渋谷に、米山耳鼻咽喉科というお医者さんがありまして...。
役者さんや声優さんが、心から頼りにしているお医者さんでありました。
かのスティービー・ワンダーも来院したらしい。
そんなものすごいところを、90年代に、たまたま教えてもらったことがあった。
当時は僕は会社員で、ただの気管支炎で通院したのだけど、いつもアナウンサーや歌手が来院していたのを想い出す。
そして、現在。
話すことを生業にするようになって判ったのが、自分の喉はケッテイテキに弱いということ。
例えば夜。
周囲がやかましい呑み屋で、30分、声を張り上げて喋ったらもうダメ。
翌日は喉が使いものにならない。
それが進行すると、喉に炎症が起きて、数カ月は咳が止まらなくなってしまう。
それはもう軟弱なもので、熱いそばなど啜るとき、湯気で咳き込んでしまうほどなのだ。
そうなって想い出したのが、あの渋谷の米山耳鼻咽喉科。
今こそあそこに行って、原因を特定してもらい、しっかり治療せねばならぬ。
そう思っていたのに…。
米山耳鼻咽喉科は、一昨年に閉院してしまったらしい。
ああ、何ということか。
僕はいつも、数歩、数カ月、遅れてしまう。
この「ごほごほ、げほっ」を、誰に治してもらえばいいのか。
当面の切実な、かつ切ない問題であります。
役者さんや声優さんが、心から頼りにしているお医者さんでありました。
かのスティービー・ワンダーも来院したらしい。
そんなものすごいところを、90年代に、たまたま教えてもらったことがあった。
当時は僕は会社員で、ただの気管支炎で通院したのだけど、いつもアナウンサーや歌手が来院していたのを想い出す。
そして、現在。
話すことを生業にするようになって判ったのが、自分の喉はケッテイテキに弱いということ。
例えば夜。
周囲がやかましい呑み屋で、30分、声を張り上げて喋ったらもうダメ。
翌日は喉が使いものにならない。
それが進行すると、喉に炎症が起きて、数カ月は咳が止まらなくなってしまう。
それはもう軟弱なもので、熱いそばなど啜るとき、湯気で咳き込んでしまうほどなのだ。
そうなって想い出したのが、あの渋谷の米山耳鼻咽喉科。
今こそあそこに行って、原因を特定してもらい、しっかり治療せねばならぬ。
そう思っていたのに…。
米山耳鼻咽喉科は、一昨年に閉院してしまったらしい。
ああ、何ということか。
僕はいつも、数歩、数カ月、遅れてしまう。
この「ごほごほ、げほっ」を、誰に治してもらえばいいのか。
当面の切実な、かつ切ない問題であります。