古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『ピンピンコロリの法則』を読んで、妄想しました。

2015年01月17日 03時52分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 星 旦二さんの『ピンピンコロリの法則』という本を読みました。副題は ≪「おでかけ好き」は長寿の秘訣≫ です。内容を一行でまとめると「寝たきり老人なんかにならないで、元気に生きてコロッと死にましょう」です。そのために心掛けることをいくつかあげています。一部だけ紹介してみると。

○ 運動すると長生きする。
○ お酒は適量なら毎日でもいい。でも禁煙はしよう。
○ 家にこもっていないで、とにかく外に出よう。
○ 買い物好きは長生きできる。
○ 病院より美容院に行こう! 「見た目」はとても大事。
○ 夫は妻が死んだら要注意。男女とも、独りになったらペットを飼おう。
 
 別に目新しいことではありません。いま老人の間では「終活ブーム」で、棺桶体験もあったりします。そして老人みんなの願いは一つ。NNKにならないでPPKで逝くこと。元気に生きてコロッと死ぬことです。
    NNK …… ネン・ネン・コロリ (Nen・Nen・Korori) の頭の文字。
    PPK …… ピン・ピン・コロリ (Pin・Pin・Korori) の頭の文字。

 ポックリ寺やポックリ神社があちこちにあるようですが、うちの村の裏山も『ピンコロ山』、登る山道は『ピンコロ坂』、山上の祠は『ピンコロ神社』、お祀りしている神様が『ピンコロ大明神』てなことになってもいいかな。などと、しょうもないことを妄想しました。
 でも「死ぬ」のは大仕事のようです。身近かな九〇歳超の人が年の暮れに危篤になり、子らが入院先に呼ばれました。外国に駐在していた子も。しかし持ち直して年を越し、いまも意識はあるそうです。子らは一旦それぞれ帰っていきました。
 おそらくそんな話がいっぱいあるでしょう。「寝たきり」が数か月に及ぶのは仕方のないことで、いまからその程度の覚悟は必要だと思います。

 ところで「PPK」を逆にすると「KPP」。
 何のことか最近知りました。「きゃりい・ぱみゅ・ぱみゅ」(Kyary Pamyu Pamyu)ですってね。
 ちょっとした違いなのにえらい違い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする