古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

田舎暮らしをはじめるまで (3)

2011年04月24日 01時27分00秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 
 さもわかっているように写真なんか入れてブログを書いていますが、実は写真とパソコンの関係はよくわかっていません。でも近頃やっとブログの写真の大きさを変えることができるようになりました。きょうはもう一つ大きな進歩があります。写真の中に『お絵かき』をすることです。写真の左とか右とか、いままでは文で位置を示そうとしていましたが、この写真では○印をつけてあるでしょ。これがぼくにとってはすごいこと。これから多用します。
 さて何の○印かというと、先日「東」からスタートして「山の神さん」に登った道の遠望です。この道を歩いて向うの山の頂上にある「山の神さん」に登りました。この写真は「桾原」(「くぬぎはら」と読みます)を散歩しているときに撮りました。街に住んでいたら、この景色を一目見るだけで心がさっと広がるでしょう。散歩をしていると次から次へとこんな景色が立ち現れます。
 田舎暮らしの一歩目は住む家を確保することです。古希近くなってから田舎に家を建てるなんてできるわけない。空き家を見つけて住むしかない。そう思い込んでいました。そして半年間精力的に不動産屋さんから入る情報をもとに空き家を見てまわりました。南は淡路島の一宮町から北は福知山線の「谷川」駅の近くまで。
 いま見てまわった家のアルバムを引っ張り出して見返していました。不動産屋さんに声を掛ける前、「自分たちで空き家をさがそう」と神戸市北区を歩きまわったときに作ったチラシが出てきました。

 《空き家をさがしています》……◎ 現在神戸市須磨区に住んでいる者ですが、こちらに住んで、野菜づくりをしようと、空き家をさがしています。ご近所、お知り合いの方に、「空き家を手放してもいい」「貸してもいい」という方がおられましたら、ご紹介ください。  ◎ 私どもは、定年退職後に西区神出の家庭菜園にかよって、野菜を作りはじめました。しかしできれば家の近くの畑で野菜づくりをしたいという希望があります。こちらに住み、200坪前後の畑を借りて、毎日夫婦で畑仕事をしようと考えております。 (連絡先の電話を付加してました)
 
 農家らしい家を訪問してはこのチラシを渡して、情報をお願いしました。これで得られた情報は、何日も出掛けて歩きまわって一件だけ。いまから考えると太平洋でボートに乗って手桶で水をくみ出しているようなものでした。      - つづく -

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする