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新しい糖尿病の治療指針(ガイドライン)

2007年12月04日 21時45分21秒 | 病気の事(Diabetes Mellitus)
写真:国分寺・鷹の道・真姿の池湧水群から「真姿の池」

昨日に引き続き、病気の世界から・・・世界160か国以上の医師らで構成する国際糖尿病連合「IDF(The International Diabetes Federation)」が、今後の診療のガイドライン(治療指針)最新版を公表したようですね。実際には9月でしたっけか?DMNetに書かれていましたよね。

この新ガイドラインは、食後の血糖管理について盛り込んだのが特徴で、糖尿病患者に、食後2時間の血糖値を140mg/dL(7.8mmol/L)以下に維持するよう勧告。
今までの空腹時血糖値の重要性から大きく転換し、前から言われていた食後の血糖値重視に変わったようです。そして、SMBGによる血糖値測定を推奨しています。まぁ!自分の血糖値の変化を直に体感出来き、自己防御作用が働くからでしょうか? 効果的な血糖管理に取り組めるからでしょうね。

個人的には、今更なんでって感じなんですが・・・しかしながら、病院等では、治療指針に関する変更だから、現在、空腹時血糖値を重視し行っている治療指針は、今後、どう変化して行くんでしょうか? 今度、主治医に聞いてみよう。

既に言われていることですが、糖尿病から影響を与える「心筋梗塞などの心血管系疾患」は、空腹時血糖値よりも食後血糖値の方の関係が深い。「ドクター江部の糖尿病徒然日記」の江部先生が先行して言い続けていることがようやく診療のガイドライン(治療指針)になるのでしょうか。江部先生は、健常者の食後2時間の血糖値は、140mg以上にならない。そして、糖尿人も、その正常なレベルに近づけるべきだと・・・

ドクター江部の糖尿病徒然日記

江部先生が食後2時間血糖値180mg/dl未満を目指せ!といっていたのを今度からそれが140mg/dl以下になんて言われた時は・・・どうしよう。現実的に、行うことを考えれば、現在の食事療法を抜本的に糖質制限食にするしか無いのかな。う~ん!難儀なことです。

なんでも、HbA1cは、値が低いほど食後の影響が強く、7.3%未満だと、食後の影響力が7割以上。8%前後で両者が並び、それ以上だと、空腹時が支配的になる。初期の糖尿病ほど食後血糖値の改善が効くという報告が出ているようです。

では、食後の血糖をコントロールするにはどうすればよいか・・・日刊ゲンダイに書かれていたことですが・・・これまた当たり前と言えば、当たり前のことなんですが・・・

1.定番の運動療法「食後30~60分から20分程度)-「血糖値を20~30ml下げる」
2.ご飯は最後。 まず食物繊維をたっぷり食べる(麺類と丼のセット等は論外)
3.食後血糖値を測って記録する。測定結果(血糖値の上下を必ず自己分析し、原因を掴み改善する)
4.上記を記録する為に「食事内容、運動、血糖値」等の記録簿をつけること・・・

でも、上記を行ったとしても140mg程度に収まるのは非常に難しいかも。やはり、行きつくところは「糖質制限」かぁ~!

(IDF) recommends tighter control of blood glucose levels after meals in people with diabetes
http://www.idf.org/home/index.cfm?unode=BE8B67AD-1C8B-405C-A327-CB0B402727CF

天気:晴れ
気温:最低温度:5.6℃ / 最高温度:14.4℃
ウォーキング:16127歩 / 消費カロリー:482.20Kcal
歩行距離:約10.48km