裏山で見た〈玉虫〉です。生きていませんが、道子さんはときどき「生きている玉虫を見かけた」といいます。玉虫のエサはケヤキやエノキだそうです。裏山の樹はクヌギ/コナラがほとんどです。知らないところにケヤキ、エノキがあるのかも。
法隆寺の大宝蔵殿には『国宝・玉虫の厨子』があります。金具の飾りに玉虫の羽を敷き詰めるようになっています。いまは玉虫の羽は消えていますが、作られたときはきれいだったでしょう。我が家は、裏山で玉虫を見かけるというだけでうれしいです。
今日した仕事に、「ウッドデッキのブランコにカバーをつけた」があります。道子さんが干していた胡麻はおしまいです。胡麻の木は裏山の焚火場に持っていきました。あそこで燃やします。隅に押し込んでいたブランコを引き出しました。これからは涼しくなるし、秋の空/秋の田んぼ/を見ながらブランコでゆらゆらできます。ブランコ・シーズンです。
シートを切って、ブランコのカバーにしました。これで雨や夜露からブランコを守れます。
加瀬俊一の『評伝アドルフ・ヒトラー』を読んでいます。昭和60年頃(1985年頃)二度しっかり読んだつもりなのに、最後の復習のつもりなのに、忘れていることがいっぱいあります。戦争をめぐる国家間のやりとり、それぞれの国の外交戦略、外交官の交渉のむずかしさ。いま読んでも、国の外交のしたたかさに感心します。