害獣駆除のハンター数人、山から獲物を引きずって帰った来た。
谷間の段々畑の際が、山に入る人たちの駐車場所になっている。
ビニールハウス設置の手を休めて獲物を見物に行った。角がないから雌だろう大きな鹿である。
リーダーらしい若いハンターが「おじさん鹿の足いるかい?」と聞いて来た、意味を解しかねていると「焼肉にしたら旨いですよ」
という。一本いただくことにする。
切れそうななナイフを鞘から抜き、手際よく毛皮を剥いで簡単に右後足を外し、ずっしり重い肉の塊ごと「焼肉のタレに漬けたら美味しくなりますよ}と渡してくれた。
設置中のビニールハウス