写真:街角ウォッチング:武蔵野の風景から農家の庭先(野菜の直売所)
ニュースによると 厚生労働省の検討会が生活保護基準引き下げを容認する報告書をまとめたようですね。生活保護費は、基本的に飲食費、衣料費、光熱費等の生活にかかる扶助が基本になります。あわせて、住むための最低限の住宅費(家賃)や医療費などを合わせた総額が最低生活費認定額となるようです。
最低生活費は、地域の物価差などで異なるようですが東京などの高いところで月額16万7170円、最も低い地方は13万680円で、2006年度の調査では、受給者の50.2%が60歳以上だそうです。
いつも思うのですが、生活保護と老人福祉って、対になっている場合が多い。の両方を兼ね合わせて、一つの生活水準が成り立っていると思うんだけど、どうでしょうか?障害者関連も荘だけど、政府って、何事も一体感で見ることなく全て細切れに基準を設けるから、弱者救済にならない場合が多いような気がする。
生活保護の引き下げも、個人的には、一括引き下げではなく、生活保護者個々に対応すべき問題で、各々が持っている様々な事由を総合的に判断して決めるべきだと思います。ただ、その対応には膨大なコストがかかると思うけど・・・
また、生活保護費の基準は、地方公共団体が行う低所得者向け援助である『生活福祉資金「低利貸付制度」や「就学援助」』等の援助基準に連動して、収入が「生活保護基準の1・2倍以内の世帯が対象」等になっており、生活保護費の引き下げは、それだけに留まらず、生活福祉全体に影響を与えるようです。
生活保護費引き下げの決定打となった理由は、生活保護世帯が【低所得世帯より生活費が高い】と言う調査結果が出たこと。食費、光熱費など生活費について、低所得世帯の支出額と保護世帯の受給額を比べ、保護世帯の方が高いとなったようです。
理由は単純【収入が低い方から10%以内の低所得者世帯で夫婦子1人の場合だと約1600円、70歳以上の単身世帯だと約1万2000円、基準額が上回っていた】というもの。
よくもまぁ~! 実地調査もせずに、卓上の計算のみで判断するなんて、検討会メンバー5人って、どんな構成メンバーになっているんだろうか・・・それも5回の検討会議で結論とは・・・ちと疑ってしまいます。
憲法二十五条の生存権「「健康で文化的な生活水準」って、何でしょうね。時代とともに随時変わっていきますよね。やはり、保護費だけでなく、多面的に捕らえて行く必要があるかと思います。
と、ここまで書き上げていたら、新たなニュースで、政府が生活保護費のうち、食費や光熱費など基礎的な生活費となる生活扶助の基準額について、見送る方針を固めたようです。まぁ!当たり前と言えば、当たり前ですが・・・でも、これからまだまだ喧々諤々、色んな戦いがあって、変遷して行くのかも知れません。すでにそんな気配が漂っているような・・・
ところで、労働の最低賃金ですが、全国平均で、673円だそうです。逆転の根拠ですね。フランスの1208円、イギリスの1146円などと比べて、先進国で最低水準。日本なんて物価が世界最高水準なのに、最低賃金が半分程度・・・これが現実なんでしょうか?
先日、最低賃金が14円程度底上げされたけど、単独政策で無く、最低賃金制度と生活保護は一体化政策として考えていく必要がありますね。
天気:雨のち曇り
気温:最低温度:7.6℃ / 最高温度:11.3℃
ウォーキング:18553歩 / 消費カロリー:564.90Kcal
歩行距離:約12.06km
ニュースによると 厚生労働省の検討会が生活保護基準引き下げを容認する報告書をまとめたようですね。生活保護費は、基本的に飲食費、衣料費、光熱費等の生活にかかる扶助が基本になります。あわせて、住むための最低限の住宅費(家賃)や医療費などを合わせた総額が最低生活費認定額となるようです。
最低生活費は、地域の物価差などで異なるようですが東京などの高いところで月額16万7170円、最も低い地方は13万680円で、2006年度の調査では、受給者の50.2%が60歳以上だそうです。
いつも思うのですが、生活保護と老人福祉って、対になっている場合が多い。の両方を兼ね合わせて、一つの生活水準が成り立っていると思うんだけど、どうでしょうか?障害者関連も荘だけど、政府って、何事も一体感で見ることなく全て細切れに基準を設けるから、弱者救済にならない場合が多いような気がする。
生活保護の引き下げも、個人的には、一括引き下げではなく、生活保護者個々に対応すべき問題で、各々が持っている様々な事由を総合的に判断して決めるべきだと思います。ただ、その対応には膨大なコストがかかると思うけど・・・
また、生活保護費の基準は、地方公共団体が行う低所得者向け援助である『生活福祉資金「低利貸付制度」や「就学援助」』等の援助基準に連動して、収入が「生活保護基準の1・2倍以内の世帯が対象」等になっており、生活保護費の引き下げは、それだけに留まらず、生活福祉全体に影響を与えるようです。
生活保護費引き下げの決定打となった理由は、生活保護世帯が【低所得世帯より生活費が高い】と言う調査結果が出たこと。食費、光熱費など生活費について、低所得世帯の支出額と保護世帯の受給額を比べ、保護世帯の方が高いとなったようです。
理由は単純【収入が低い方から10%以内の低所得者世帯で夫婦子1人の場合だと約1600円、70歳以上の単身世帯だと約1万2000円、基準額が上回っていた】というもの。
よくもまぁ~! 実地調査もせずに、卓上の計算のみで判断するなんて、検討会メンバー5人って、どんな構成メンバーになっているんだろうか・・・それも5回の検討会議で結論とは・・・ちと疑ってしまいます。
憲法二十五条の生存権「「健康で文化的な生活水準」って、何でしょうね。時代とともに随時変わっていきますよね。やはり、保護費だけでなく、多面的に捕らえて行く必要があるかと思います。
と、ここまで書き上げていたら、新たなニュースで、政府が生活保護費のうち、食費や光熱費など基礎的な生活費となる生活扶助の基準額について、見送る方針を固めたようです。まぁ!当たり前と言えば、当たり前ですが・・・でも、これからまだまだ喧々諤々、色んな戦いがあって、変遷して行くのかも知れません。すでにそんな気配が漂っているような・・・
ところで、労働の最低賃金ですが、全国平均で、673円だそうです。逆転の根拠ですね。フランスの1208円、イギリスの1146円などと比べて、先進国で最低水準。日本なんて物価が世界最高水準なのに、最低賃金が半分程度・・・これが現実なんでしょうか?
先日、最低賃金が14円程度底上げされたけど、単独政策で無く、最低賃金制度と生活保護は一体化政策として考えていく必要がありますね。
天気:雨のち曇り
気温:最低温度:7.6℃ / 最高温度:11.3℃
ウォーキング:18553歩 / 消費カロリー:564.90Kcal
歩行距離:約12.06km