妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻は私の声掛けは分かるが身体が反応しないのです

2014-07-06 18:42:35 | アルツハイマー型認知症

<我が家の紫陽花 妻がお気に入りだった>

本日の昼食介助(特養入居中の妻の食事介助に3日毎に通ってます)

 

PM12:10に妻のグループの食堂に入ると入居者さん5人車椅子でテーブルを囲んでいた。

妻だけ目を瞑って固まっていたが体幹は真っ直ぐで 首もしっかり座っていたので覚醒状態の

筈だと思った。

 

私の声掛けにも 手を握っても 全然反応はない。

が、私の存在も 声掛けも分かっているが声を出すことも 目を開けることも 体の自由が

きかないからと理解してます。

 

これが妻のアルツハイマー型認知症の周辺症状である失行症なのです

 

幸いの事に一つだけ私の声掛けに反応します~~!!

 

食事介助です!!

 

スプーンでごはんを口に運んで 唇に触れる前に 「ハイ ごはん!」 と言うと目は瞑ったまゝ

なのに大きく口を開けるのです。

私の意思は伝わっていると確信しています。

感情も伝わっているはずだと思って接しています。

 

40分かかって完食・・・しかし、一度も目を開くこともなく帰りの「また来るよ!」の声掛けにも

無反応だった。

しかし、分っているのに身体が反応しなのです。

これが妻のアルツハイマー型認知症の症状だと理解しています