妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症予防治療に効果があるのか?

2012-05-20 23:41:12 | アルツハイマー型認知症

本日(20日) 私達の町の認知症介護家族会の定例会をおこなった。

このとき 一人の会員の発言 私は始めて耳にした。


それは 認知症予防にはスーパーで の商品を見て歩くのが

効果があると言ったのです。


特に 野菜・果物が良いそうです。


この話を聞いて 私はハット思い出した。

妻が グループホーム入所中の4~5年前 時々スーパーに連れて行った。

そのスーパーは 特に野菜・生花が多く並べてあった。


野菜・果物の天然の に見入っている表情は別人のように生き生きと

していたのを思い出した。


特に キュウリ に見入っていた。

袋詰めの キュウリ を 一つ・一つ120円・120円・・・・これも120円と指差して

いたのは意味があったのだと 今思う。


自然の  を眺めるのは気分を落ち着かせるだけでなく 認知症予防に

効果があるということは 治療にもなっていろ筈だと思う。


あの野菜専門のスーパーに連れて行った時の妻の生き生きとした笑顔が

今 脳裏に浮かびます。

妻の入所している施設

いつも テーブルの中央に色とりどりの生花が飾ってあります。

 


へらぶな釣り日記

2012-05-19 20:48:53 | 釣り

本日のへらぶな釣り

今日は快晴で しばらくぶりの穏やかな釣り日和だ と、

気分よく 午後から釣り場に向かった。


先客が15人もいた。

晴れていたが 以外と風が強く 竿を振るのに手こずっていた。

水面は小波がたって ウキは見づらく釣果は期待できないが

とにかく始めた。


案の定PM1:00からPM3:00までアタリなし。

釣りにならない程の風になったので 夕まずめまで待つことにした。

4時になって釣りが出来るくらいに風は おさまった。


再開してまもなくウキが動きだし 1枚出ました。

写真に収め また餌を打ち始めて直ぐに 同じくらいのがでました。

これで竿納としました。


今日の釣果2枚。

気がついたとき釣り人は私一人だった。

家まで車で5分と かかりません。


信号機も一旦停止の標識もありません。

又 駅まで車で5分です。


車の運転が出来るうちは良いが いずれ近いうちに運転が出来なくなります。

生活が不自由になると同時に釣りも出来なくなります。

それよりも 施設に面会に行かれなくなると思うと不安になります。


老老介護 核家族 独居 身近に感じる年代になりました。

せめて 釣りの最中だけでも頭を空にしたいです。

 


今が見頃のつつじ園妻と15年前に行ったのを思い出した

2012-05-18 23:03:22 | 日記

今日は 午後から晴れ間が出ましたが 風が強くかなり寒く感じた。

冬の着込みで釣りをしました。

夕方になってやっと1枚釣れました。

ウドンセットの1本半の宙釣り。

 

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起きると雨だった。

天気予報は 雨は午前中となっていたので銀行 郵便局の用件を済ませ

午後から釣りに行くことにした。


自宅から街へ行くには阿武隈川の橋を渡ります。

川はかなり増水して濁ってます。


上流は雨量が多かったようです。

この雨確か 15日 17日 今日と(16日は晴れだったと思う)降ったと思う。


15日は 牡丹園が今が見頃ということで見学の予定が雨で中止になった。

私は 須賀川市に移り住んで17年になりますが 一度も牡丹園を見学してません。


妻は一度も行かないで認知症になってしまった。

当市には もう一つ観光名所つつじ園があります。


ここも今が見頃のようです。

ここには妻と一度行ってます。


見事な起伏のある つつじ一色の庭園だったと記憶があります。

妻の入所している施設と このつつじ園あまり離れてない所にあります。

次の面会日に 会話は出来ない妻に まえに行ったことのあるつつじ園ここの

近くだよ と言ってみようと思う。

 


今日も変わりなく夕食完食しました。これで良いのです。

2012-05-17 22:02:20 | 日記

今日の釣り場情報。いつも一緒の釣り友です。

釣り人は9人いました。

ヘラの姿が映ってなくて残念。尾びれだけ。

釣り場に咲いてる小さな花。

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妻が入所している老健に 3日毎の面会に行った。

対面して 声を掛けても視線は合いません。


私の存在を認識できてないからです。

時間が経つと 徐々に分かってきます。


目の前に物があっても (この場合私) 脳のどこかでその物体が

写ってない時間があるように思えるのです。


目の前に私がいるのに 妻の頭の中には私の存在が 「無」 になっていて

突然 私の存在に気付き それまで虚ろだった瞳がスイッチが入ったかのように

生き生きとして私を見つめます。


私でも 目の前にある物に全然気付かず 突然その存在に気づいて驚いた

事があります。


妻は 殆んどの時間 目の前にある物が脳に写ってないと思う。

妻は現在 私の顔がボンヤリか ハッキリと 見えているのか疑問です。


至近距離で食い入るように見つめるのは ピントが合ってない様に思う。

妻の視力は測れるものなのか。調べてみます。


今日も声を発しないので会話は一方通行だった。

食事は全介助で完食しました。

一番最後だったです。


今日も無事過ごせたと納得します。


服薬を続けていたらと悔いがあります

2012-05-16 21:44:31 | 日頃気になること

悔いのない介護をと 心掛けてきましたが 心残りのことがあります。


アルツハイマー病と診断されて以来 6年間服薬してきた

アリセプト・セロクエル 平成21年2月に止めて今日に至ってます。


服薬期間中 どの位効果があったかは知ることは出来ません。

止めてから 著しく悪化したとも思えないです。


やめた時点で 食事・入浴は全介助歩行は出来なかったです。

時々ですが もしかして治るのではないかと思わせる行動。

症状が改善されたような言動をとる日があります。


服薬を止めてから3年余り経ちます。

服薬を続けていたら と悔いがあります。

が、この3年間 特に悪化したとは思っていません。


むしろ 治るのではないかと期待を持たせてくれた言動もありました。

ですが ここ暫らく あの笑顔が見られないです。

オニギリも 手に持ちません。

 

3日毎の面会 今日は笑顔が見られるのかな

オニギリは手に持つのかな

と淡い期待をもって施設のドアーを開けます。

今日も無事完食できたと納得して施設を後にします。