妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

ユマニチュード・・・?

2014-07-21 18:28:33 | 認知症介護

本日の昼食介助で思ったこと

いつもと同じ12時に妻のグループの食堂に到着

テーブルに車椅子で着いている横向きの姿 40m位手前から見えたが今日も小さく見えた

隣に座って、まず無言で顔を見合わせたが表情の変化は見られなかった・・・。

 

「ご飯の時間だよ!!」と声を掛けても反応なし

職員さんは私が来ると表情が違うと言います。

確認したかったが、職員さんたちのことばを信じます。

 

40分かけて8割方食べた

退室まで50分間、目は瞑ったまゝ 声は発しない

帰り際、 「帰るよ・・・!」 と声を掛けても全く反応なし

 

 

昨夜「 NHKスペシャル認知症」を視ました

このなかでユマニチュードというケアの方法初めて耳にした

今魔法のような介護だと大変注目されているそうだが、今妻が入居している施設と何も変わった

ことはないと思った。

 

内容は人間の尊厳を第一においての介護

当然です

どこの施設でも一人の人間として扱われています

 

同じ目の高さで、正面から、手を触れて、優しく笑顔で語りかける と言ってましたが、私は毎回

この光景を見ています

 

そして、椅子から立ち上がる手助けを・・・と言っていた

 

このシーンこの介護方法に対応できる患者さんを選んだのでしょう?!

立ち上がって転倒するリスクを考えると・・・? この件に対してはコメントできません

認知症患者は千人千色です

 

妻は目は瞑ったまゝ、声は発しない、もちろん立つことは出来ません

妻にはユマニチュードなる介護方法何も新しい方法ではないです

この方法で施設でも私個人でも実行しています。

 

サブタイトルの「驚きの介護で症状激変」

私には誇大広告だった

 NHKさん、今回も大袈裟だった、

でも、大いに勉強になりました