妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日の昼食介助で思い浮かんだこと

2014-07-27 18:49:31 | 日頃気になること

家の裏の桃畑 今が旬です

妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助で特養に入居しています 

3日に1度昼食介助に通ってます

 

12時丁度に妻のグループの食堂に入ると 一つのテーブルに入居者さん4人お互い会話も

なく無言で配膳を待っていた。

 

妻は目を瞑ったまゝでまるでお地蔵さんの様。

声を掛けても腕を触っても反応なし。

が、何となく表情に活気があるように見えた。

 

昼食が揃って まず、ご飯から「ハイッ!! ごはん!!」と言ってスプーンで口元まで運ぶと

口を大きく開いて食事を待っていたかのようにスローペースながら完食

 

目を瞑ったまゝなのは まぶたが開けられないのか~~?

試しに左瞼を下げてみると 両目を開けて私を見つめて「ニコッと」したのです(声はでなか

ったが)

手を放すと閉じてしまったが笑顔に近い表情が10秒くらい続いた。

 

もしかして妻は 目を瞑ったまゝでも自分に必要な情報は読み取れるのかも・・・?

50分くらい付き添っていたが話しかけに一度も頷くこともなく帰ぎわに「かえるよ~~。」

言っても目は瞑ったまゝで表情の変化は全然見られなかった。

 

しかし、私が1時間ほど一緒にいたことは本人の記憶に残らなくても私がいた瞬間 瞬間は、

アルツハイマー病に大きく破壊された脳の一部に移ったと思うのだが??

本日の昼食介助で思い浮かんだこと