読者諸賢よ!
Pen君放浪記も、いよいよ佳境となってきましたぞ。
前回、東京を出立したPen君は、みちのく宮城へとやってきたのであります。
彼の地では、rugerさんが待っておいででした。
Pen君、早速、三陸方面へとお出かけ
これは鮭の供養塔だそうです
rugerさんは学芸員なのだ
かなり立派な木造家屋
「宮古市で朝の散歩中にパチリ」とのこと
懐かしい洋館と、鮮やかな緑の連続写真
「義経が逃げ込んだとされる稲荷神社です」
これも宮古市のようであります。
rugerさんも、古いブログ仲間の一人であります。
塩引き鮭を一匹、丸ごと干し鮭にこしらえて、その切り身を送っていただいたことも、ございました。
(その様子はこちらの過去記事にごぜえます)
鮭のプロフェッショナルなんですぞ。
それにしても。
Pen君放浪記に書いてあるrugerさんの記述が面白い。
「Pen君到着。子供に見つかり、うかうか開封できず」
「気がつくと5/15以来、撮影をしていません...フィルム15枚で泊まっています」
なんて具合。
もともとこの企画、Pen君は逗留先で何日預かっていただいても、かまわないものなのであります。
rugerさんは気を遣ってくださったんですなあ。お優しいわあ。
昨年の4月1日のこと。
我らがPen君は、甲州をあとにし、江戸へとやってまいりました。
そこにはカメラバトン参加者No.5の、Noritanさんが待っていらしたのであります。
「Pen君到着」
「新宿小滝橋の神田川の桜を写す」
Pen君放浪記の、Noritanの記述より
何と美しい緑だらう
パースペクティブの2枚つながり
さて。
すっかり日常に溶け込んでいる、このブログという媒体でありますが。
そこでの交流を通して、思いもかけず、人間の生き様というものを、垣間見ることがあります。
Pen君が、Noritan宅にお邪魔している、この頃。
Noritanどのは、ご両親を、相次いで亡くされたのです。
あまりにも悲しい出来事で、しばらくは僕も細君も、しんみりとしておりました。
その悲しみがどれほどのものか、僕にはまったく想像も出来ません。
そして我らがPen君も、この1年に渡った放浪の中で、人の生き死にという出来事に遭遇したのであります。
Noritanのもとで、たくさんの花の写真を、Pen君は撮ってきたようです。
何だかPen君に、人格が備わってきているような気がしてなりませんです。
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