裏山の竹を切り倒して、竹林の足もとに細々と生残っている小さい木々を見ると、いちばん多いのが『シャシャキ』です。仏壇やお墓の供花につかう常緑樹で、いまマッチ軸の頭ほどの白い花をつけています。
この写真の木も多い。散歩のとき気をつけて山を見ると、あちこちの山すそにこの木がはびこっています。なんという木だろう。名前を知りたい。
そこでインターネットの『この木なんの木?』に写真をつけて投稿しました。ほどなく「これは『アラカシ』のようです」と教えてくださる方がありました。
「えっ!? アラカシならちょっと知ってるけど、こんな木じゃないと思うよ」と内心反発しました。神戸にいたときは、毎朝の散歩で公園に植えてある木々となじんでいましたから。
アラカシやシラカシのような、公園に植栽してあるれっきとした木が、こんなにはびこるはずがない。それにドングリがなってない。たしか公園のアラカシにはドングリがなっていた。
ところがきょう散歩をしていて、道ばたのこの木の枝にドングリのキャップが残っているのを見つけました。
「ドングリがなる! やっぱり、この木はアラカシなのか」
くわしく図鑑で葉のかたちや葉脈を調べてみると、間違いなくアラカシです。若い木にはドングリがならないことがよくあるらしい。
木が好きで、いくらか木の名前も知ってるつもりのぼくが、こんな木を見落としていたとは恥ずかしい。樫の木といえば上等で、やたらに生えるものじゃないという思い込みもありました。
もし竹薮の足もとに生えているアラカシが全部一人前の木に成長したら、雑木林のクヌギやコナラより密なアラカシ林になるだろう。そう思ってインターネットを見ると、実際にそんな林もあります。
木の世界は深い。もっと知りたい。木のトイレ学習に毎日励むことにしよう。自分の高慢な思い込みを反省して、そんな決意をしました。
ところで『トイレ学習』とは? 明日紹介します。
この写真の木も多い。散歩のとき気をつけて山を見ると、あちこちの山すそにこの木がはびこっています。なんという木だろう。名前を知りたい。
そこでインターネットの『この木なんの木?』に写真をつけて投稿しました。ほどなく「これは『アラカシ』のようです」と教えてくださる方がありました。
「えっ!? アラカシならちょっと知ってるけど、こんな木じゃないと思うよ」と内心反発しました。神戸にいたときは、毎朝の散歩で公園に植えてある木々となじんでいましたから。
アラカシやシラカシのような、公園に植栽してあるれっきとした木が、こんなにはびこるはずがない。それにドングリがなってない。たしか公園のアラカシにはドングリがなっていた。
ところがきょう散歩をしていて、道ばたのこの木の枝にドングリのキャップが残っているのを見つけました。
「ドングリがなる! やっぱり、この木はアラカシなのか」
くわしく図鑑で葉のかたちや葉脈を調べてみると、間違いなくアラカシです。若い木にはドングリがならないことがよくあるらしい。
木が好きで、いくらか木の名前も知ってるつもりのぼくが、こんな木を見落としていたとは恥ずかしい。樫の木といえば上等で、やたらに生えるものじゃないという思い込みもありました。
もし竹薮の足もとに生えているアラカシが全部一人前の木に成長したら、雑木林のクヌギやコナラより密なアラカシ林になるだろう。そう思ってインターネットを見ると、実際にそんな林もあります。
木の世界は深い。もっと知りたい。木のトイレ学習に毎日励むことにしよう。自分の高慢な思い込みを反省して、そんな決意をしました。
ところで『トイレ学習』とは? 明日紹介します。