メートルのうね二本と10メートルのうね一本それに背の高さくらいに伸びた胡麻のうねに、杭を打ってコートバンドを張りました。見ていると風でなびいてもヒモがソフトに支えてくれています。手間もずいぶん省けました。これからは風倒伏を防ぐためにはコートバンドを張ることにします。いいことを教えてもらいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする