古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

小杉健治『灰の男』を読んでいます。

2015年03月20日 02時12分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今年も『六条大麦』を収穫して麦茶をつくろうと12月中旬に播きました。しかし遅かった。気温が上がらないので年内には芽が出ませんでした。2月になってやっとわずかに芽が出て、10センチほどに伸びています。しかし麦踏みするほどもありません。失敗しました。11月はじめに播くべきでした。
 写真は道子さんが播いて移植した『寒咲き菜花』です。これも遅かった。今頃満開になっていますが12月には花の咲く品種だそうです。播くのは9月。残暑厳しいときに播く。大豆も黒豆も収穫して畑の淋しくなる12月に、こんな花が見られたらいいですね。
                     
 今年は蓮華も播きたいな。
 数年前うちの蓮華畑をやめたら、竹の杖を持って犬を散歩させる村のおじいさんに「蓮華畑きれいで、見るの楽しみにしとったのに、なんでやめたんや」と言われました。田舎なのに蓮華畑がめったに見られません。せめてうちの畑を蓮華畑にしたいと思います。

 雨で外仕事ができないので本を読んでます。小杉健治の『灰の男』という小説を大型活字本で読みはじめました。
 実は「小杉健治」という作家も『灰の男』という作品もまったく知識がありませんでした。図書館でなんとなく手にとって中を見たら <東京大空襲> が出てきます。「あの頃を舞台にどんな小説が書かれたか」と大型活字本で4巻のうち2巻だけ借りてみたのです。読みはじめたら引き込まれ、3日で2冊を読んでしまい、続きの2冊を早く読みたい。今日は村の老人会総会があるのですが、それまでに図書館に行って借りてきます。この機会に加賀乙彦の『帰らざる夏』も読み返したいと思います。
コメント
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