雨の日のランニングのために入手したOnちゃん。
Onちゃんといっても北海道テレビのマスコットではありません。スイスメイドのランニングシューズのほうであります。
商品名は〈Cloud Waterproof クラウド ウォータープルーフ〉といい、完全防水&透湿を謳っているが、素材はゴアテックスではない。
例えば、こんな本降りの中でのランニング。
あちこちに水たまりがあり、路面を横切る水流もある。
それらをすべて避けることが出来ないので、Onちゃんは水たまりにどぶん、水流にびちゃっと進入することになる。
果たして大丈夫か?
靴の上はソックスとタイツ。それらは雨に当たってぐっしょり濡れている。
ソックスが吸った雨水は、毛細管現象で少しずつソックス下部に沁みていく。
それは仕方がないとしても、足先が次第にスースーし始めた。
(こりゃあ先のほうから水が沁みてるな。完全防水ではないのか?)
実は公式サイトのレビューにも、どなたかが「爪先の方から浸水したらしく靴下が濡れました」という書き込みがあったのだ。
そうして30分のランニングを終え、靴を脱いでみると。
ソックスの甲から指先にかけての部分は乾いていた。不思議である。
その後、晴れた日に履いて走ってみたが、やはり足先はスースーした。
通気性が良いために、靴内部の空気が循環して冷えただけだったのだ。
透湿と防水の両方が確かに担保されている。素晴らしいことだ!