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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

あの犬の飼い主が見つかったかも……。

2011年05月19日 01時23分22秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 あの茶色がかった白っぽい犬ですが、いまもうちのをずっと歩きまわっています。裏山の向うにある福地池周回の散歩道を歩いているようで、畑仕事をしていると日に何度か通りがかります。
 ところが生協の『個配』で品物を届けに来たおにいさんが犬を見て「川向こうで半月ほど前に飼い犬のいなくなった家がある。コロという名前だけど、そこの犬じゃないか」というのです。
 ヤッター! 飼い主が見つかった。
 あの犬にとって川向こう<こちら側>は外国のようなところだったでしょう。一度橋を渡って外国に行ってみたいという願望をもって年老いたのかもしれません。ところがなにかのはずみで橋を渡ってしまい、交通量の多い県道20号線を渡ってしまい、帰る道がわからなくなったのかもしれません。
 美嚢川の向うといえば、いずれも十数軒の小さいが四つ連なっています。聞けばすぐにわかるでしょう。早速ブログにアップした写真をプリントアウトして、川向こうに行ってだれかにきいてみようと、軽トラに乗って道子さんと二人で出掛けました。
 途中であの犬が道の向うからゆっくり歩いてきます。車を止めガラス窓を下ろして、「コロ!」と呼ぶと犬が立ちどまりました。ゆっくりシッポを振っています。いままでと明らかに反応がちがいます。こちらも「この犬になつかれては困る」といままで思っていたのに、「できれば軽トラの後ろに乗せて届けようか」くらいな気持ちです。でも犬はゆっくり去っていってしまいました。
 畑仕事をしている人にきいて飼い主らしい人の家はわかりましたが留守でした。そこで写真に電話番号をメモして門にはさんでおきました。でもまだ連絡はありません。旅行にでも出ておられるのでしょうか。あるいはちがう犬なのでしょうか。
 帰りにのゴミステーションの草刈りをしました。四月に刈っただけなので、道子さんが植えた花が草に埋もれてしまいそうでした。ついでにバスの停留所にも寄り、標識やベンチまわりの草を刈りました。カラスノエンドウが盛り上がってベンチが埋もれてしまいそうでしたから。写真は草を刈ってすっきりしたバス停留所です。道子さんがグラジオラスの球根を埋めています。
 何の変哲もない田舎のバス停留所に夕陽があたったいる風景ですが、どこかホッとする空気感が好きです。田舎に暮らすとどちらを向いてもそんな景色を見られてしあわせです。
コメント
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