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就職戦線に異常あり・・・

2007年12月06日 21時35分29秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:街角ウォッチング:武蔵野の面影から「郷愁」

来年度採用の就職戦線も終わり、一段落したのでしょうか? 私が働く会社の業界には、新規採用する場合、一般職と業務職(総合/専門職)の二通りの種類に分かれます。過去を溯れば、業務職(総合/専門職)は、プロフェッショナルとして営業活動を行い、支店間を流浪する民でありました。俗に言う、転勤族ですね。営業成績によって、出世コースを歩んでいける実力主義とも言われていました。転勤可能な男性が中心に応募し、採用されていました。

一般職は、地域密着型で、支店採用も多く、転勤等がほとんど無く、本店、営業を支える事務方が中心のバックオフィス業務で、女性が中心に応募し、採用されていました。

最近、ふと周囲を見渡すとその垣根が崩れ始めているようです。プロフェッショナル部門の業務職(総合/専門職)の方への女性陣の進出はずいぶん前から始まっていたのですが、最近は、反対に男性陣による一般職への応募が増えてきたようです。今までは、無かった傾向で、良い傾向。男女間の働き場の垣根は無くなって行くんでしょうね。

昔から言葉だけが先行していた環境も給与も働き場も男女平等の世界。主婦/主夫混在の世界・・・

統計によると、最近は、男性の一般職応募が全体の1割を超えてきているようです。会社側も戸惑いから脱皮ししつつ、【男性でも適性が合えば採用する】方針に転換したようです。
団塊の世界・仕事一筋の働き蜂主義から、生活を重視する方向に男性が意識変化してきたのでしょうか? 言い換えれば、出世を捨て、生活環境を取ったとも・・・周りが出世しても気にならないと言うことでしょうか? 昔では考えられないかも・・・

会社側は、本流(出世コース)を歩む人材が少なくなると、適材適所に人材を配置できなくなる。会社側は、運営上、会社運営の為のマネジメントに豊富な人材を適材適所配置して、競争させることが出来なくなる可能性も・・・

ただ、その分、女性が進出しているので、今後は本流を目指して登る男女間の競争も激化されることになるんでしょうね。時代は、確実に変わりつつあるのを実感しております。私たちみたいに中途半端な状態で働くロートルが、会社から去る日は目の前まで、来ているのかも知れません。そんな感じがしています。去る時期を探しているような気がします。

今日の日経新聞に、三井住友銀行が「派遣社員2000人を正社員に採用し、補助的な業務を担う「一般職」を廃止すると出ていました。『女性の働き方の多様化に対応し、営業や管理職への道を開き、総合職と一般職から成る伝統的な人事制度を破棄し、人手不足の解消と競争力強化のため、柔軟な形へ転換する』・・・

もっとも伝統的な人事制度を保っていた「三井住友銀行」が素早く動くなんて・・・派遣2000人を正社員に・・・そして、一般職の廃止まで・・・案外、思っていたより、時代の流れが早く、転換期を迎える日は、近いかも知れませんね。

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